僕アカ×東方 〜私の個性はほぼ全キャラの能力〜   作:響緑

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今回も作者の独自設定があります。
しょうがないよね、キャラ名は知っていても能力やキャラのテーマ曲をあまり知らない作者だもん。
仕方ないよね?
今回遅れたのは、そんな作者が色々ググってきたからです。


阿求の限界

てゐさんのイタズラと似ている気がする。

そんなことを考えていると、永琳さんがやってきた。

 

「貴方は?」

 

「東方 穂稀と言います。薬について学びに来ました。この子はどうしますか?」

 

「君が紫が言っていた子ね。優曇華は放っておきなさい。いつものことよ。」

 

いつものことなんだ(・_・;

家に入り、診察室へと案内された。

 

「貴方の中の私はどんなことができるのかしら?」

 

「はい、大体応急処置までです。全治何ヶ月とかの骨折とかは治せないです。後は薬草に使える草や花を見つけ出すこともできます。」

 

「なるほどね、大体分かったわ。資格はあるかしら?」

 

「・・・ありません。」

 

「今後のために、少なくとも薬剤師の国家試験を受けておきなさい。他の医療系の資格も出来るだけ取るといいわ。」

 

元に戻ったら、試験日を調べてみよう。

年に一回しかなかったやつもあったはずだ。

 

「そろそろね。」

 

何が?

 

「優曇華、この子を人里に連れていきなさい。」

 

「はい、お師匠様。」

 

あ、落とし穴に落ちていた子・・・とその子に抱えられたてゐ。

永琳さんはてゐを受け取ると、奥に行ってしまった。

なぜか悲鳴みたいなのが聞こえるが、きっと気のせいだ。

うん。

優曇華さんも何も言わないし、私の聞き間違いか何かだろう。

五分後、永琳さんが戻ってきた。

 

「穂稀、一つだけ聴きます。怪我をしている人を見つけたらどうしますか?」

 

「そこに怪我人がいる限り私は治したいです。」

 

「貴方の気持ちは分かったわ。私から教えれることはないわ。紫には私から伝えておくわね。」

 

「はい、ありがとうございます。」

 

 

 

迷いの竹林を抜け、人里へと辿り着いた。

 

「ここが幻想郷一大きい人里よ。人だけじゃなく、妖怪や妖精が共存できている珍しい場所とも言えるわね。」

 

「案内ありがとうございます、優曇華さん。」

 

優曇華さんにお別れを告げ、少しばかり人里を散歩する。

街の風景は江戸時代そのもので、映画村に入ったような感覚だ。

古い木造住宅が建ち並び、街の中を川が流れている。

団子屋や八百屋もあるようだ。

そんな中、少し大きな広間に人だかりが・・・

 

「・・・勇者は魔王と決着をつけるときが来たのです。二人の戦いは・・・」

 

アリスさんが人形劇をやっている。

それを目当てに子供達が集まり、大人達も集まっているようだ。

よく見ると劇に出ている人形の他に、音楽を鳴らしている人形・背景の絵を変えている人形などもいるようだ。

それら一つ一つを器用に操作しているのだろう。

 

「凄いなぁ。」

 

「凄いだろう。私も見るのは二回目なのだが、ストーリーも毎回考えているのだろう。」

 

隣を見ると慧音さんがいた。

本人がいる世界だから直接本人と会って、自分の能力について教えて貰おう。

 

「阿求さんに会いたいのですがどうすれば会えますか?」

 

「阿求にか?」

 

慧音さんは阿求さんのことを知っているようだ。

 

「・・・はい。」

 

「私も同席するが、いいか?」

 

少し警戒されている?

何故だろう?

 

「構いませんよ。」

 

会話が終わると同時に、アリスさんの人形劇も終わってしまったようだ。

 

 

 

「貴女が私に会いたい人ですか?紅魔館のメイドのようですが・・・」

 

「はい、少し聞きたいことがあってきました。」

 

「なんでしょう。」

 

「貴方の能力、一度見た物を忘れない程度の能力について少し確かめたいことがあります。」

 

慧音さんが更に警戒を強くした。

それはそうか。

初対面の人が知っているようなことではないからだ。

 

「どこでそれを知った。」

 

私は阿求さんの姿に変化する。

それを見た二人は驚いている。

 

「私の個性・・・こちらでは能力でしたね。私は幻想郷の30人程の人達・妖怪達に、変化できる能力を持っています。この能力で強くなりたい、そう思っているのです。」

 

「私の限界を知りたいと、そう言うことですね。」

 

頷く私。

 

「大抵のことは一度で覚えられます。人・場所・時間・食事・・・ただ街ですれ違った人一人一人までは覚えられません。そんな所でしょうか。」

 

かなり覚えられる範囲が多い。

そんなことをしたら、頭が痛くなりそうな気がする。

 

「思い出すまでにかかる時間は、遡る時間に比例するものでしょうか?」

 

「遡る時間によって比例しますが、人に関することはありません。まあ、これは私の仕事柄とも言えなくはないですが。」

 

「幻想郷縁起というか書物を代々書き続けているのだ。その時代にいる人・妖怪・妖精などの名前や特徴・人に害をなすかどうか。それらを一冊にまとめた本だ。」

 

私も人に関する記憶は、すぐに思い出せるのはそういう理由がありそうだ。

 

「いらない記憶はどうしていますか?」

 

「・・・そういったことを考えたことはないですね。私達稗田一族は長くても50年しかいられません。その間であったことはとても貴重なのです。たとえどんな記憶であっても、一度見た物は忘れようと考えたことはありません。」

 

やはりというか、一度見た物は忘れることはできないのか。

それがこの個性のデメリット。

 

「ありがとうございます。少し分かった気がします。」

 

「お役に立てて、良かったです。」

 

私は二人にお別れを告げ、紅魔館へと帰っていった。

 

「(-_-)zzz」

 

美鈴さん・・・

レミリアさんが解雇しない理由はなんなのだろうか?

いつも居眠りしている門番なんて、使えないと思うのだが・・・

朝の特訓の前にでも聞いてみようかな。

そう思いながら、館へと入っていく。

時間が止まる感覚と、外から聞こえる断末魔の声を聴きながら・・・

 

 

(阿求視点)

 

「阿求、どうだ。あの子は本当に人間なのか?」

 

「慧音さんが言いたいことは分かります。・・・ですが、彼女は正真正銘人間です。

 

「妖力と霊力の両立なんてあり得ないぞ。私でさえ数十年かかったコントロールだぞ?15才くらいの彼女がコントロールできるとは、到底思わないのだが・・・」

 

「詳しくは分かりませんでしたが、一つの能力だと考えていいようです。ですが・・・厳密に言えば違うでしょう。それぞれが自我を持っているようです。そんな能力達が彼女の中に無理やり入れられている、そんな感じに感じとれるのです。」

 

「そんなことが可能なのだろうか。反発しあって体が壊れてしまうのでは・・・」

 

慧音さんの心配ももっともだ。

無理矢理入れられている彼女の体は、いつ壊れてもおかしくはないのだ。

 

「それが上手いこと調律されているのです。何故上手いこと調律されているかまでは分かりませんでしたが、彼女が壊れることはないように思います。しかし、あの子の限界はあるはずです。」

 

本来の能力は別にあるのだろう。

空のコップに、私達の能力を入れている感じが見受けられる。

そうなってくると、その他は・・・

とても嫌な予感がします。

 

 

end

 

(??視点)

 

「だいぶご機嫌だね。」

 

「ご機嫌にもなるさ。私が作り出した作品が、自分で考え働いているだからね。全く彼女が邪魔しなければ、我々は有利にたてていた。見たまえ、ドクター。」

 

遊英高校の体育祭の映像を見て、微笑む。

 

「全く、彼女には感謝せねばなるまい。あんなにも優れた子を産んでくれるとは、私も驚きでしかないよ。一体どこまで知っているのやら・・・」

 

「黒霧に頼んで連れて来ましょうか?本調子ではないのはお互いさまですが・・・」

 

「そんなことしたら面白くないじゃないか。我々はそこまで腐ってはいないさ。時期に彼女からこっちにやってきてくれるさ。そうしないといけなくなる。それも後数ヶ月のうちに・・・その時をゆっくり待っているさ、なあ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

娘よ。

 

 

end




備考
・薬剤師の国家試験
ググってみると、三月くらいにあるみたいですね。
一応この作品は第4期終了までは、書く予定なんだけどな・・・無理だな。

・アリスの人形劇
作者もその劇を見てみたいもんだ。
アリスが人里で人形劇をするのは、二次創作からヒントを得ました。
あちらはアリスはアリスでも、違うアリスですけど・・・

・人に関することをすぐに思い出す

「主人公さんよ、その割にはおいらのことを長いこと変態ブドウって言っていたじゃねぇかよ!」

「覚える気がなかったから キリ)」

・いつも寝ている美鈴
東方を知らない人へ・・・これが彼女のデフォです。
東方を知っている人へ・・・待たせたな!(待っていた人いたのかな?)

最後の発言!?
おいおい、ただでさえ頭がピロピロピーの作者に無茶させる気か!

「逆に考えるんだ。無茶してもいいさと。」

いや、よくないから。
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