ウルトラマンフレイス   作:サザンクロスじわさんZ

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ウルバト配信されたな。早速入れてプレイしてるんだがこれがなかなか面白くて。相棒はグドン。



第31話 怪獣-ビースト-(フィンディッシュタイプビーストガルベロス登場)

ある夜、市街地を3つ首の怪獣が進撃していく。

怪獣は3つの口から次々と火炎弾を発射し、ビルを破壊していった。

だが、そこに一機のゼータウイングが現れる。

 

「あれは、怪獣…、いや、スペースビーストだ!」

操縦者の龍ケ崎ツバサは言った。

スペースビースト、それはかつて新宿に現れた怪獣、ビースト・ザ・ワンの細胞が世界各地に散らばり現れるようになった悪魔の生物だ。

「スペースビーストだかなんだか知らないが喰らえ!」

ツバサの後で操縦している有馬ショウはそう言うとビーストめがけてミサイルを発射する。

ミサイルはビーストに次々と命中したがビーストは全くビクともしない。それどころか、こっちに気づいて、火炎弾を発射してきた。

ゼータウイングはそれを次々とかわしていく。

 

「ダメだ…、避けきれるけど照準が合わせられない!」

ツバサは言った。

「よし、俺に代われ!」

ショウはそう言うと、レーザーを発射し始めた。

レーザーは次々とビーストに命中していく。

ビーストは怯んで一瞬攻撃をやめた。

「そこだァァァァァ!!」

ショウは叫びながらビーストめがけてスペシウムミサイルを発射する。

ミサイルはビーストに命中して、ビーストは爆散した。

「やったぜ!みたかスペースビースト!」

 

しばらくして基地に戻った2人は、南部隊の部屋に帰ってきた。

「あぁ、今回の、ビーストは難なく倒したそうじゃあないか。しかし…、何か妙だな」

隊長は言った。

「何か妙とは?」

ツバサは訊く。

「いや、ビーストにしてはやけにあっさりと倒せてしまったなということだ」

「まぁ、そんなこともあるということでしょう」

ショウは楽観的にそう言った。

だがツバサは少し考え込んでいた。

 

「やっぱ、隊長の言ったこと、気になるんでしょ?」

それからしばらくして、昼休み、ZETAの食堂でうどんを食べていたツバサはミハルに声をかけられた。

「うん、なんか…、また調査しなきゃあいけないような気がしてね…」

ツバサはそう答えた。

「分かった。じゃあ…、一緒に行く?」

ミハルはそう言いながらルーバーのキーを取り出した。

しばらくして、ミハルが運転し、助手席にツバサを乗せたルーバーが例のビースト戦のあった市街地を走っていた。

「特に、異変はないようね…」

ミハルは言った。

「あぁ、怪獣災害の爪痕がなければな」

あちこちに散乱したビルの破片や、ゴミなどを見ながらツバサは言った。

だがそこでツバサはあるものを見つけた。

「おい、ミハル、ちょっと止まってくれ」

ツバサは車を止めさせると外に出ていった。

 

それは、大きなひとつの肉片だった。

昨日のビーストのものだろう。1m近くはある。

「えぇと…何…?これ…」

あとから降りてきたミハルはそれを見て訊いた。

「恐らく…、昨日の夜のビーストの肉片だ…」

だがその時、その肉片は、ゆっくりと鼓動を打ち始めた。

「動いた!?」

「筋肉が痙攣しているってこと?」

ミハルはまたきく。

「いや…、もしくは…、まだ生きてるか…」

すると、ツバサが言ったその時だった。背後のビルが崩壊を始め、それと同時に、地面が激しく揺れ始めたのだ。

「地震か!?」

だがその時、ビルを突き破って昨日のビーストが現れたのだ。

「あ、あいつは…!?」

2人は急いでルーバーに乗り込んだ。

「ツバサ!どうにかしてこの状況から脱するわよ!」

ミハルはそう言うとアクセルを踏んだ。

そして、ルーバーは急発進をして、ビーストから逃げ始める。

ビーストはそれを見て、ゆっくりと追い始めた。

「よし、撃ち込むわよ!」

ミハルがそう言うと、ルーバーの屋根の上にレーザー砲台のようなものが現れ、ビーストの方に回転した。

そして、そこからレーザーを発射する。

ビーストは一瞬、歩みをとめた。

そして、再び歩き始めようとした時だ。

 

「お前は俺達が相手だ!」

ショウとキョウスケを乗せたゼータウイングが現れ、レーザーを撃ち込む。

ビーストは近くのビルに倒れ込んだ。だが再び立ち上がるとゼータウイングめがけて火炎弾を発射しようとする。

だがそこでルーバーもレーザーを撃ち込んだ。

ビーストは立ち止まって、ゼータウイングとルーバーを交互に見やる。

「行くぞ!スペシウムミサイル!」

ショウはそう言ってボタンを押そうとする。

だがそこで通信が入った。

ミカからだ。

「今回のビースト、ガルベロスは再生細胞を持っています。つまり…、何度死んでも蘇るということです…」

「じゃ、じゃあどうすればいいんだ?」

キョウスケはきく。

しかし、次の瞬間、ガルベロスはゼータウイングめがけて火炎弾を発射した。

しかし、ゼータウイングは、それを避けようとしない。

「危ない!」

そう言うとツバサは外へ飛び出した。

そして、ガルベロスの方に走りながらフレイスフラッシャーを展開してフレイスに変身する。

「デュアー!」

フレイスは火炎弾の前に飛び込むと、全身でそれを受け止めた。

ガルベロスはそれを見るとフレイスに飛びかかって押さえ込もうとする。

だがフレイスはそこから逃れてガルベロスにエルボーを打ち込んだ。

さらに蹴りも打ち込む。ガルベロスは後ろに後ずさった。

だがここでガルベロスはフレイスめがけて火炎弾を撃ち込んだ。

フレイスは後方に吹っ飛ばされ、ビルの上に落下する。

さらにガルベロスはその上にのしかかった。

フレイスのカラータイマーは点滅を開始した。

「デュア!」

フレイスはバーニングモードにタイプチェンジする。

そして、ガルベロスの真ん中の首の顔面にパンチを浴びせると立ち上がった。

それから今度はブリザードモードにタイプチェンジをする。

フレイスは腕をクロスして、ブリザードショットを浴びせる。

ガルベロスはゆっくりと氷漬けになっていった。

やがて、完全に凍りつくと、フレイスはそれを持ち上げて、飛び去った。

 

宇宙、フレイスはガルベロスを運びながらそこに到達するとシャイニングモードに戻った。

そして、氷漬けのガルベロスを宇宙空間に押し出すと、腕を十字に組んでフレイシウム光線を発射した。

ガルベロスはそのまま爆破された。

 

ミハルはルーバーのそばでツバサを待っていた。

すると、向こうから、手を振りながら走ってきた。

「おーい!」

ミハルはそれを見て、手を振り返すが、しばらくして呟いた。

「やっぱりツバサ…、いや…、まさかね…」




スペースビーストをこの作品に出してなかったので今回は出してみました。
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