僕アカ×東方 〜私の個性はほぼ全キャラの能力〜   作:響緑

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毎年何処かの成人が逮捕されたり、警察のお世話になったするニュースを見て呆れている響縁です。
この報道は無くなることはなさそうですね。


対人戦

スタートの合図と共に、霊夢さんが前に出て来た。

 

「梅雨ちゃん掴まって‼︎」

 

梅雨ちゃんが捕まり空中に浮いた瞬間、氷が一面を覆った。

 

「轟さんの仕業ね。」

 

「全く、とんでもない個性だなこれは。」

 

お父さんも無事避けれたようだ。

 

「東方ちゃん、その格好は?」

 

「個性の一部だと思う。梅雨ちゃん、動けそう?」

 

梅雨ちゃんは首を横に振った。

 

「蛙の個性のせいかしら?今すぐにも冬眠したいわ。」

 

「お父さん、梅雨ちゃんをお願い。私は少しでもヒーローを減らしてくるわ。」

 

「分かった。」

 

私はヒーローを捕獲すべく、部屋を出た。

二階に降りた時、瀬呂ちゃんと轟さんに遭遇。

 

「ここから先には行かせないよ。」

 

「思っていたより早かったね。轟、任せたわ。」

 

「分かった。」

 

轟さんが動いた。

 

「私が行かせると思って?」

 

後ろから嫌な勘がしたため、咄嗟に避ける。

 

「気づかれたか、だが捉えた‼︎」

 

マミゾウさんと萃香さん‼︎

 

『『おう』』

 

 

(宿儺視点)

 

捕獲テープを東方に巻くことに無事成功した。

 

「なんとかなったわね。」

 

「轟の応援に行こう。」

 

「えぇ。」

 

しかし、それはできなかった。

 

「行かせない、って言ったわよね?」

 

反射的に縮んだ。

 

「え?」

 

瀬呂が捕まってしまった。

そうだった、あの格好は霊夢だった。

捕まえたはずの場所には、パイプ椅子がその場に落ちている。

忍者・・・マミゾウか?

でも、これで確認ができた。

彼女は私の上位互換であると・・・。

 

「さて。どうする、ヒーロー?」

 

「戦うさ、それがヒーローってもんさ。」

 

「小さくなったり大きくなったりする個性で、私に勝てるかしら?」

 

「舐めんなよ、敵。逆境こそヒーローの見せ場だろう?」

 

暫く睨み合いが続く。

彼女が変わり始めた。

あれは、ミスティアか?

だが、それは対処している。

 

「その個性は、声を聞いた者を鳥目にする個性だろう?耳を小さくして聞こえなくすれば、効果はねぇよ。」

 

驚いた顔をする彼女。

ここで挑発をしてみる。

 

「100m時みたいに時間を止めてみろよ?それとも空が見えていないと出来ないのか。」

 

「そんなことしなくても大丈夫・・・私は囮だから。」

 

死角から何かが近づく気配がする。

そこには、てゐ‼︎

馬鹿な、本人はそこに・・・

まさか・・・萃香の能力で二人目を作り、別々に化けていたのか‼︎

次の瞬間捕獲テープを巻かれてしまった。

 

end

 

 

一方その頃、核が置いてある部屋では轟と銀次の戦いが始まろうとしていた。

 

「ビル全体を氷結させ、敵の拘束及び核の確保ができるいい作戦だ。」

 

「・・・」

 

「無言か。まあ、いい。さて、ヒーローどうする?」

 

無言で地面を凍らした。

 

「おっと危ねえな。」

 

ギリギリで躱す。

 

「そのまま凍っていたらよかったのだか・・・」

 

やっと喋ってくれたか。

 

「お前、轟炎司の息子だろう?炎の方は使わんのか?そっちも使えば、俺に勝てるかもしれんぞ?」

 

「左を使うことなくあいつの上にいく。」

 

「そんなことじゃプロになれんぞ?」

 

「実力を見てからにしろよ、おっさん。」

 

「おっさんは酷いな。」

 

銀次は笑みを浮かべて、轟と対戦を再開させた。

 

 

 

その頃娘は・・・

肩で息をしていた。

はぁ・・・はぁ・・・

だいぶ体力を使っちゃった。

核の部屋までてゐに罠を仕掛けて貰ったけれど、これといって反応がない。

轟さんのことだ。

全部無効にした可能性は非常に高い。

小槌さんが一気に小さくなり、捕獲テープを抜け出した。

やはり抜かれるよね。

今度があれば気絶させてから巻かないといけないな。

 

「卑怯なんて言わないよな?」

 

「えぇ、もちろんよ。情けなんていらないわ。」

 

逆に捕獲テープを巻かれてしまった。

後はお父さんと梅雨ちゃんだけか。

梅雨ちゃんに情報を聞こうにも、さっきの戦闘で通信機が壊れてしまったみたい。

 

「瀬呂ちゃん〜、起きて〜。気絶しているか?」

 

「小槌さん。私の個性ってなんだと思いますか?私自身よく分かって使ってなくて・・・」

 

それを聞いた小槌さんは驚いているようだ。

なんで驚いているのだろうか?

 

「個性『東方プロジェクト』。言うならこれがベストだと思うぜ。下手したら俺の個性もできるかもしれない、上位互換だと思うぜ。」

 

やっぱり小槌さんは知っている。

私の個性について・・・

 

「できればでいいので、詳しく教えてくれると助かります。」

 

『やばい予感がする。』

 

霊夢さん?

 

「捕獲テープを外して!早く‼︎」

 

私の強い口調に小槌さんは慌てて外す。

せめてこの二人を守らないと・・・

外し終わると氷が迫ってきた。

チルノちゃん‼︎

 

『あたいったら最強ね。』

 

氷の壁を生成し、時間稼ぎ。

紫さん、外に繋がる隙間を!

 

『分かったわ。』

 

なんとか二人を外に出した後、梅雨ちゃんも外に出す。

ちょっとした凍傷になっているけど、重傷ではないね。

ほっとした私は意識を手放していた。

 

 

 

「全くお前さんときたら、戦闘になったら周りが見えなくなる癖を無くせと、あれほど言っただろう!穂稀が生徒を出さなかったら、みんな氷の中だよ‼︎」

 

「はい、すみません。」

 

「その言葉は何回目だい?在学中しょっちゅう言っていた言葉だろう?」

 

「はい、すみません。」

 

「全く・・・。」

 

リカバリーガールの倍ある銀次だが、今はかなり小さく見える。

呆れたようにリカバリーガールがため息をする。

 

「銀次、あの子は何個持っているんだい?」

 

「さあな。私が確認できたのは30くらいで今禁止しているのはあの三つと一つ。・・・そう睨らまんでくれ、今回だけだよ。もう使うつもりはないさ。」

 

普段は禁止の個性しか使わないが、実は他に一つ個性がある。

その個性のせいで、今回みたいになることが学生時代から多かった。

この個性の制御は大人になった今でも難しく、とても使い所に困る力でもある。

 

「お主、娘には?」

 

「・・・」

 

「その様子だと、あのことも妹のことも言っていないね。」

 

「言えないだろう・・・どこから話せばいいかわからなくてね。」

 

「・・・はあ。お前さんも俊典も、大事なこと言っていないとは・・・呆れたもんだ。」

 

「はい、すみません。」

 

「いつ言うつもり?」

 

「次の誕生日だ、前から決めていた。」

 

「そうかい。」

 

 

 

 

私が目を開けると白い天井が見えた。

 

「目が覚めたかい?」

 

「有難うございます、リカバリーガールさん。」

 

試験後に自己紹介は済ましている。

永琳さんの応急処置を褒めてくれた。

その縁もあり、個性の事を明かしている一人でもある。

 

「それで結果はどうだったんですか?」

 

「銀次が個性を使ったためヒーロー側の負け。とてもあっけない負け方だね。」

 

あの氷を禁止する為に個性を使ったのかな?

でも禁止していた割には、被害が大きい。

個性が暴走?

そんな感じだろうか。

 

「三戦目以降はどうなりましたか?」

 

「簡単に言うよ。全てヒーロー側の勝利。あらかた私の予想した通りになったわね。」

 

ベットから起き上がる。

うん、大丈夫そうだ。

 

「ありがとうございました、教室に戻ります。」

 

今の時間だと放課後になる前くらいだろう。

 

「お父様、まださとりさんの個性を禁止している。何か意味があるのかな?」

 

少し疑問は持ったが、お父様のやることには理由がある。

禁止する理由は危険だからだ。

現に慧音さんの個性は、下手すれば相手の記憶までも食べてしまう怖い個性なのだ。

しかし、なぜ今なのだろう。

さとりさんの個性に何かしら危険を発見したのかな?

教室に入ると、みんなが迎えてくれた。

なんでも反省会を行っているようだ。

 

「梅雨ちゃん、大丈夫だった?」

 

「ええ。一時期的な低体温症になったけど、治ったわ。」

 

間に合って良かった。




戦いの描写がイマイチしっくりこない。
何度書き直してこの出来上がり・・・
戦いの描写が上手い人は、本当尊敬する。
新登場キャラ→霊夢・マミゾウ・ミスチー・てゐ・チルノ
使用キャラ→上と同じ

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