正真正銘無個性少女! ヒーロー目指してやったるわぁ!! 作:めありい
さあ!なんなりと責めるが良い、諸君!
今回は流石の私も言い訳はしないさ!
最高記録だからなぁあ!
なんかもう速度重視やめますですハイ…
この先実行し続ける自信が波平さんの毛髪の長さくらいしかない
あ、それと、タグ付けしてある通りこのお話はオリジナル展開ですので、原作とかけ離れまくることがこれから先で多少あるかと。作者は原作大好きなので変えないところは変えませんけどね!
(実を言うと、原作の葉隠ちゃんがマジで内通者なんじゃないかと最近思い始めたので、もしそうだった時のための保険です)
「……朝ですか…メンテナンスを始めなくては」
声の主はそう呟いて寝台から足を下ろす。カーテンを開けてみればまだ日は登っていないが、空は薄っすらと明るくなっている。
「新作のベイビーの調子はどうでしょうかね〜」
何やら図面の描かれた書類やら機材やらで散らかった部屋。鼻歌混じりにも少女は僅かな足場を器用に渡り歩き机の位置に到達する。
「さて、今日の確認事項はーと…おや、今日は連絡をとる日でしたね。危うく忘れるところでした」
少女が何かを作動したのだろうか、一見何でもないように見える引き出しから板状のものが複数展開される。彼女はヘッドホンをつけながら電源を入れた。
ヴーヴーヴーヴー
カチッ
『おはよう』
生きたままのような造形の手を顔に貼り付けた、怪しげな風貌の男が映りこんだ。
「おはようございます」
『雄英には無事に入れたようだな』
「ええもちろんですよ。これでも先生の研究に一役買っているのですから」
気味の悪い機械音声に物怖じもせず、寧ろ自慢気に話し出す少女には一切気遅れした様子はなかった。
『そうかそうか。じゃあ早速本題といこう。こっちも何かと忙しくてな。連絡事項は手短に頼もう』
「それもそうですね、私にも登校時間というものがありますしね。」
先方はどうにもせっかちだ。彼は何が愉しいのか、飄々した気配が抜けない。
「今日は教師用のカリキュラムを取りに行くのでしょう? 詳しい時間帯と人員の把握がしたいのでしたら私に任せてくれれば良いじゃないですかー…私のベイビーで、ハッキングならちょちょいのちょいですよ?」
『ああ、その方が楽ではあるな。だが、お前のハッキングじゃあ証拠も残らねえだろ?』
少女は男の真意を測り兼ねる。暫しの逡巡の後、相手の性質に思い至り納得の声を上げた。
「…?……ふーん、なるほど、わざわざ派手に行って宣戦布告ってとこですか」
『ふ、話が早くて助かるよ』
「弔くんは相変わらず趣味が悪いですね〜」
『お前がいうなよ、変人』
「口もほどほどにしてくださいねー、それでは私は学校の準備があるので」
『ああ』
トゥン
小気味良い音を立ててモニターは収納されていく。少女は何も無かったかのように愛する機械たちを弄び始めた。
***
今日の普通授業。特に寄を衒ったものもなく、これからは日常となるであろう時を過ごしていた。クラスの者達もその多くがこの場に馴染みつつあった。
「今朝のマスコミ凄かったねー」
「それ!!ちゃんと受け答えできたか不安だよー」
突如押し寄せたマスコミによって校舎の正門では登校時の生徒を巻き込んだトラブルがあったそうだ。ちらほらと聞こえるそんな会話に多くが共感の意を示していた。
「時間だぞーお前ら。席に着け」
ガラガラと音を立てながら開くドアから1人の草臥れた男が入ってくる。
つい先日の件で彼を厳格な教師として認識していた生徒達はその声を聞き動き始めた。
「昨日の戦闘訓練お疲れ。Vと成績見させてもらった。」
生徒に緊張が奔るが、彼は予想に反して一部の生徒に叱責と激励をするのみだった。尤も、その双方を受けた生徒は肩を跳ね上げたわけだが。
「さて、ホームルームの本題だ。急で悪いが君らに…」
解けた緊張は再び戻る。
「学級委員長を決めてもらう。」
「「「学校っぽいの来たー!!」」」
一瞬にして騒然とする教室。学級の役職など雑用扱いされるのが定番だが、ことヒーロー科に限っては異なる。誰もが挙手し、自己を主張した。
そんな中、己の腕を聳え立たせながらも投票を発案したものが一人。眼鏡を掛けた実直そうな生徒だ。
自薦ありの投票に意味を問うものもいたのだが、
「時間内に決めりゃ何でもいいよ」
と言う無責任な担任の鶴の一声で取り敢えずは投票を始める。
結果としては、緑谷出久に三票、八百万百に二票で、其々が委員長と副委員長に治った。いざ選ばれた委員長と言えば戸惑い過ぎて挙動不審になっていて、横に並んだ副委員長はそれを頼りなさげに眺めたのだった。
***
いやっふぅーー!
なんかいろんな意味で久しぶり!皆!
今日も今日とて寝坊したつーちゃん、マザーに誓った三度目の正直は果たせずーん
二度あることは三度あるの方が合ってたってわけだにょ!
今日も今日とてマザーに尻を叩かれながら家を出る。忘れ物はー…多分あるけど大丈夫大丈夫!なんとかなる!朝から張り切りマックスまーん!
今回も電車はギリギリ、流石に遅れちゃ拙いかなーと思って電車のドアが開くと同時に飛び出す。小走りに行くとわりかし直ぐに学校は見えた。三度目にして漸く通学路を覚えたのだ。
フッフーン!もう通学路で迷子になどなりはしない!これぞ三度目の正直と言うものよ!!
お分かり頂けただろうか。この時つーちゃんはとんでもなく調子に乗っていたのである。それはそれは暴れ馬のように。非リアの友人にマウントを取る恋人持ちのように。
『思い上がった愚か者どもに制裁を下し、身の程を分らせてやる』と言うイベントへのフラグは、既に悠々と立っていたのである。
***
な、ななな、な何ということだ…!
何だあの人混み地獄は!!
い、いやだ。僕は、僕は絶対にここを通りたくない…!ガチャで爆死する方がまだマシや!
大体なんで高校の校門前に人ゴミがうじゃうじゃしてるん!?
こんなトラウマルな光景見たら、かのスパルタ王、レオニダスでさえ諸手を挙げて降伏することだろう
例えそうじゃないとしても僕は300の戦士なんかもっちゃいないのでスタコラサッサさせてもらうとしよう!
「あ!あなた雄英生よね!?取材をお願いします!!オールマイトの…
「う、」
「ど、どうされました?」
うぎゃあああああ!!!
僕はこの日を忘れることはないだろう(諦念)
人見知りを舐めちゃああかんでぇ
初対面アレルギー症候群!!
それはそうとて
USJ編書きたい……