ウルトラマンフレイス   作:サザンクロスじわさんZ

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第36話投稿です。そう言えばついった界隈でリメイクアニメがどうのこうのでちょっとした炎上が起こってますね。俺はゲッターロボの新作かリメイクが見てみたいです。という個人の感想です。


第36話 侵略者(知略遊撃宇宙人エンディール星人登場)

フレイスと宇宙人はお互いに組み合った。

だが宇宙人がフレイスの体に蹴りを入れて、フレイスはビルの上に倒れ込む。

ビルはガラガラと崩れ落ちた。

さらに宇宙人はフレイスの上に馬乗りになった。

そしてフレイスの首を絞めはじめる。

一方、ミカはケンタの手を引いて逃げていた。

だが突如として、もう一体の同族宇宙人が目の前に現れたのだ。

宇宙人は目から光弾を放ち、それは、2人に命中した。

その途端に2人は動けなくなった。

宇宙人はフレイスと戦っている仲間を見上げると言った。

「もういい、人質は手に入った。行くぞ」

 

フレイスの首を絞めていた宇宙人はそれを聞くと立ち上がり、そして閃光とともに消え去った。

フレイスもそれを見ると、光に包まれてツバサの姿に戻る。

 

宇宙人の透明円盤内部、そこにミカとケンタがそれぞれカプセルの中に両手を縛られて吊るされていた。

「ククク…、これで地球人は…、いや、ZETA壊滅は容易になった。ククククククク…」

「何故…、あなた方はそんな…そんなことをするのですか」

ミカは口を開いた。

「何故?それを我々にきくか。理由、そんなものないさ。地球を植民地に…、地球人を奴隷にし、我が帝国を築き上げる。それだけさ…」

宇宙人はそう答えた。

すると、ミカは言い返した。

「あなたがたのような人達に、地球人は屈しません。絶対に…」

「果たしてそうかな?」

 

一方、龍ケ崎ツバサはミカとケンタの2人を探してさっき戦闘があった市街地を歩いていた。

「おい!直江!ケンタ!どこに居るんだ!」

しかしいつまで経っても返事がない。

すると、隊長からの連絡が入った。

「おい、そっちでは戦闘があったそうじゃあないか。大丈夫か?」

「それが…、直江隊員と子どもが1人、行方不明で…」

すると隊長は言った。

「やはりか…、いや、これを見てみろ」

通信機の映像が切り替わる。

そこには、カプセルに入れられたミカとケンタ、それにその前に立っている1つ目の宇宙人の姿が映っていた。

宇宙人は話し始める。

「我々は遠い宇宙のエンディール星からやってきたエンディール星人。この女と子どもを返して欲しければすぐに降伏しろ。さすればこやつらは傷つけん。明日までに答えを待つ。答えが得られなければ速やかに2人を処刑する…」

そして、映像は消えた。

 

「これは…」

「直江隊員が人質になっている…。まずいことになったぞ…」

「それで…、どうするんですか?隊長…」

「もちろん、救い出す。一人の死者も出さずにな」

隊長はそう答えた。

 

ツバサは南部隊の部屋に戻っていた。

そして、隊長は作戦の説明を始める。

「まず、奴らの居場所を突き止める。そしてそこに乗り込んでいき…、エンディール星人を全滅、そして人質を救出する。いいな」

すると、普段のミカに代わってコンピュータを使っていたシンペイが声を上げる。

「奴らの居場所と思わしき透明円盤の存在が確認されました!すぐに場所を送ります!」

スクリーンにその円盤の位置情報が映し出された。

「よし、ツバサ…それにショウ、ゼータウイングでその場所に向かうんだ!」

「了解!」

 

ゼータウイングが向かった場所、それは芦ノ湖上空であった。

「ここに…、奴らが…」

そう言った瞬間だった。空中からレーザーがゼータウイングめがけて飛んできたのだ。

「まずいっ!バレたか!」

ゼータウイングは間一髪のところでそれをかわした。

「バレたとしたら直江隊員は…!」

一方、円盤内部。

「おい、奴ら…、愚かだ。我々と敵対する方を選んだらしい」

エンディール星人はそう言うと2つのカプセルを開けた。

だがその時だ。

ケンタがカプセルから飛び出すと、エンディール星人の下半身に組み付いたのだ。

エンディール星人はそのままバランスを崩して倒れる。

「ミカ姉ちゃん!逃げてください!」

ケンタは叫んだ。

「でも!ケンタくんは!」

「逃げられる人が逃げる!だから逃げてください」

だがその時、エンディール星人は光弾を放とうと顔をケンタの方へ向けた。

それを見ていたミハルは近くにあった箱型の装置を持ち上げてエンディール星人の顔面を思いっきり殴った。

エンディール星人はそのまま地面にのびてしまった。

「逃げられる人が逃げるんなら、戦える人は、戦います!」

ミカは装置を投げ捨てると言った。

その時、円盤に衝撃が走った。

「な、なんでしょうか…」

ミカとケンタはバランスを崩す。

「助けに来たんですよ!きっと!」

ツバサとショウがその場に駆けつけた。

「おい!二人とも、大丈夫か!」

「ツバサ兄ちゃん!」

ケンタがツバサに駆け寄る。

「ツバサさん!それに有馬さんまで!なんか…、ごめんなさい。私がつまらない意地を張ったせいで…」

ミカは謝った。

「意地?なんの事だ?」

察しの悪いツバサは言った。

「やっぱりなんでもないです」

ミカは少しいじけたように言った。だが内心は嬉しさでいっぱいだった。

だがそんな4人の前に、エンディール星人がもう1人現れたのだ。

「なんの騒ぎかと思えば貴様ら…、逃がさんぞ!」

だがツバサがすぐにそのエンディール星人に組み付いた。

「3人とも!逃げて!」

「でも!ツバサさんは!」

ミカは反論する。

「後から行く!」

「分かりました…、約束ですよ…」

しばらくして、もはや透明でなくなった円盤からゼータウイングが脱出した。

すると次の瞬間、芦ノ湖湖畔に巨大化したエンディール星人とフレイスが現れた。

「デュア!」

フレイスは構えをとった。

エンディール星人もそれを見て構えをとる。

そしてフレイスめがけて光弾を発射してきた。

フレイスはそれをくらって後方に倒れ込む。

さらにその上に、エンディール星人はのしかかってきた。

それから何度もフレイスにパンチを浴びせた。

だがフレイスはエンディール星人を蹴り飛ばして、立ち上がった。

エンディール星人はよろめきながら後退する。

フレイスはクロスカッターを発射し、エンディール星人を4つに切り裂いた。

エンディール星人はそのまま爆散した。

さらに円盤目がけてハンドフラッシュを撃ち込む。

円盤も爆散した。

フレイスはそれを見届けて、光に包まれ、ツバサの姿に戻った。

「おーい!」

空中を飛んでいるゼータウイングに向けて、地上からツバサは手を振っていた。

「あ、あいつ…!生きてたぞ!」

ショウがすぐさまそれに気がついた。

「でも…これってもしかして…」

ミカはなにかに気がついたように呟いた。

しかしすぐにその考えを振り払うと明るく言った。

「さぁ!ツバサさんも乗せて、帰りましょう」




もう残り12話なんだなという衝撃
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