目が覚めたら個性溢れる世界でした   作:真明

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どうも皆様真明です!真弥君なんか敵と戦う度に気絶してるような…そんなことは置いといて今回から期末試験&合宿編かなり大変な山場に近付いてきてます
それでは
『どうぞ!!』


レースです!……僕の出番は!?

職場体験を終え翌日

『アッハッハッハッハッマジか!!マジか爆豪!!』

爆豪「笑うな!クセついちまって洗っても直んねえんだ、おい笑うなぶっ殺すぞ」

『やってみろよ8:2坊や!!アッハハハハハハ』

切島、瀬呂の2人に笑われ怒り髪の毛が爆発する事で元の髪型に戻る爆豪、その他でも各々の職場体験の話をしていた

芦戸「へえー敵退治までやったんだ!うらやましいなあ!」

響香「避難誘導とか後方支援で実際交戦はしなかったけどね」

芦戸「それでもすごいよー!」

蛙吹「私もトレーニングとパトロールばかりだったわ1度隣国からの密航者を捕らえたくらい」

『それすごくない!!?』

サラリと凄いことを言う蛙吹に驚く2人、蛙吹は麗日に話を振る

蛙吹「お茶子ちゃんはどうだったの?この1週間」

麗日「とても…有意義だったよ」

蛙吹「目覚めたのねお茶子ちゃん」

響香「バトルヒーローのとこ行ったんだっけ」

何か謎の気迫を感じる麗日、1週間前とは比べ物にならないくらい鋭い正拳突きを見せる、それ以降もそれぞれがそれぞれの話をする中上鳴が緑谷達に話を振る

上鳴「ま、1番変化というか大変だったのは、お前ら3人だな!」

瀬呂「そうそうヒーロー殺し!!」

切島「命あって何よりだぜマジでさ」

その時響香が話を振る

響香「ねぇ緑谷、あんた真弥といっしょの所だったんでしょ?真弥はどうしたの?連絡取れないんだけど」

そう言われ周りも気がつく、真弥が居ないのだ

瀬呂「そういや居ねぇな、てっきりお前らと一緒だと思ってたけど…」

轟「あいつはまだ入い…」

緑谷「ちょっと体調悪くしちゃって今休んでるだけだよ!ね!飯田君!」

飯田「あ、ああ!そうだとも!」

響香「…本当はどうなの?あいつの家に言っても両親も何も答えてくれないんだけど?」

飯田「そ、それは…「あいつは病院で入院中だ」と、轟君!?」

響香「入院?何があったのさ!」

さすがに隠しきれず全てを暴露する、真弥がたった一人でUSJの頃に出た脳無と呼ばれた怪物とたった一人で戦い身体に負荷をかけすぎたことをそしてその反動で入院している事を

響香「そんな…なんでまたそんな無茶を…」

それを聞いて一同は驚愕する、すると扉が開き真弥が姿を現す

真弥「おはよう!…皆どうかした?」

緑谷「さ、早乙女君!もう平気なの!?」

真弥「うん!もう平気!流石に3日もベットに拘束されたら体調だって良くなるよ!」

肩をブンブン振り回して平気なのをアピールする真弥、そんな真弥に響香が近づく

響香「何が平気よ!また無茶して!どれだけ連絡したと思ってるのさ!」

真弥「ご、ごめんって、でもあの時は仕方ないのさ、そうしてないと多くの人が死んでたし…」

響香「けど…それでも…」

真弥「ま、席に着こ?先生来ちゃうし…ね?」

響香は渋々席に着く

 

オールマイト「はい、私が来たってな感じでやっていくわけだけどもねハイヒーロー基礎学ね!久し振りだ少年少女!元気か!?」

「ヌルッと入ったな」

「久々なのにな」

「パターンが尽きたのかしら」

オールマイト「尽きてねぇし無尽蔵だっつうの、職場体験直後ってことで今回は遊びの要素を含めた救助訓練レースだ!!」

飯田「救助訓練ならUSJでやるべきではないのですか!?」

オールマイト「あすこは災害時の訓練になるからな私はなんて言ったかな?そうレース!!ここは運動場γ!複雑に入り組んだ迷路のような細道が続く密集工業地帯!5人4組に分かれて1組ずつ訓練を行う!私がどこかで救難信号を出したら街外から一斉スタート!誰が1番に私を助けに来てくれるのか競走だ!もちろん建物の被害は最小限にな!」

爆豪「指さすなよ」

ルールを説明し爆豪に注意を促す、そこでオールマイトは真弥に顔を向け

オールマイト「早乙女少年、今回君はお休みだよ、お医者さんから聞いたけどまだダメージが残ってるんだって?無理はしないようにね!」

真弥「え?もう治ってるんですが…」

オールマイト「念の為だよ!」

結局オールマイトに押し切られ休む事となった真弥、かなりつまらなさそうにしていたが全員の結果を見ていた

 

更衣室

真弥「みんなお疲れ!僕もやりたかったなぁ!」

上鳴「まぁしょうがねぇさ、それよりさ…こんなこと聞くのはあれかも知れねぇが脳無と戦った感想どうだったよ」

真弥「ん?かなりやばかったよ?一撃が半端なかったし取っておきでやっと倒せるくらいだったし…もう戦いたくないかなぁ」

上鳴「取っておき?必殺技か!」

真弥「まぁそんな感じかな…脳に凄いダメージ与えるからまだまだ要練習かな…ところで峰田君何しようとしてんの?」

峰田「オイラはとんでもない事に気づいちまった!この壁の穴!この隣は女子更衣室!つまり!…あのなんでアイアンクローを?」

真弥「させると思う?響香ー聞こえてるでしょイヤホンジャックよろしく!」

真弥がそう言うと壁の穴からイヤホンジャックが飛び出す、それを峰田に差し込み爆音を流し込むと同時にアイアンクローを決める

峰田「ぎゃぁぁ!!目と頭がァァ!?」

制裁を加える真弥に切島が話しかける

切島「そういや早乙女よ、お前はさ耳郎の事どう思ってんだ?」

真弥「ん?と言うと」

切島「いや、好きなのかなって、いつも一緒に居るし」

真弥「…?好きだよ友達としても普通に1人の女性としても」

とんでもないカミングアウトに一同は固まる

切島「えっと…どの辺?」

真弥「優しい所とかあぁ見えて寂しがり屋なところとか?可愛いところ沢山あるよ?何より僕が起きた時泣きながら喜んでくれた時とか…その時かな好きだって気づいたの」

峰田「ぎゃぁぁ!爆音が早くなったなぁァ!?」

真弥「ま、そういう事だけどどうかしたの?」

切島「お前って恥ずいことサラッと言えるんだな…漢らしいな」

真弥「恥ずかしがることなんてないよ、本当の事だし、それじゃ僕この辺で」

峰田へのアイアンクローという制裁をやめ外に出ると女子更衣室から響香が飛び出し飛び蹴りを決める

真弥「いった!何すんのさ!」

響香「あんた何恥ずかしいことサラッといってんの!?」

真弥「イヤだって本当だし?」

響香「…///もう!!」

何か言いたげだったが響香はそそくさと歩き去っていった

真弥「なんなんだろ…?」

『あれはお前/あなたが悪い』

真弥「なんでさ!?」

少しズレた真弥との日常だった




という訳で今回はここまで!真弥くんは割と唐変木…というか「僕は好きだけどあっちは違うよね」って考えの人です
そんなわけで次回から期末試験ですが相手は誰にしましょう…ずっと悩んでるんですよね…一応案はあるんですが…いいのかなぁ
それではまた次回お会いしましょう!
『待て次回!!』

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