二つの幻想郷   作:月見草クロス

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術式二 出会い

水「ここかな?」

 

僕はキリヤが患者がいるっていっていた守矢神社…だっけ?まぁ、そこについたところだ。

 

神社の前のゴミを掃除してるひとがいるな…巫女か何かかな?…あ、こっちに気づいた

 

???「こんにちは。えーっと、お医者さんですよ…ね?」

 

水「……そうですよ」

 

???「そうなんですか。ずいぶんかわいらしいので違ったかな…と思いまして」

 

ここで説明しよう!!水は背もかなり、見た目も割と中性的なので、かわいらしいという表現があってしまうのである。

 

???「自己紹介遅れました。東風谷早苗です」

 

水「僕、白福水。よろしくお願いします、早苗さん。で、患者は、どこです?」

 

早苗「こちらです。どうぞ」

 

早苗さんが神社の中に通してくれた。そして少し廊下を歩くと…

 

早苗「ここです。ちょっと待って下さい…諏訪子様。お医者さんが来てくれましたよ」

 

諏訪子「…通して…」

 

早苗「許可がでたので入っていいですよ」

 

水「お邪魔致します」

 

相手は神だ。早苗さんのときより丁寧な口調にする。まぁ、神なんだし威厳があっ…あれ?さっきの声に威厳なんてあったか?

 

諏訪子「こんにちは…」

 

水「……予想外」

 

僕の目の前に出てきた神は、僕同様、かわいらしいが似合う幼女だった…

 

 

………じーーーーーーっ………

 

諏訪子「じっと見ないで…恥ずかしい…」

 

……はっ!!また悪い癖が!?

 

早苗「なんです?もしかして神じゃ無いとかおもってません?」

 

水「うっ…お見通しですか…」

 

諏訪子「……早く診察して……できる……よね?」

 

水「あ、すいません。じゃ、しますよ」

 

~少年診察中~

 

早苗「どうです?」

 

水「はい、多分少し重めの病気か何かですね」

 

諏訪子「そうなの?」

 

水「はい、ですがあまりよくない状況なのは確かです。明日も来ますね」

 

まぁ、明日はキリヤにいってもらうかもだけどね。

 

早苗「あ、それならここに泊まっていきません?」

 

あぁ、その手もあ…え?

 

水「何とおっしゃいました?」

 

早苗「泊まっていきません?」

 

諏訪子「確かに、いい案かも」

 

……キリヤ、何かすごいことになってきたよ……

 

 

 

水「…という訳なんだ」

 

ただ今キリヤと連絡をとっている。そして泊まることを説明したばかりなのだ。

 

キリヤ「まぁ、大丈夫だ。そっちこそ気を付けろよ」

 

水「分かった」

 

そう言うと連絡魔術をきった。

 

水「ハァァァァ…」

 

早苗「そんなに大きいため息つかなくても…」

 

水「さて、ご飯でも作りますかね。いつもより一人多いけど食材足りる?」

 

早苗「大丈夫です。今日は神奈子様居ませんから。あ、私が作りますよ」

 

水「あ、そうなんだ。じゃあ、よろしく」

 

もう堅苦しい口調は嫌なので崩した。いいよね?

 

水「さて…諏訪子さんの様子見に行こう」

 

~少年移動中~

 

流石に神相手に口調崩すのは心配……一応、気を付けよう。

 

水「諏訪子さん?入りますよ?」

 

諏訪子「入っていいよ」

 

元気な返事が聞こえた。

 

水「どうも。大分、元気になりましたね」

 

諏訪子「そうだね。お陰さまで」

 

水「アハハ、それはどうも」

 

二人でこんな感じの会話をしていると早苗さんがやってきた。

 

早苗「出来ましたよー。諏訪子様も、来れますか?」

 

諏訪子「私も行くよ。水、行くよ」

 

水「はい、そうしましょうか」

 

~少年少女移動中~

 

早苗「水さんは、何で医者になったんですか?」

 

夕食途中、僕がよく言われる質問をされた。

 

水「昔、ある医者に命を救われたんだ。二歳のころ、既に親はいなかった…でもそんな僕も救ってくれた医者になりたいって思ったんだ。でも、今は人里の色んな家に泊めてもらう生活だけど…」

 

ちなみに、医者仲間のキリヤもだと付け加えた。

 

諏訪子「大変だねぇ…」

 

早苗「本当にそうですね…」

 

二人とも心配してくれている。嬉しいことだ。

 

諏訪子「なら、今日は手間がはぶけたってこと?よかったね」

 

笑顔で言われて僕も思わず頬を緩めてしまう。

 

………あれ?早苗さんが凄い悪い顔してる……なんで?

 

早苗「…………諏訪子様。食べ終わったなら部屋に戻っていてください」

 

諏訪子「は~~い」

 

ご飯をいち早く食べ終えた諏訪子さんは、部屋に戻っていった。

 

水「で、なんですか?早苗さ…」

 

早苗「単刀直入に聞きます」

 

水「…………はい…………」

 

早苗は、僕の声を遮ってきた。まぁ、それはいいがずっと早苗さんがニヤニヤしてるのが気になる。これは…また嫌な予感が!!とにかく水(ドリンクの方)を飲んで少しでもマイナスな気持ちを減らさなければ…

 

早苗「水さんは、諏訪子様のことが好きなんですか?」

 

僕は、思わず水を吹き出してしまった…………




水「よろしく!!」
いつもいるやろ!!
早苗「いやあなたのせいですよ?」
ヽ(`・ω・´)ノ ウワァァン!!
水「てめぇ殺してやる!!」
やめろぉ!!
諏訪子「とりあえずよろしくね!!」
水「さらば月見草!!」
うぎぁぁぁぁぁ………
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