まず、愛染やっぱりオーブ知ってたんだっていうwww。あとグビラ可愛かった。手のひらサイズのグビラならペットにしたいなぁって思いました。
その星は、人知れず太陽系に侵入していた。
その星の名は、遊星セルバー。
ある日のことだった。宇宙を航行中の宇宙船が行方不明になったとの連絡がZETAに入ったのだ。
この世界、人類は既に木星圏にまで到達、月には小規模なコロニーまで誕生している。
すぐにZETAから南部隊の、黒田キョウスケ、竜ヶ崎ツバサ、有馬ショウ、朝倉ミハルの4人が調査に向かった。
「しかしなんだ?そのセルバーだっけか?怪しい匂いがプンプンするぜぇ」
ショウは言う。
4人は特殊宇宙挺ジュピターに乗っている。
「そんなどこぞのゲロ以下の臭いがプンプンするぜみたいな感じで言わんでも…」
ツバサは突っ込んだ。
「お前達の会話はなんだ?その謎のセンスは…」
キョウスケは呆れ返った感じで言った。
「そうですよね、呆れますよね。副隊長?」
ミハルもそれに念を押すように言った。
「いいや、面白い」
それを聞くとミハルは信じられないとい顔をした。
「えーと、ところで、そのもうすぐだな。その、遊星何とかとやらには…」
やがて前方の窓にその星は見えてきた。
その星、遊星セルバーは一見すると月や水星のような灰色の塊に見える。
しかしその大きさは月の半分ほどと割と小型の天体であった。
「よし、とりあえず表面に着陸しよう」
操縦していたキョウスケはレバーを引いていく。
しばらくして大きな衝撃と共にジュピターは着陸した。
やがて4人は宇宙服を着ると外に出ていく。
ショウはアンテナのような装置を持っていた。
「行方不明の船の信号がキャッチできない」
ショウは言った。
「まぁ、もう信号を発信できる状態ではないってことだな…」
その時だった。
「ギャァォォォ」
どこからともなく怪獣の鳴き声が聞こえる。
「怪獣!?どこだ!」
次の瞬間、岩山を突き破って怪獣が現れた。
怪獣の両肩には巨大なトゲがついていた。
さらに両腕も鎌状になっている。
「まさかあいつが船を!」
ショウはレーザーガンを抜くと怪獣めがけて走り始めた。
「おい!まてショウ!」
ツバサもそれを追って駆けだした。
「まったく、ホントに馬鹿なんだから」
あとにはミハルとキョウスケが残されていた。
ツバサはようやくショウに追いついた。
「おい、待て、まだあの怪獣が犯人と決まった訳では無いだろう!」
ツバサは言う。
「だがそれでも!」
「いいか、この星では俺たちの方が侵略者なんだ。それを忘れるな」
その時だった。もう一体の怪獣が突如その場に飛来したのだ。
黒い体に巨大な翼、そして両手には鎌を持っている。
先にいた怪獣はそれを見ると後から来た方に突進していった。
2大怪獣は激突する。
そして互いにもつれ合いながらつかみ合っている。まぁ最もどちらも両手は鎌状になっているのだが…。
「どうする!?こんな所で激突されちゃあ俺達が帰れなくなるぞ」
ショウが言うとツバサは答えた。
「よし、ならば安全なところに避難しよう」
2人は怪獣達からなるべく離れた丘の上に到達した。
すると、ショウが遠くを指さして言った。
「おい!あれを見ろ!」
そこには行方不明になっていた宇宙船の残骸が残っていた。
「おーい!誰かいるか?」
宇宙船の残骸周辺で2人は呼びかけるが一向に応答はなかった。
「だめだ…。これじゃあ生存者はいない…」
その時、ツバサはあるものを見つけた。
それは宇宙船の壁に書かれた血文字であった。
「ギャラクロス…」
ツバサはその文字をそっと読み上げた。
するとちょうどその時、さっきの2体とは別の怪獣の声が聞こえたのだ。
「おい!また新しいのが来たぞ!」
顔を上げると背中に石柱のようなトゲがたくさん生えた怪獣がこっちに向かって歩いてくるのが見えた。
こいつの両手はちゃんと指がついている。
「あいつが…ギャラクロスか…」
ツバサは呟いた。
ギャラクロスはこっちに向かって火球を発射した。
2人の周囲で爆発が起こる。
「まずい!逃げろ!」
2人は駆け出した。
しかししばらく行くと前方ではあの2体が戦っていた。
どうやら後から来た翼のある方が優勢なようで最初にいたやつが倒れたところに馬乗りになって鎌でひたすら切りつけていた。
しかしギャラクロスを見るなり翼を広げて飛び去ったのだ。
ギャラクロスは咆哮する。
倒れていた方の怪獣は立ち上がった。しかしそれをギャラクロスの火球が容赦なく襲う。
やがて怪獣は絶命した。
しかしギャラクロスはなおも火球を浴びせまくる。
そしてその中の一つがツバサとショウのいるところ目がけて飛んできたのだ。
「まずい!」
ツバサは崖から飛び降りるとフレイスフラッシャーを展開する。
すぐさま光に包まれ、フレイスの姿になった。
フレイスはショウに当たる寸前で火球を弾いた。
ショウは気絶をして倒れていた。
「ティア!」
フレイスは構えをとる。
するとギャラクロスが火球を放ってきた。
フレイスはそれを弾き落とすと空中に飛び上がった。
そしてギャラクロスにキックを浴びせる。
しかしギャラクロスはビクともしない。
それから着地したフレイスを押さえ込んだ。
フレイスは赤と金色のバーニングモードへとタイプチェンジする。
だがそれでもなおギャラクロスの腕からは逃れられなかった。
カラータイマーが点滅を始める。
フレイスは渾身の力を込めてギャラクロスを投げ飛ばした。
ギャラクロスは地面に叩きつけられ倒れ込む。
フレイスは腕をL字に組んで必殺技を放とうとした。
しかしギャラクロスは背中から突如として隠し武器のような触手を発射すると、フレイスを攻撃したのだ。
「デュアッ!」
フレイスは後方に倒れる。
ギャラクロスが立ち上がった。そしてフレイスに向かってゆっくりと歩き出す。
フレイスは赤、青、銀の体色のシャイニングモードへと戻った。
そして最後の力を振り絞ると右手から三日月状のカッター光線、フレイスカッターを発射した。
フレイスカッターはギャラクロスの首を切り落とす。
そしてギャラクロスは地面に倒れると盛大に爆発した。
やがてフレイスも光に包まれて消え去った。
「そうか…もう既に彼らは…」
2人の報告を聞きキョウスケは言った。
「はい、ダメでした…」
ツバサは改めて言う。
「なぁに、そう気にするな。お前達のせいではない」
キョウスケはなぐさめる。
「そんなことより我々も帰還しよう。皆が待っている」
「はい…」
ツバサは、涙をぐっとこらえると言った。
その時、皆は知らなかった。遊星セルバーから飛び立ったあの有翼の怪獣が地球に向かっていることを…。
今回のギャラクロスは宇宙怪獣版レッドキングをイメージして考えました。なお、最初に戦っていた2体はガイガレードとドラコのイメージです。一応…。