僕アカ×東方 〜私の個性はほぼ全キャラの能力〜   作:響緑

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やだ、私説明が下手すぎる!!
書いては消して、書いては消して、書いては消して・・・ete
二十回くらい書き直してこのクオリティー。

☆彡 ☆彡

説明能力が上手くなりますように
説明能力が上手くなりますように
説明能力が上手くなりますように


どんでん返しだ〜!!

「靈とはどんな個性なんだい?霊とは違いは?」

 

「霊は故人達の個性使える個性です。個性を使う際はランダムで、決まった個性を引くことは難しいでしょう。しかし私の個性である靈は、自分の体に合っていないと弾かれるみたいです。」

 

「どう言うことだ、東方少女。弾かれるとは?」

 

「30個とちょっとの個性を、私の任意で出すことができます。ランダム性もありません。今のところ、東方プロジェクトの個性は今ありません。しかしそれは一つの個性でした、いずれ一つにならないといけません。その集合場所として、私に白羽の矢がたった。八木さんも知っている通り、私はオール・フォー・ワンの妻から産まれた子だとか・・・最も人質をとられた状態でしたが。」

 

「それは・・・」

 

「その子が複数の個性を詰め込んでも大丈夫な体になるのは、必然的だと思います。体育祭で心操の個性にかからなかったのは、私の体に合わなかったからだと考えています。」

 

「・・・話してくれてありがとう。公開するのは避けることにするよ。敵だけではない、世間も敵になりうる。」

 

「そんなことがあるでしょうか?」

 

「ありえるさ。体育祭での発表した時、退学させろと言う電話が鳴り続けた。それほど世間はヒーローに向いていないと思っているさ。しかし、簡単には退学出来ない。仮に君が敵に寝返った時、批判されるのは私達なのさ。」

 

そうだろう。

おそらく何故危険な奴を世に解き放ったとか、遊英は何をしていたんだとか言われるのが目にみえている。

 

「暫くは花という個性でいこうと思います。」

 

「そうだね、それが良さそうだ。敵連合が解散するまでは公開することを禁止する、いいわね?」

 

「はい。」

 

私はその部屋を出て、爺の待つ車へ乗り込んだ。

 

「爺、もしも私が死んでと言ったら死んでくれますか?」

 

「勿論ですとも、お嬢様。それが本当にお嬢様の望みなら・・・」

 

「そう・・・今のは忘れて。」

 

「かしこまりました。」

 

 

 

期末試験が終了した翌日。

教室ではそれはもう落ち込む姿が目立つ五人がいた。

切島さんに瀬呂ちゃん、芦戸ちゃんに上鳴さんと峰田さん。

小槌さんは緑谷さんみたいにブツブツ呟いている。

非常に暗い表情をしながらも、

 

「みんなぁ・・・お土産話、楽しみに・・・ヒッグ・・・してるね。」

 

「芦戸さん!それにみんなも!まだ分からないよ!もしかしたらどんでん返しがあるかもだよ!?」

 

「緑谷さん・・・それは口にしたら無くなるパターンだと思います。」

 

緑谷さんの発言に思わず、瀬呂ちゃんがツッコミを入れる。

分からなくもない。

期末ができなかった奴は補習だと、相沢先生が言っていたからだ。

 

「うるせぇ!期末試験で赤点取ったらもれなく、林間合宿は行けずに補習地獄なんだぞ!?」

 

上鳴の嘆きに誰も励ます人はいない。

『バンッ!』と扉を思いっきり開きながらやってきた。

 

「席に着け!予鈴はなってんぞ!」

 

相澤先生が教室に入ってきたのだ。

それですでに全員は席に着席していた。

教育が行き渡っている証である。

 

「おはよう。それじゃまどろっこしいのは非合理的なんで、さっさと期末試験の結果を教えようと思う。」

 

それによって緊張する一同。

相澤先生はそんな空気の中で、だが普通に言葉を話してく。

 

「・・・非常に残念なことながら、数名が赤点になってしまった。それなので・・・林間合宿は全員で行きます。」

 

「「「「どんでん返しだーーーーー!!!!」」」」

 

いよっしゃー!と拳を振り上げる赤点者達。

そして、

 

「筆記試験では赤点は小槌、実技試験では切島・芦戸・上鳴・瀬呂・峰田・小槌が赤点だ。」

 

「行っていいんすか、俺達!?」

 

「今から説明するから落ち着け。今回の試験は我々敵側が生徒たちに勝ち筋を残しつつも、どう課題に向き合うかを見させてもらった。そうでなければ、お前らの今の実力じゃ合格できたからと言って、慢心しないためにここではっきりと言っておくが詰むやつらが多かっただろうからな・・・」

 

「本気で叩き潰すというのは・・・」

 

「当然追い込むためだ。はなからぬるい演習内容だったら、お前らは必死にすらなんねぇだろ?そもそも林間合宿はお遊びに行くんじゃない、強化合宿だ。そこんところを勘違いしている生徒が多いようだったみたいだがな。だからな、赤点を取った奴らこそが、ここで力をつけてもらいたんだ。まぁ、ようするに・・・合理的虚偽って奴さ!」

 

「「「「「ゴウリテキキョギィーーーーー!!」」」」」

 

相澤先生のその言葉によって、万歳三唱をする五人。

小槌さんはほっと一安心しているようだ。

だが、納得できない人もいた。

飯田さんだ。

 

「またしても・・・またしてもしてやられた!さすが雄英だ!ですが!二回も虚偽を重ねられると信頼が揺らぐのではないかと!!」

 

「飯田の意見はごもっともだ。反省はする・・・だが、ただ全部は嘘ではないってだけだ。赤点は赤点だ。よって赤点者達にはもれなく別途に、補習時間が設けられている。」

 

それを聞いて喜んでいた六人の動きがピタッと止まる。

相澤先生から話される次の言葉に戦慄を感じながらも、聞かないわけにはいかないのが生徒の役目。

 

「隠しても仕方がないが、ぶっちゃけると雄英に残っての補習よりキツイからな。地獄に身を投げる覚悟だけはしておけ。いいな?」

 

ニヤッと愉悦の笑みを浮かべる相澤先生。

その笑みは赤点を取っていない者達でさえ、六人に同情の眼差しを贈らざるえないのであった。

 

「そんじゃ・・・気を取り直して合宿のしおりを配っていくから後ろに回していけ。」

 

 

・・・

・・・・・

 

「まぁ、なにはともあれ・・・全員で林間合宿に行けるのはよかったね。」

 

尾白さんのその発言に複雑な気持ちながらも頷く一同。

しおりを見ながら話し合う姿が見られる。

一週間による強化合宿か。

短いが持っていくものはかさばることが予想できる。

葉隠ちゃんがみんなでショッピングしようと言ってきた。

爆豪さんと轟さんは用事があっていけないみたいだけど、他のみんなは行くことが決定した。

 

 

(小槌視点)

 

ふう。

どうやら原作通り、みんなで林間合宿に行くようで一安心。

実技も座学も落とした私だけ残されたら、そう考えていた。

だが・・・どうしたらいい。

補習組になった以上、相沢先生とブラドキングの目を盗んで抜け出すことは不可能に近いだろう。

一番の可能性があるのは荼毘が入ってきた時。

しかしそれだと、90%間に合わない。

間に合ったとして、何ができる?

私に一体何ができるというのだろうか?

爆豪と一緒にあっちにいく?

それじゃ学校の責任が増えてしまう。

ふと視線を感じ横を見る。

東方が心配そうに見ていた。

 

「な、何?」

 

「顔色悪いです、どこか悪いところが?」

 

「ああ、お腹の調子が悪くてな・・・」

 

「それは大変です。セメントス先生には私から伝えておくので、トイレに行かれてはどうです?」

 

「そうするよ。」

 

教室を出て、トイレへ向かう。

そうだよ。

誰かに頼めばいいのでは?

何も私が全部抱える必要はない。

東方なら、爆豪を守れるのでは?

問題はどうやって伝えるかだ。

さとりさんになってもらって心を読んでもらうか?

それなら周りにバレないだろう。

スッキリした表情で教室に戻る。

それを見た東方は安堵したようだ。

 

end

 

 

・・・

・・・・・

・・・・・・・

 

『フラン、朗報よ。クラス全員で買い物をするそうよ。そこでなら彼ともお話しもできると思うよ。』

 

「ありがとう、さて私自ら会いに行こうかな?この緑谷出久君に・・・どんな子かな?」




備考
・“霊”と“靈”の違い
“霊”は亡くなられた個性の中からランダムで個性を発動。
当たりハズレも多く、強個性からマジ使えない個性までと様々。
使用者も個性を使うまで不明で使用者の体を壊す場合もあるため、かなりの博打に近い。
“靈”は亡くなられた個性の中から個性を発動させることまでは同じだが、使用者の体に合わないものは弾かれてしまう。
そのため、最大四つの複数個性を使用も可能。
しかし主人公の父はオール・フォー・ワン、複数個性持ちの血が多い為か限度数が多くなっている(という設定を後から付け足した)。

・なぜかバレるショッピング計画
ネットでは葉隠さんが黒幕説や、校長が黒幕説などいろいろでていますが、本作の黒幕は遊英にはいません。
完全にオリジナル及び原作変更になるので、原作キャラでもありませんとだけ言っておきます。

後登場は大分先になる予定なのですが、リン・オルタナティブさんからキャラ提供がありました!
こんなダメダメな作品になんと優しい人!
今の所での初登場は三期の仮免終了後予定。
読者の中でキャラ提供をしたい方は、メッセージボックスにて。
提供していただくのであれば、主人公が使用していない東方プロジェクトの個性(主人公の個性の説明と違うことにならない為)

長文失礼しました。

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