ウルトラマンフレイス   作:サザンクロスじわさんZ

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バド星人の肩書き宇宙帝王じゃなくてうちゅ〜ん帝王で良くね(ルーブ見た感想)


第14話 ベロクロンを撃て(ミサイル超獣ベロクロン登場)

「おぉ、久しぶりだなぁ!」

ここは東京にあるとあるショッピングモール。ここでツバサは結城マヤ、ケンタ姉弟に偶然出会した。

「あっ、ツバサ兄さんだ!」

ケンタが駆け寄ってきた。

「お久しぶりです」

マヤも軽く会釈した。

「それで…、まぁなんだ。久しぶりだし、少しゆっくり話でもするか?」

ショッピングモール内にあったカフェの窓側の席に、3人は座った。

「それで…、最近ZETAの方はどうなんですか?」

マヤは尋ねる。

「まぁ、いつも通りだな。怪獣も相変わらず現れてる事だし…」

「それは…、大変ですね…」

「いやぁ、でもこっちは仕事だからなぁ。それで?そちらはお変わりなく?」

「お陰様で」

その時だった。窓を見ていたケンタがなにかに気づいたのだ。

「ねぇ!大変だ!空にヒビが入っている!」

「なっ、そんな馬鹿な…!?」

ツバサも慌てて空に目をやった。

すると確かに、空には深い亀裂が走っていた。

「あれは…、まさか超獣?」

超獣とは数年前から出現するようになった怪獣を超えると言われる合成生物で、あのように空を割って現れることがあるのだ。

やがて亀裂は広がり、やがて空が割れた。

するとそこにはベロクロンの姿があった。

「やはり超獣!」

ベロクロンは地上に着地する。

「うわぁぁぁぁっ!怪獣だぁぁぁぁー!」

それを見ていた人々は一斉に逃げ出す。

「さぁ、二人とも逃げて!」

ツバサもマヤとケンタを逃がす。

そして、ショッピングモールから飛び出すと、ベロクロン目指して走り始めた。

「行くぜぇぇぇぇぇ!!」

そしてフレイスフラッシャーを取り出す。

しかしその時だった。

「ツバサ兄さん!」

不意に後ろから声をかけられる。

ツバサは慌ててフレイスフラッシャーをしまうと振り返った。

そこにはケンタがいる。

「おい、ダメじゃあないか。逃げなきゃ」

するとケンタは言った。

「俺も怪獣を倒したいんです!兄さんやZETAの人達がやってるみたいに!俺も!」

「なんでそんなに…」

「俺、両親が死んだ時、何も出来なかった…。目の前にいたっていうのに…、何も…。だからもう誰にも同じ思いをさせたくないんです!もう誰も怪獣によって死ぬ人が出て欲しくないんです!だから…、俺にも手伝わせてください!」

ツバサはしばらく考えると、やがて言った。

「分かった…、だが決して1人では行かないこと、いいね?」

そうして、レーザーガンを取り出すと、ベロクロンに向かって撃ち始めた。

「行くぞ超獣!」

2機のスターイーグルが空中に展開している。ショウの機体とキョウスケの機体だ。

「スペルゲンミサイル!発射!」

スペルゲンミサイルが2発発射される。

そしてベロクロンに命中した。

すると、ベロクロンは背中の赤い突起から大量のミサイルを発射した。

「なっ…、倍返しか!」

2機のスターイーグルは旋回してミサイル群をかわす。

 

「伏せろ!」

ツバサとケンタは地面に伏せる。その直後、ベロクロンのミサイルが上をかすめ、後方で爆発した。

「スターイーグル!応答願う!竜ヶ崎ツバサだ!」

ツバサは腕時計型の通信機に向かって叫んだ。

「こちらスターイーグルの黒田、どうした?」

向こうでキョウスケが答えた。

「地上部隊は展開しているか?」

「確か隊長と南条、直江がいるはずだ」

「了解!」

ツバサは通信を切る。

「いいかケンタ。地上部隊と合流しよう!走るんだ!」

2人は全力で走り始めた。

 

「ちくしょう!超獣め!」

地上部隊はルーバーの前でひたすらレーザーガンを撃っていた。ミカだけはコンピュータでベロクロンの解析をしている。

「おい、今回の超獣に関して、なにか分かったか?」

隊長がきく。

「珊瑚と異次元生物が合体したってことぐらいしかまだ…」

その時だった。コンピュータの映像がいきなり、ヤプールに変化したのだ。

「なっ」

「合体…、いや、合成という方が早いな。我々は異次元人ヤプール。超獣を生み出し、操るものだ」

ヤプールが言う。

「お前は何が目的だ!」

隊長が尋ねた。

「我らの目的はただ一つ、全ての次元宇宙の制服にある!そしてその目的に反するものは滅ぼすまで…!さぁベロクロンよ破壊の限りを尽くせ!」

ベロクロンは口から火炎を吐き、辺りを焼き尽くす。

「ちくしょう…!」

シンペイが言ったその時だった。

「おーい!」

ツバサがケンタを連れて走って現れた。

「この子に…、超獣を倒させてやってください」

ツバサは隊長に頼み込む。

「どういう事だ?逃げろ」

隊長は言った。

「彼には既に覚悟があります。どうか…!やらせてあげてください!」

ツバサはさらに頼み込んだ。

「どういうことか知らんが…。だがお前がそこまで言うにはそれ相応の理由があるんだろう。これを使え」

隊長はケンタにレーザーガンを渡した。

「はぁぁぁぁぁ!いけぇぇぇぇぇぇぇ!!」

ケンタはレーザーガンを乱射し始める。

その隙にツバサは超獣目掛けて走っていった。そして、走りながらフレイスフラッシャーを展開し、変身する。

 

「デュア!」

フレイスは登場と共にベロクロンに突進し、押し返した。

だがベロクロンも負けてはいない。フレイスを横に投げ飛ばした。

そして前進を始める。

だがフレイスは立ち上がるとベロクロンを引き戻す。

ベロクロンはフレイスを押さえ込もうとしてきた。

フレイスはそれを避けるため、ベロクロンの手が届かないところに後退する。

「デュア!」

そしてそこで構えをとった。

ベロクロンは口から火炎を放射する。

フレイスは空中に飛び上がってバク宙をしながらそれを避けた。

そして地上に着地すると、青と銀色のブリザードモードにタイプチェンジする。

「デュア!」

フレイスは再び構えをとった。

ベロクロンはそれを見るとフレイスに突進する。

しかしフレイスは空中に飛び上がるとそれを避けた。

そしてそのまま飛び蹴りを浴びせる。

ベロクロンは転倒した。

フレイスは着地すると腕をクロスしてスノーストームショットを発射する。

ベロクロンはその光線を喰らいカチコチに凍りついた。

そしてフレイスは赤、青、銀色の3色のシャイニングモードに戻るとベロクロンを空中に放り投げた。

それからフレイシウム光線を浴びせた。

ベロクロンは爆発した。

フレイスはその後、しばらく余韻に浸っているとやがて光に包まれ消え去った。




ヤプールの超獣がついに登場です。これからもどんどん出していくつもりなのでよろしくお願いします。
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