正真正銘無個性少女! ヒーロー目指してやったるわぁ!! 作:めありい
初投稿です!
評価、アドバイス、誤字報告などなど諸々よろしくお願いするわな
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死んだ。
いや、テストとか冗談とかそういうのじゃないよ?
自慢じゃないけどテストは古典、現代文、幾何、代数、英語、歴史以外大丈夫だから……………ぁあんまり大丈夫じゃないな、やばいな、
いや、そうじゃない、話が逸れたな。
とにかく私は物理的に死んだっぽい、なんて言われても困るよね
『こいつ何言ってんだ』って奴正直に手ェあげい!…うん、虚しいだけだった
状況を説明しよう!
珍しく朝早く目が覚めた私はのんびり朝食を食べてのんびり学校の準備をしてたのだ、しかし外出3分前にゴミ出しの日だったと思い出して急いでゴミをまとめて家を出た。
そこでトラックにバッタリ遭遇!!
ベタだ!!ベタなやつだ!!!
そしてまとまる君の消しピンの如く撥ねられた私は当たりどころが悪くて死んでしまいましたとさ。
めでたし、めでたし。
じゃねぇわ
何これ!?何この展開!?おかしくないおかしくない?
は?何で死んでんの?何で意識あるの?
死んだら状況説明なんざ出来んよね!?
とにかく五感だ五感!
うーん改めて違和感がすごい。見事に何も感じない。やっぱ死んだのかな。つか死んだよね?
教えて!銀八先生!!!
「何やうるさい奴っちゃの」
…あんた誰やねん
「ゴットです」
…
「…」
「…グスッ」
ああごめん泣かないで!みんなには言わないでいてあげるから!
黒歴史なんて広めないから!私にもそういう時期あったからさあ!!
「…いやマジじゃマジ」
…マジ?
「マジです」
マジか
「認めるの早」
状況的にね。それで何の用でありましょうチクワ様。
「うむ、時間もないのでもう説明するとしよう。単刀直入に言えばお前さんは死んだ。何か質問は?」
めっちゃあります。
「よし、話を続けよう。」
聞けじじい!!
「お前も聞いたことはあるだろう。神様転生というやつだ。」
無視かよ。
それにしても…ん?神様転生?あのご都合なやつじゃんマジであるんだ。で?それがどしたん?
「お前もこれから自由な世界に転生できる」
はーなるほどー
マジですか?
「マジです。では早速選んでもらおう。お前さんが望む世界のイメージをそのままっていうのは正直難しいしめんどいから物語に出るやつで選んでね。」
おいお前本音出てたぞ
…にしても転生かー現実味がないなー
普段からネット小説は好きだったから馴染み深いけど、早々に死を認めちゃうあたり私人生捨ててたのかもなー。
いや、鬱な意味じゃないよ?断固違うから
私の人生はほぼごく普通…とは言えないか…両親が他界してて生活保護費で生活している学生だった。とは言ってもコミュ障だったけど普通に友達もいたし、それ以外ではありふれた学校生活を送っていた。コミュ障だったけど(二回目)
こんな早く死ぬとは思ってなかったなーギリギリ親不孝ではないよね?
で、世界選ぶんでしたっけ?妄想なら私の得意分野!!
勉強に妄想という教科があれば世界一の点数を取れることでしょう!!
というわけで、もともと夢見ていたやつがあるのだ。
「『僕のヒーローアカデミア』の世界でお願いします」
「おっけぇ…じゃ個性は?」
「無個性で頼んます」
「おけおけりょーかい無個性ね…て、え?…無個性かいな?」
はいそうですが何か?
まあ耳を疑うのも仕方ないだろう。あの原作において無個性は差別の対象だ。
だが私は知っている!!!
そういうところからスーパー主人公は生まれるものなのだ!!
無個性万歳!!!(ただのバカ)
「…お前さん面白い奴っちゃの。だがそれだとやっぱり…そうじゃそれならお前さんぴったりの特別な特典をやろう」
え?いらんてそんなん!無個性な意味無いやないか!
あたしゃゼロから頑張るんだよ!
「ははは、安心せい。お前さんの力には直接は関わらん。
──────主人公補正、知っとるよな?」
あ、なるほど、もらっときます。
こうして私は無個性のまま、ヒロアカ世界に転生するのだった。
『俺たちの戦いはこれからだ!!』(フラグ)