正真正銘無個性少女! ヒーロー目指してやったるわぁ!!   作:めありい

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かっちゃんの感情描写していると胸が痛い作者です。。。
実は私にもかっちゃんみたいな経験がありまして、、、
自分がすごいと思ってた痛い時期が私にもあったんです
色々現実に気づいた私はそれはそれは醜く泣いたものでふ
今思い出しても恥ずかしい…

タグに『多視点』を追加したよ〜!



ほれっ、魚嫌いのチビっこ共! 食卓に並んだものは残さず食べるんだぞ〜!…んっ?何?トマトゥ?いやいや、、、だってあれ食いもんじゃねーし…ちょ、ま、マジで! つーちゃん死んじゃう!死んじゃうからああ!!

やっはろー!

無個性美少女ツルギちゃんだぇーー!

 

今日は待ちに待った入試当日なのだ。

ただいまの時刻は7時半、つまり、、、

 

「遅刻すりゅぅううう!!!」

 

舌が回らんわな!

マザーに一度起こされたはずなのに二度寝しちまったぜい…家を出る時間になって呼びに来たマザーの悲鳴で目はぱっちり!

 

40秒で支度して家を出ました…

 

何とかギリギリ電車には間に合ったぜよ。こういう補正はちくわ大明神に感謝しなくては…いやそもそもの二度寝の原因がチクワな気がしてきたぞ…!

フッそうさ!! これは僕のせいでは無い! 断じてないのだ!! 無いったら無い!

 

今日の僕の服装は急いで準備したから結構適当。まあ、普段から動きやすい服ばっかしか着ないから問題はないんだけども。

…にしても人が多いなー

実は僕、割と方向音痴なところがあって駅から学校までのところはナビに頼る予定だったのだ。まあ様子を見る限りその必要もなさそうだけどね。周りを見てみたが主人公は見当たらない

取り敢えず中に入る。

アニメ見た時も思ってたけど、めちゃ広! この敷地内、僕は何十周走ったらバテるだろうか…今度試してみたいなあ…

 

午前の筆記試験、社会の記述とか途中から自分でも何書いてんのか分からんなったけど手応えはありますぜ、旦那

昼飯にマザーが作った赤飯おにぎりを頬張りながら自己採点を終えた。

赤飯うまうま

マザーは試験を受ける前から激励の意味を込めて一足先に赤飯を用意してくれたのだ。受かった時も赤飯が待っていると思うと午後の試験へのやる気も出てくるよ!

 

まだ少し時間があったので携帯の電源を入れてみる。

うわっメールめっちゃ着とるやんけ…んーなになにー?

…おっサヨちゃんからだ!

実は、引っ越してから5、6年くらいの時にネットで気が合った人にあって見たらサヨちゃんだった!ってなことがあったわけですよ…

 

あの日、出会って早々めちゃくちゃ謝られた、んだけど何のことかさっぱり…

そう言って理由を聞いてみたら『マジか』って言われただけで教えてもらなかった泣

結局何だったんだろ…すごく見離された気分だ

 

 

ピーンポーンパーンポーン

 

うぉっアナウンスだ…メールの中身確認できなかったけど説明会場に行かなくては…! ごめにょんサヨちゃん! 後で必ず見るから! だから見離さないでね!

 

 

***

 

 

 

 

ふあぁ眠かったー…少しだけ寝てしまった…

人の説明聞くの慣れてない…

確か『制限時間10分くらいでポイント制のロボット破壊』、とかだったと思う。

説明会場で一悶着あったみたいだけど無事終わり、僕は割り振られた受験会場に向かった。僕はBだな。

 

と、そこで気づいた。

 

 

 

———あれ? 僕、刀は?

 

 

…わ、、、わ、、、、わすれたぁ!?

え、、、えっえっ、、、え!?

い、一旦落ち着こう、、、整理だ整理!

 

えーと一番新しい記憶で考えると、電車の中で持っていた記憶が無い、となると、やっぱり家に忘れたみたいだ

なんか使い慣れ過ぎて自分の体と一体化してるぐらいの気持ちでいたから完全にど忘れしてたのかも

つか、もしかして結構まずい事態?

いや、大丈夫だ、やることは結局変わらない。刀が無くてもスデゴロ時対策として鍛えておいた足技がある。刀を使う時よりスピードは落ちちゃうけど計画してる分の点数は大丈夫なはずだ。

 

計画というのは、もちろん、僕の少ない原作知識を活かした、『ポイントと時間の配分計画』だ。僕の目標はヴィランポイントが60、救助ポイントが10。原作のかっちゃんってたぶん80ぐらいだったと思うから一位を避けるならこれが妥当。

ヴィランポイントを多めに見繕ってるのはちゃんと理由があって、無個性が理由で、合格をはねられたりしないようにと考えてアピールだ。ま、無いとは思うけど念のためね?

そのポイントを取るためには、最低でも15秒に一体ずつくらいは破壊しないといけない。ポイント配分や、救助ポイントのことも考えながらやらないといけないから大変だ。標的を探す時間とかを考えると結構ギリギリ。でもできないわけじゃ無い。15秒あれば200m弱ぐらいまで走れるんだからいけるさ! よし! ダイジョブ!

 

ぷるるるるるるる

ぷるるるるるるる

 

にょーん!? 電源切ってなかったぁ!? けーたいけーたい! 誰から!?

 

———oh マイマザー…!!

 

なんてタイミングにかけてきてんだ全く! ——十中八九忘れ物の件だろうし無視したいところだけど、マザーは歴代最強と畏れられる心配性モンスターなのだ…

僕が前髪を自分で揃えようとした日には連想に連想を重ねて、果てにはサンマを食卓に並べないとすね毛がボウボウになるとまで想像したほどだ。なんか何言ってるのかよく分かんないね! まあ兎に角ヤバいんだよ!

そういうことで、僕はこの電話で僕が大丈夫であることを伝えなければならない。

 

ピッ

 

よし、スリーコールもしないうちに出たぞ…ここからは慎重に言葉を選んで…

 

『ハイスタートォ!』

 

——クッソがっ…!!

審判のマイク先生の合図に反射的に反応し、走り出した。

マジでタイミング悪すぎるよーんママン!!

走りながら携帯をイヤホンモードにし、ロボを見つける。そして回転して蹴りで頭部を破壊。此奴らは頭部を壊せば動けない。ここまで10秒弱。まだみんな入り口を出たところみたいだけど、構っている暇はないのでロボを見つけに再び走り出す。最後の方とかでロボが見つかんなくなるとかになったら詰むから最初からスピードMAXで時間配分を前倒しにしておかないと…!

そこでマザーが話しかけてきた。以下、ご覧のスポンサーの提供でお送り致します。

 

マミー『へーい!!マイどーたー!!! 家にあるこの刀はナンデスノー! 』

つーちゃん『ノンノン、ぼんじゅー! それは予備の刀でーす』

マミー『おうまいゴーン!! 嘘おっしゃい! 我が魔眼に狂いはナッシング』

つーちゃん『ちゃうちゃうちゃうわな今僕が持ってるのが予備ー!』

マミー『にょーん!? じゃー今の電話迷惑だった系!?』

つーちゃん『ちゃうちゃうちゃうわな今は休憩だから気にせんとこよー!』

マミー『にょーん!? じゃー今の休憩時間潰しちゃってる系!? 』

つーちゃん『ちゃうちゃうちゃうわな今は休憩時間長いんけー! 』

マミー『にょーん!? じゃー今からちょいとお話ししよーぜマイどーたー!』

つーちゃん『にょーん!? …ま、まあええよ、ダイジョブやで…』

 

試験中だなんて言ったら倒れちゃうからね、誤魔化すの大変。

世話のかかるマミーだと深く感じました、まる。

結局試験が終わるまで会話を終わらせてくれないマザーであった(泣)

 

話しながらだったから秒数数えられなかったけど大丈夫だろうか…

チクワのみぞ知る

そう言えば最後の大揺れの元が壊されたみたいだけど、主人公同じ会場だったのかぁ…忘れ物に動揺してて全然気付かんかったわ。

途中で全然道が分かんなくてがむしゃらに壊しまくったのだ。奥に来過ぎてしまったのだろうか、出口がわからんぜよ…周り誰もおらんし…助けて誰かー!

広すぎるってばここ!

 

その後現れたちっこいお婆様に手を引かれ、内心半泣き状態だったつーちゃんは無事生還いたしましたとさ。

 

つーちゃんはその時のことを後日こう語った。

『ばー様がまるで天使にみえた』と…

 

 




ばー様の天使…や、やべえ、想像しただけでも吐き気が(ry)

感想待っとるぜええ!!!
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