正真正銘無個性少女! ヒーロー目指してやったるわぁ!! 作:めありい
だから頑張る!
頑張って急ぐ!
そして夢のアオハル生活をして書きまくるのだァァァア!!
どもども、
チクワ大明神こと転生の元凶くそやろう(笑)に日々振り回されるツルギちゃんでーす!
まず最初に近況報告ー!
無個性発覚日から数日。僕はマザーに、幼稚園や習い事以外での外出許可を条件付きで勝ち取り、めっちゃくちゃ鍛えまくったのだ。
ん?今まで何でやらなかったかって?
そんなん決まっておるではないか
マザーが天性の心配性なのだよ
一人での外出なんて以ての外!
僕は幼女だぞ?
多少めんどくさく感じることもないこともないが、僕を心配してのことだし、不満はない。
むしろ僕の為を思ってのことだし、どちらかといえば嬉しい方だ。
ただ、やりにくいかと言われれば、そうではないとは言い切れないような気がしないでもない。
そんな心配性モンスターなマザーが条件付きとは言え一人での外出を認めた
流石のマミーも無個性の発覚した娘に夢を追わせず縛り付けるような行動には気が引けたのかも知れん
必死に訓練する為の大義名分はばっちしゲットした
社会的に無個性が発覚して早一年弱。
今日、僕はマザーに連れられて買い物なのだ。最近生活に余裕ができてきたのと、小学校入学に必要な道具とかを一式揃える必要も出てきたのが理由で特別にショッピングにトュギャザーなのだ。
生活に余裕ができたとは言ってもやっぱり大きな買い物なのでまずは銀行に行かなきゃなのだ。
そう、この時既に僕は勘付いておくべきだったのだ。
『銀行』
というフラグに
ん?なぜフラグかって?
だって今までか明らかにイベントが少なさすぎたもん。
確かに僕の精神的ダメージマックスな事件は多々あったけど、世間では何ら問題になってない。
あのチクワがツバつけてる世界なんだからそろそろ何かないとおかしい、とそう感じるべきだったのだ。
そしてお約束のように、到着した銀行には銀行強盗がいらっしゃいましたとさ。
ふざけんなぁああ!
くっこれがチクワの策略と分かっていながら、歯向かえないとは…!
呪うぞチクワ
ただ全く対策してなかった訳じゃ無い。
もしもの時のために何度もシミュレーションしたヴィラン遭遇時の確認事項を頭の中に入れていく。総勢だったり、出入り口や、人質のいる位置であったり、項目が多い上、緊張して少し時間がかかる。それでも時間にして一拍ほど。初めてにしては上出来かもしれない。
いずれはこれを一瞬、もっと言えば、行動しながらでもできるようにならなければな。
唯一、救いがあるとすれば、今回は幼児の見た目というハンデが効いているということだろう。ヴィランが僕を敵として認識しないからだ。
今後はこれが通用しなくなっても問題ないようにしなければ。
マザーが僕を庇おうとするけど僕は大丈夫!
僕はYDKだからさ!!
マザーの手から逃れマザーの前に立つ
「何だガキ?」
モヒカンなヴィランの一人が話しかけてきた。
今時流行んないよ?
なにその髪型わはは
モヒカン君の声を聞いて銀行内にいた職員の一人が「ひっ」と悲鳴をあげる。
「そこのガキンチョ!逃げなさい!!」
いやそれよりモヒカンの顔から目が離せない。
なにあれ、おでこの真ん中にハートの刺青入れてやんの、わはは
笑いそうになるのを必死に我慢する。なお、表情筋は例の通りおサボり中だ
「おうおう怖えのかチビ?ひゃひゃっ!」
まずい、ツボに入った。この人笑う時におでこにしわ寄るんだよ。お笑い芸人に転職しよーぜオッサン!
「よし、人質はこいつで決まりだ。車を用意しろ!
さもなくばこいつを…フガッ!?」
セクハラ、ダメ、絶対。
この野郎僕の真っ白い細腕を掴んできやがったぜ。
いいか?僕は下品な輩には容赦しない主義なんだよ。
因縁があるもんでな!!
鳩尾に細腕を粘りこむように入れた。僕の腕は刺し込まれるように入っていく。痛そう(小並感)
他のヴィランはまだ状況が飲み込めてない感がある。
まー無理もないか
面倒にならないうちに片付けちゃえ!!
我が腕の恨みーい!!!!
(※ただの八つ当たり)