転生記SGGサイバーフォーミュラ 作:スライムパンティ
「グレファール選手ーーっ!一言だけでもおねがいします」
富士岡での新条選手のデビュー戦へ観戦というか、ビットに入っていいって言うから、来たのはいいけど、俺は出ないんだから出場選手の所へ行ってください、って何度も言ってるのにしつこい方々
「それじゃ~これから予定がありますんで、失礼しますね」
そう言って、奥へ逃げ込む気分転換に各チームを遠目に眺めながら散歩もロクに出来なくなってしまった
「グレファール君、何をしてたの?新条君の激励に来たんでしょ」
女王様は相変わらず平常運転です・・・うん
「他のチームを見て見たかったんですけど、蠅がたかり過ぎて嫌になりますよ、あ~あツマンネー」
「そう、それで目ぼしい所はあったのかしら?」
「そうだね、まだ見てないけど気になってる所があるかなぁ~」
「貴方が気にしてるのは新条君のなんでしょうから、しっかり勉強していきなさい」
「イエスマム!」
とは言え俺が気にしてるのは隣のチームだ、ウチのチームの隣がスゴウチームなので、さっき関係者の方に挨拶したんだ
もっと怖いかと思ったけど、ドライバーの日吉さんは、俺の事を知っててくれたみたいで、軽い挨拶を交わせた
とは言っても、やっぱりアスラーダは到着してないみたいで、俺が離れると罵声を響かせていたので、やきもきしてるのだろう
テスト走行を終えて、新条さんはメカニックにいくつか指示を出した後、女王様の激励を軽く流して、俺の所へ来る
「お疲れ様です新条さん、調子良さそうですね」
「まぁ~かなりいい仕上がりになって来てる、・・・・けど1度もグレファール君のラップを超える事が出来ずに、この日を迎えてしまった事で、少々ナーバスになってるのかもしれないかな」
「アンダーステアの指示を出した時のですか?、あれならスグに調整出来るっすよ」
「相変わらずだな、見てただけで分かるのか?」
「ブースト加速の時に不完全な感じになってたのはアンダーステアなのは間違いないです、原因も予想ができやすいでしょ?」
「そうだな」
そして俺は新条さんの手を引いて、物陰でヒソヒソと問いかける
「それで女王様からタイムの事で結構言われてるって聞いたんですけど、大丈夫なんです?」
「おまっ!た・確かに色々言われているが、君の言う程言われてはいないよ、その女王様呼ばわりが不味いんじゃないのか?」
「やっぱそうっすかね?」
「大人をからかいすぎなんだよ君は、おかげで俺にまで被害が来てるんだぞ、気を付けてくれよな」
「サーセン」
その後、隣のブースが騒がしいので、覗きに行くとアスラーダが到着したのはいいが、登録システムのせいで、大騒ぎしてる
声をかけたかったが、別チームだし関わるのは不味いので、そっとしておく、その日の日程をすべて終えて、チームがホームへ戻る中
「新条さん静かになったし散歩行きません?」
「悪くないな、俺も行く所だったんだ」
俺の持ってる機材で何をするのか分かったんだろう、一緒にコースへ出て散歩する事に
「あら、2人共どうしたの?もうクルーのみんなはモータホームへ引き上げたのに」
「コースの下見ですよ」
「あら、新条君にしては慎重ね」
「レースに油断は禁物だ、それと気になるマシンが一台がある」
「ひょっとしてスゴウアスラーダのニューマシン?・・・・まさか、弱小チームのマシンが?それともグレファール君を気にしてるのかしら?」
「スゴウアスラーダのニューマシン、さっき遠目に見たがアレは相当速いと思う」
「そう?グレファール君から見て、スペリオンと、どっちが優れてると思うのかしら?」
「遠目に見ただけって言ったじゃないですか、それにドライバーは日吉さん、どうなるのかは楽しみですね、ただ弱小ってのは否定できないが、足元を救われない様に努力するのは至って当然の事ですよ」
「あら、貴方にしては弱気な発言ね、けど大会前に変な詮索をして新条君の足を引っ張るのだけは辞めて頂戴ね」
「イエスマム!」
そのまま、女王様はモーターホームへ戻って行き、日暮れを背にして俺達は言葉少なげにコースの下見を続けた
「さっき話してたスゴウアスラーダだが、詳しく教えてくれないか?」
新条さんは、俺の視点から見えた感覚と自分の感じている感覚のすり合わせをしたいと思って聞いて来た
「多分新条さんと同じ事を考えてますよ、ドライバーが持ってる第六感?的な感じで肌がヒリヒリとしてる、理由なんかないそうでしょ?」
「ああ・・・」
最後まで新条さんに付き合って、コースの下見をした後、横目にスゴウチームのモーターホームを覗き込むと、少年が走り抜けていくので、とっさに躱す
「おおっと!」
「すいません」
ハヤトと初接触した俺はテンションアゲアゲだけど、多分彼にとっては一大事なのだろう、登録システムのせいで明日の大会に出れないかもしれないんだから
そのまま顔を合わせて、ハヤトは俺の方を見ると
「も・もしかしてグレファールさん?」
「およ?俺の事知ってんっすか??」
「僕と同じ年・・・それでもう既にスーパーライセンスを取得したって、ニュースで沢山見ましたから、それよりもどうしたんです?」
「散歩だよ、昼間はうっとーしーー連中のせいで、満足に散歩もさせて貰えないからさ~、暇なら一緒にどお?」
「はい!」
俺達は観客席の方へ歩いて行き、観客席の高い席の所でジュースを飲みながら
「ジュースありがとうございます」
「いいって、最近同年代の人と話す機会も無くって、ちょっと楽しいんだ」
話してるうちに、少しはお互いの距離が縮まった感じになって来た所で、ハヤトはアスラーダの登録システムの事や、ドライバーの日吉が抜けてしまった事を話し始めた、警戒心薄すぎね??
そして
「グレ君聞いてもいい?」
「ん?」
「グレ君はどうしてサイバーフォーミュラの選手になったのかなって」
「う~ん・・・そうだなぁ、俺の理由としては、地上最速のレースだからってのは、マスコミに答える時の返答で、本心は、ワクワクするからかな」
「ワクワクするから?」
「サイバーフォーミュラってのは、外部から見ても内部から見ても、発展の余地がめちゃくちゃあるんだよ、選手もナビゲーションシステムもマシーンも全てにおいて、発展の余地が有り余ってるんだ、何処でもいい1つでも飛び出た発展をしたら、直ぐに誰も届かない場所へ走り抜けるだろうね、けど発展の余地はめちゃくちゃあるんだ、速攻で先頭を走ってるつもりが真っ逆さまって感じにね、それを考えるとワクワクしないか?」
「へぇ~そんな風に考えてるんだ、そう言われると楽しそうだね」
「だろ?一体どこまで技術躍進がされていくのか想像も出来ない、その中で色々サイバーにもバイクとかボート他にも色々ある中で、何でサイバーフォーミュラなのは、サイバーの世界が、サイバースポーツの中心になっていくと確信が持てるからかな。確かに性能の高すぎるドライバーサポートシステムによって、ドライバー本人の技術力は大してウエイトを占めない様にはたから見ればそう見えるだろう。けど実際はとんだ大間違いなんだよ、発展途上故の確執苦悩様々な障害が無数に立ちはだかって行くと思う、発展途上故に道は無限に近い程に、手の届く範囲に沢山あるんだ。会社の規模や選手の質、他にも色々勝つ要素はあるんだろうけど、現状特に大した差は無いんだ、なんたって発展途上だしな!」
「へぇ~グレ君は本当に好きなんだねサイバーフォーミュラが」
「そうだな、俺なんか数か月前まで帰る家もない乞食みたいな感じだったんだぜ、俺が最初に作ったマシーンで人目を引いてから、その次に会社に乗り込んで選手にして貰おうとかって考えてたんだ、まぁ~実際は逆に向こうから誘いを受ける事になって、計画は頓挫したんだけどね」
「へぇ~意外だなぁ、それでも凄いねそんな事をやってたんだ、それよりも目立つマシーンって?」
形態の写真に残ってる、恐怖公を見せつけると、いきなり大爆笑を始めるハヤト
「そ・そこまで笑えるか??いたって真面目に半年以上も肉体労働をして、稼いだお金全てをつぎ込んで初めて作ったマシンなんだぜ」
「ご・ゴメン、だけどさ~これで会社に乗り込むって、もうおかしくって」
「仕方がないだろ、伝手もお金もなーんも無かったんだ、サイバーフォーミュラやるにはなりふり構ってられなかったし、何が何でもがむしゃらだったんだ、それとこの事は誰にも言うなよ、社長とかオーナーに知れちゃったら、クビになってもおかしくないんだ、そうなったらスゴウで面倒見て貰うんだからな!」
「分かったよ、内緒にしておくよ、なりふり構わずか~・・」
ハヤトは自分の置かれている状況と照らし合わせて考えたのだろう、言葉が止まる
俺はハヤトに手を差し伸べ
「来るんだろ?サイバーフォーミュラの世界に」
ハヤテは、俺の差し伸べた手を取って、真剣な表情で
「みんなが認めてくれたら出るつもり、これから話しに行くよ」
「そうか、少し先輩程度の俺からのアドバイスだ、初挑戦のレースは、無事に完走出来れば合格らしいぞ」
「うん分かったよ、けど他のチームの人にアドバイスみたいな事は、不味いんじゃないの?」
「俺も同じことを初レースの時に言われたんだ問題ない、それにせっかく同年代のライバル候補が、初っ端から転落してしまったら面白くないだろ?」
「うん、ありがと!」
握手を交わし、ハヤトはモーターホームへと走り抜けていった、それを見届けると俺もモーターホームへ戻る、当然ウロウロしてた事に対して説教を食らったのは、言うまでもないが・・・
一方のハヤトも、モーターホームへ戻り明日の予選に出場する事を伝え、皆から同意を得ていた
「ねぇグレファール・アズナ選手のレース映像ってないかな?出来ればアオイに入る前のが見たいんだけど」
唐突に監督へ告げるハヤト、まさかハヤトの口から、その人物の名前が出るとは思っていなかっただけに
「明日の予選を控えているんだ、気になるのなら大会が終わるまでに用意しておこう、しかしハヤトとは同じ14歳とは言えグレファール選手は別格だ、自分と比べようなどと思うな、今は明日の予選だけを考えていればいい」
「なんでだよ、そんなに凄いの?」
監督は冷や汗ものだった、あの化け物の試合映像を見せれば、確実にハヤトが落ち込み、自信喪失となりかねないからだ、監督自身グレファールの試合映像を見た時は、夢でも見てるのかと言う様な錯覚にさえ思ったのだ、それほどまでのセンスを持ってる彼に監督自身も興味を持っており、映像は直ぐ出せるのだが・・
これはどのチームの関係者も同じであり、アオイに先を越され一足遅く交渉のテーブルに着けなかった事には、各社が頭を抱えていた
「ねぇ~ハヤト急にどうしたのよ、いきなりグレファール選手の事を言いだすなんて」
「あ・アスカか、さっきここへ来る前にグレ君と話をしていたんだよ、明日のレースに出たいって思うようになったのも、話をしてたらサイバーフォーミュラをやってみようって思ったんだ」
「え?グレ君???」
「結構仲良くなったんだぜ、いいやつでさ~サイバーフォーミュラの事とか色々教えて貰ったりもしたんだ、アスカにも見せて見たかったなぁ~恐怖公・・プッ。アハハハ!」
「き・恐怖公じゃと?!本当にグレファール選手と話をしていたのか??ハヤト」
「そうだって言ってるじゃないか、サイバーフォーミュラの面白い所とか、聞いたらすっごく共感出来たんだ」
「そうか、その今の気持ちを忘れずに、ハヤトは明日に備えて休むんだ、いいな?」
「分かったよ」
翌日予選当日、流石に俺へのインタビューは控えてくれており、大会最注目選手である新条さんの方へ行ってくれてるので、その隙に隣の様子を伺うべく、コソコソと移動していた
「よっ!おはよハヤト」
「グレ君!」
「バ・バカ!大声出すな女王様に見つかるだろうが」
「あ・ごめん、それよりもアオイは凄い賑やかだね」
「あ・あのぉ~グレファール選手ですよね?」
俺とハヤトの会話にアスカちゃんが割り込んでくる、うん、メッサ可愛いです、ハヤト・・・モゲロ
「あ・ども~ハヤトの友達で、グレファール・アズナって名前で、一応しがないサイバーフォーミュラのレースドライバーやらせて貰ってるっす」
そう言ってアスナさんと握手させてもらう、わーい!
「おい、ハヤト準備しろ」
そのままハヤトは監督に言われアスラーダに乗り込む、慌ただしくなって来たので、退散すべく、離れる様とした所で女王様に見つかってしまう
「何をしているのかしら?グレファール君」
「あ・アハハ・・・新条さんの方とかマスコミさん達の方は、もういいんです?」
「貴方に言われなくても大丈夫よ、それよりも久しぶりねアスカさん」
「あ・こんにちは今日子さん・・」
やっぱり女王様は苦手な様子のアスカちゃん、気持ちはよーーーく分かるぜ!
「どうやらニューマシンは間に合ったみたいね」
「おかげさまで・・・」
「それにドライバーまで、オニューの様ね、あの坊やがそうなの?」
「見ての通りよ」
「ま・レースは遊びじゃないんだから、他のドライバーの邪魔をしないようにしてくださいね」
うわぁ~~そこまで言う?女王様めちゃくちゃ怖いんですけど、俺のせいで怒ってらっしゃるのかな?
そう言って女王様は自分のビットへ戻っていく、流石にイラっと来たのかアスカちゃんも威嚇する、うんカワユスなぁ~
「ウチの女王様ちょーっとご機嫌斜めなのかな?まぁ~あまり気にしないでくださいね」
「あ・いいんです、本当の事だもん、それに女王様って呼ばれてるんですか?」
「うん、本人の前では言えない・・・それでツイ言ってしまったら、それはもう恐ろしい事になったんっすよ、思い出すだけでも怖いっす、スゴウがもっと大きくなって2チーム目を作る事になったら是非俺を引き抜きに来てね、割とマジで」
「アハハ大変なんですね」
やっぱり冗談としか受け取って貰えずショック・・・
「ホントハヤトが羨ましい・・・・」
「グレファールさん、昨日はハヤトにアドバイスして貰ったみたいで、ありがとうございました」
「いえいえ、自分でも俺なんかが偉そうに何言ってんだとかって思ったけど、つい口がすべってしまって」
「ううん、そんな事全然なかったわよ、それで恐怖公って何なんです?ハヤトが私に見せようとしてたんですけど」
バ・バカ!!ハヤトめ!!いらん事を言いやがって
「まぁ~面白い物ではないですよ、アオイに入る前に、俺が作ったマシンの事です、くれぐれも見ないであげてください、恥ずかしいので」
「へぇ~そう言われると気になるんだけど」
「そ・そうっすか?、じゃ~長話もアレなんで、これで失礼しますね、ハハハハ・・・」
乾いた笑い声で、とっとと逃げ出す、どうせ何時か見られてしまうだろうが、今はちょーーっと恥ずかしすぎる
アオイのビットに戻って、色々スタッフと話をしながら、時折映像に出て来るアスラーダを横目に見ていると
「グレファールさん、随分アスラーダを気にかけてるんですね」
「ん?そう見える??」
「ええ、何か気になる点でもあるのですか?」
「同じ14歳だからかな?特に他意はないと思うけど、面白いとは思ってるんだ、はた目から見ればどう見たって、無謀すぎる」
「ええ、そうですね」
「けどね、俺の直感がビンビン来てるんだよ、アレは本当にやばいって、詳しく言葉に出来ないんだけど、ヤバいのはアスラーダだと思ってたが、俺はむしろドライバーの方がヤバイんだってさっき見て感じたんだ」
「そういうもんですかね?自分には素人がマシンに振り回されてる様にしか見えないんだけどなぁ~」
「もしあの素人にしか見えない、スゴウのドライバーが明日の大会で5位以内に入るかどうか賭けてみないか?俺は入ると思ってる200万でどう乗らないか?」
「冗談でしょ~予選通過も出来なさそうですよ、・・・本気なんです?」
「何やら面白いそうな事を話してるのね、こんな場所で未成年が堂々と賭け事をするなんて、教育が足らなかったのかしら?」
俺の後ろから、女王様の声がする・・・蛇に睨まれたカエル状態の俺、イヤな汗しか出てこねぇ
「あ・その・・冗談っすよ、ね~冗談!」
「グレファール君、さっきの話私が乗ってあげるわよ、ただし金銭は駄目よ、貴方のカンってのを試してみたいわ、あの初心者丸出しの坊やが、このまま本選出場して、さらに明日の本選で5位以内ですってありえないわ」
「じゃ~俺のカンが鈍って居なかったら、1人探し出して欲しい人物がいるからスカウトして来て欲しい、俺が負けたら女王様の犬として1日ご奉仕させて頂きます」
「探して欲しい人物ですって?」
「まぁ~それは俺が勝ったらって事で、受けますか?」
「ええいいわよ」
ハヤトは予選で見事に落選したが、ありえない様な豪運により、1つのチームが失格による繰り上げで、ギリギリ予選通過する
「ふぅ~~あぶねぇええ!!」
「ホント運のいい子ね、けど予選でこれじゃ~勝負は見えてる気がするわね」
「新条さんが当たり前のように1位になるのを見てるよりは、面白い趣向でしょ?」
「ええそうね」
予選が終わり、俺はこっそりとハヤトに連絡を取って、夜飯を食べた後に待ち合わせ場所で落ち合う事になったのだが、付き添いと言う事でアスカちゃんも一緒に話をする事になった
「よっ!予選通過おめでとう」
「グレ君の方も、新条さんのポールポジションおめでとう」
「ハヤトコレを持って行け、使う使わないは任せる、使うとしても寝る前の1時間までにしておくといい」
俺はディスクの入ったケースをハヤトに渡す
「何なの?」
「サイバーフォーミュラの教科書かな?、まぁ~チームメイトに良く確認して貰ってから、相談の上で使ってくれ」
「うん、分かったよ何か良く分からないけどありがとう」
「昨日俺が言った事は忘れるなよ?最後までゴールできれば合格だ、じゃ~明日の本選期待してる」
そのまま俺はモーターホームへ戻って行った、渡したのは俺が作ったサイバーフォーミュラの学習ディスクだ、アスラーダにデーターとして登録しシュミレーションが可能になる、コースは当然本線と同じであり、1人で走行するだけではなく、対戦も可能で、なんと対戦相手は新条さんの走行データーを元に色々変えあり、難易度が選べるのだ
「どう思うアスカ?」
「分かんないわよ・・・言ってたじゃないアスラーダを狙ってる人達が居るからって」
「グレ君はそんな事無いよ、これだってきっと僕の為に気を利かせてくれたんだ」
「じゃ~戻って調べて貰いましょ」
そのままモーターホームへ2人は戻り、テレメータースタッフの牧さんに解析を依頼すると
「面白いですね、これはやってみる価値ありです、今アスラーダにデーターを送りました、ハヤト君さっそくアスラーダに乗ってみてください」
「うん、分かったよ」
ゲーム感覚で出来る事もあって、長い時間シュミレーションを続ける事になりそうになったが、明日の本選の事もあって、早々に切り上げて休む事に
そして俺の運命をかけたレースが始まった(女王様の犬になってしまうのかどうか)