正真正銘無個性少女! ヒーロー目指してやったるわぁ!! 作:めありい
おはよーみんなー!!
久しぶりではないかー!
かれこれあれから7年が経ち、中学校に入ったよ!
さて、まずはあの事件の後からの話といこう。
なんやかんやでお偉いさんに気に入られてしまったつーちゃんは無事、戸籍を変更致しましたー!
性別は男、名前はそのままで苗字が渚から薙崎に変わりましたー
…あんま変わってないな…
お偉いさんの気遣いで家賃安めの他の家を紹介してもらえたのだぁ。
ママさんもハッピーモードだったのだ。
ただ、性別を変えたいと言った時、某犬顔のお偉いさんに事情と理由を話したら、「性別隠しても意味ないんじゃねぇのかい、バカじゃね?」との指摘を遠回しにに受けた。たしかによく考えてみても、犬顔さんの言ってたことの一つ一つが正鵠を射ていて自分でも意味ねーじゃんバカだなと思ったわけである。
戸籍はもう変えちゃったし別にいいけど、今後、生物学上でのほんとの僕の性別はバレてもいいかーってなりますた。
まあ一人称には慣れたし面白そうだから変えないけどさー
とまあ、そんな感じで戸籍の件は終了。
マスゴミーズの方は、犬顔さんが手を回してくれて、
『齢五歳の無個性の少年がヴィランを沈静化させた』
という、ただそれだけの情報を流すように仕向けた。
全然だめじゃん。性別以外バレてんじゃん。事実じゃん。
まあ無理も無いかもしれない。あの日は目撃者が多かったので仕方なかったのだろう。
顔が報道されなかっただけでも奇跡かもなぁ
マスゴミーズは容赦ないからなー
無個性がヴィランをどうとかって話にしばらくはメディアがうるさかったし、無個性に対する世論にも多少の影響が出てたみたいだけど、僕にの知ることではなかった。これでこの事件は一件落着。
3ヶ月もすれば周りも落ち着いていた。
もう犬顔さんがチクワより何億倍尊いわ
そしてまた時は戻るが、某モヒカン爆笑事件の数日後、マザーから「つーちゃんマジでヒーロー目指してるからね!今度紹介したい人おるんよ!」
とオッサンを紹介してもらいますた。
なんかママンの兄貴だそうで。つか親戚いたんかいって当時は思いますだぜ。
話し忘れてたけど、ママンの個性はやっぱり切る個性だった。とは言っても手の一部が剣みたくなるぐらいで、しかも範囲が狭い。
言っていいのか微妙だけど正直しょぼい。没個性だ。
オッサンは無個性だったよ。マザーの世代では言うほど珍しくもない。でもね、なんとオッサン剣術できたのだ!
なんでもオッサンとマザーが小さかった時から、切る系の個性を持つ家族に影響されて剣術やり始めたらしい。
めちゃくちゃ強い。
剣教えてもらった。和風の。あっそれ剣じゃなくて刀かも。
7年経った今でも謎の多いオッサンだけど仲はいいぜ!
でもねー、あれだよ、ヒーローってさ、切るというより大体殴るじゃん。血が飛び散ったりしたら人気出ないかもだし
刃物を武器にするヒーローもいないことはないけど、メジャーな人たちはみんな違うんだよね
まあそんなことは気にしなーい!
かれこれ7年間小学生生活の傍ら、めっちゃ頑張ったのである。
結構強くなったと実感できる。
無個性というハンデも、武器を使えば少しは補えよう!!!
って言ってももちろん素手でしか戦えない時用の対策は必要。
相手はあのチクワだからね。どんなフラグにも対応する心構えでなければ…!
僕の素手での戦闘スタイルは基本足だ。脚力の方が腕力より強いのは結構知ってる人も多いと思う。でも多くのヒーローとかヴィランが拳を使うのは何故か。それはズバリ、バランスが足りないのだ。足を使う時は片足で立つか、飛び上がるかしないといけないから安定しない。それに、不安定な体勢から次の攻撃を繰り出す時に柔軟性が必要になってくることは多い。だから拳の方がやりやすいって人の方がいっぱいいるのだ。
でも僕は違うのだぁ!
小さい頃から柔軟性は自分でも気持ち悪いと思うほどついてるし、バランスも割といい。バランスがいいって言っても常人で手に入る程度しかないのだが、柔軟性でカバーしている。
この身体能力に合わせて、刀の使い方も知ったのだ。
結構強くなってる実感がある。
鍛えたのだ、7年間!
個性持ちとの差をカバーするのは難しいからね。
かなりガチで頑張った。
褒めてー!!
そして今、僕は12歳。中学一年生だ。
未だに原作との関わりナッシング
早く主人公たちに会いたい!!
チクワー僕の邪魔は今後とも許さんからなー!
無個性ヒーローなったるでー!!
以前書いておいた、ツルギの家の大量の書物ですが、このオッサンの所有物だったものです。
犬顔のお偉いさんは原作に出てきますけど、つーちゃんバカなので忘れてます。
勉強面はチクワ補正でどうにかなっているようです。