目が覚めたら個性溢れる世界でした   作:真明

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どうも皆様真明です!投稿遅くなると思ってましたが近場の本屋にヒロアカ全巻あったので全巻買ってきたのである程度ペースは落ちますが続けられそうです!今回もタイトル通りです!ちなみにA組のメンバーは全員で21人ですつまり真弥君がはいっことによって1人多いです!さてさてどうなるか
それでは
『どうぞ!!』


入学早々テストですか?

登校初日の朝、身支度を済ませ出発の準備をしていた

母「大丈夫?忘れ物ない?」

真弥「大丈夫だよ、全部ある、それじゃ響香待たせてるから行ってくるね」

短い会話を済ませ真弥は響香との待ち合わせの場所へ向かった

真弥「やっほー響香、お待たせ?」

響香「おはよう真弥、今来たところだから安心して、さ、行こ」

互いに軽い挨拶を済ませ雄英へと向かう2人

響香「しかしこの間は驚いたよ、いきなり食べに行こなんてさ」

真弥「あの時はごめん両親ともに浮かれて自慢したかったんだって」

響香「そういう割に順位教えてくれないじゃん?」

真弥「教える必要ないし、聞いてもつまらないよ」

そう誑かし先に行く真弥、響香は納得しない顔をしながらも真弥を追いかけた

 

真弥「1-A、1-A、あ、あったここか広いから分からなくなるね」

響香「ほんとだだっ広いね、扉も馬鹿でかいし」

そう言いながら扉を開くと見知った顔があった、その人物もこちらに気づいたのか手を振ってくる

真弥「やっほー障子君君も受かったんだね」

障子「あぁ、あの時は助かった礼を言う、2人も受かったんだな」

響香「私はなんとかって感じ2人は?」

障子「俺もそんな感じだ」

真弥「僕は…うん」

2人「なぜ言葉を濁す?」

目を背け誤魔化そうとする真弥、そんな真弥をじっと見つめる中、またも見知った顔の少年が近づいてくる

???「少しいいかい?君達の中にあの試験の構造に気づけた人はいるかい?」

真弥「君は受験番号7111の人?君も受かったんだね、おめでとう!」

飯田「ぼ、俺は私立聡明中学出身飯田天哉だ、君達は?」

響香「私は耳郎響香、こっちは障子目蔵って言って最後にこの女の子っぽいのが早乙女真弥だよ」

障子「よろしく頼む」

真弥「うん、僕の説明雑くない?後飯田君だっけ?構造と言うとレスキューポイントの事かな?」

飯田「その通りだ、もしかして気づいてたのかい?」

真弥「ううん全く?ただ0ポイントって時点で何かあるなって予想は立ってたよ?」

飯田「そ、そうか、俺は全く気づけなかったよ」

真弥「あはは気に病むことは無いさ僕も気づいてなかったしただの感なんだから同じだよ」

飯田「まさか女子に慰められるとは…」

その時響香は笑い真弥は暗い顔をする

真弥「僕ってそんなに女っぽい?」

飯田「え?」

真弥「僕は男だよ!悪いか!真弥が男の名前で悪いか!」

半泣きになりながら飯田に詰め寄る、しかしそれは怖いとはお世辞にも言えなかった

飯田「す、済まない性別を間違えるとは、とんだ失態だ許してくれないか?」

真弥「ぐす、ま、まぁ男ならこれくらい許すよね!うん、許すとも!」

しかし周囲ではあの子男の子なんだっていう声がチラホラあった、その騒ぎをかき消すように扉が勢いよく開き1人の男子が入ってきて机に勢いよく座り机に足を置く、それを見た飯田はそれを注意しに行く

飯田「机に足をかけるな!雄英の先輩方机の製作者方に申し訳ないと思わないか!?」

???「思わねーよ!てめーどこ中だよ端役が!」

飯田「ぼ、俺は私立聡明中学出身飯田天哉だ」

???「聡明!?くそエリートじゃねぇか!ぶっ殺し甲斐がありそうだな!」

飯田「君ひどいな本当にヒーロー志望か!?」

それを扉から覗き込むように見ている少年がひとりいた、試験会場でぶつぶつ言っていた少年である

その会話を遠目に見る3人

響香「なんか凄いの来たね」

障子「かなり尖ってるな」

二人の会話を他所に真弥は机に足を置く少年に話しかける

真弥「はじめまして!僕は早乙女真弥!君の名前は?」

???「あぁ!?なんだモブが!すっこんでろ!」

真弥「む、酷いなこれでもクラスメイトで一緒に学業を共にする仲間じゃないか名乗ることくらいしてよ?」

爆豪「チッ!爆豪勝己だ分かったら失せろモブが!」

真弥「うん、よろしく爆豪君!」

そう言い飯田含む3人の元へ向かう

真弥「飯田君と後の名前のわかんない二人とももう先生来てるみたいだからそろそろ席につこ?」

先生?と疑問符を浮かべる3人に女子の後ろを横たわっている寝袋を指す

???「寝袋?」

???「分かってるなら早く静かにしろ、ここはヒーロー科だぞ」

寝袋の中からゼリー飲料を取り出し一気に吸い込む先生?は寝袋からもぞもぞと起き上がる

相澤「はい、静かになるのに5秒かかりました、時間は有限、君たちは合理性にかけるね。担任の相澤消太だ、よろしくね」

そう名乗るとゴソゴソと、寝袋をあさり中から体操服を取り出す

相澤「早速だけどこれ着てグラウンドに出ろ」

 

『個性把握テスト!?』

???「入学式は!?ガイダンスは!?」

相澤「ヒーローにらなるならそんな悠長な行事出る時間ないよ、雄英は“自由”な校風が売り文句、そしてそれは先生側もまた然り」

それから相澤先生は種目を説明する

相澤「確か首席は…おい早乙女、お前中学の時ソフトボール投げ何mだった?」

首席という言葉を聞き全員が真弥を見るその目は全員が信じられないと言った目をしていた

真弥「あ、あんまり見ないで?恥ずかしいよ」

相澤「さっさと答えろ」

真弥「あ、すいません、えっと90mくらいですな」

それを聞きなお驚く一同

相澤「なら個性使って投げてみろ、円からでなければ何してもいい、早よ」

そう促され円に入る真弥、周りはホントに首席か?嘘なんじゃないか等述べていた

真弥「…全力でいいですか?」

相澤「あぁ本気でやれ」

真弥「分かりました、それじゃぁ、セイッ!」

足を思いっきり上げ一直線になるほど伸ばしたあと勢いよく踏みしめボールを天高く投げ飛ばす、そのボールは音を置き去りにする勢いで飛び雲を突き抜け見えなくなった

相澤「…ほう?おいお前らこれ見てもこいつを疑うか?」

そう言って相澤が手に持っていた測定器を見せるとそこには∞と書いてあった

???「はぁ!?∞ってどうなってんだ!?」

???「壊れてるのか!?」

相澤「あいにく正常だ、つまりこいつの投げた玉は測定不能の範囲まで今の一瞬で行ったってことだ」

それを聞き信じられないものを見る目で真弥を見つめるその中には響香も混じっていた

響香「あんたいつの間にてかなんで黙ってたの!?」

真弥「あ、あはは、言っても信じてもらえないかと思って…」

響香「た、確かに信じないかもだけどさ…」

真弥「ならお互い様、今度からは隠し事はしないからさ?ね?」

響香「わかった」

暫くしたあとチラホラと歓声が聞こえ、それぞれが口走る

???「すげぇ今の!」

???「個性使ったらあんなに飛ぶのかよ!」

???「なんだか面白そうだな!」

相澤「ほう、面白そうか、ヒーローになる為の3年間、そんな腹積もりで居るつもりか?」

相澤先生からの凄みが増す、その気迫は正しくプロのものだった

相澤「よし決めた、トータル成績最下位の者は見込み無しと判断し、除籍処分としよう」

『はぁぁぁ!?』

相澤「生徒の如何は先生の自由、ようこそこれが『雄英高校ヒーロー科』だ」

???「最下位除籍って!入学初日ですよ!?いや初日じゃなくても理不尽すぎる!!」

1人の女子が大声で抗議する

相澤「自然災害…大事故…身勝手な敵たち…いつどこから来るかわからない厄災、日本は理不尽にまみれている。そういう理不尽(ピンチ)を覆していくのがヒーロー、放課後マックで談笑したかったならお生憎、これから3年間雄英は全力で君たちに苦難を与え続ける。“Plus Ultra”さ、全力で乗り越えて来いよ」

笑いながら人差し指を立てながらそう煽る相澤、生徒各自の目に覚悟が宿る

飯田(洗礼と言うには重すぎる…これが最高峰…やるしかない!)

爆豪(ぜってぇあいつには負けねぇ)

???(まだうまくコントロール出来ないのに…!)

覚悟を決めるもの、対抗心を燃やすもの、不安を抱くものそれぞれだがその目はやる気に充ちていた

真弥「plusultra…この受難に感謝しないとね」

相澤「…ほう?」

真弥もまた闘志を燃やしていた

 

第1種目 50m走

「3秒04!」

???「すげぇ!」

???「おい次アイツだぞ」

真弥「僕一人か…やりやすい!」

合図とともにスタートダッシュを決めるそして

「2秒02!!」

???「こっちも速ぇ!」

飯田「くっ!負けたか」

真弥「うーん、ちょっとつまづいちゃった…」

 

第2種目 握力測定

バキっ!

真弥「あ、やっちゃった」

障子「得意科目で負けた!?」

???「あいつ何もんだよ!?」

 

第3種目 立ち幅跳び

真弥「とぉ!」

???「あいつホントに人間か?」

響香「一応人間だよ、個性が異常なだけ」

 

第4種目 反復横跳び

???「おい誰かあいつ止めろ!?目で負えねぇ!」

真弥「…そろそろ疲れてきたなぁ」

 

第5種目 上体起こし

真弥「ありがと障子君おかげで全力でやれたよ」

障子「あぁ、しかし凄いな」

 

第6種目 長座体前屈

響香「あんたって軟体動物か何か?やらか過ぎない?」

真弥「毎日柔軟してるからね!」

((((そういう問題?))))

 

第7種目 ボール投げ

???「せいっ!」

???「おお!∞だ!早乙女は…やっぱり∞だ!あいつ才能マンすぎるだろ。」

真弥「…疲れた」

相澤「46m」

???「なんで、今使おうとして…」

相澤「個性を消した、つくづくあの入試は…合理性に欠くよ、お前のような奴も入学出来てしまう」

???「消した…!あのゴーグル!そうか、抹消ヒーローイレイザーヘッド!」

???「イレイザー?」

???「名前だけ見た事ある!アングラ系ヒーローだよ!」

相澤「見たとこ…個性を制御できないんだろ?また行動不能になって、誰かに救けてもらうつもりだったか?」

???「そ、そんなつまりじゃ」

そこからはうまく聞き取れなかった

障子「うん?どうした早乙女?」

真弥「なんでもないよ障子君、後僕のことは真弥って呼んで?」

真弥(彼も僕と同じく最近目覚めたのかそれとも無個性だったのか…)

???「なぁお前さ首席だったんだろ?あいつどう思うよ?」

真弥「君は?それにどういう意味?」

切島「俺は切島鋭児郎、いやさあいつさっきから個性使ってるように見えねぇからさ、どう見えるのかなって」

真弥「よくわかんないけど、そうだね、彼はやるよ、目が死んでないもの」

真弥が見る先にはぶつぶつと何かを言っているがその目はまだやる気があった、そして

???「SMASH!!」

その掛け声とともに天高くボールが飛ぶ、そして結果は

相澤「705.3m…」

???「先生…!まだ…動けます!」

相澤「こいつ…!」

 

爆豪がボサボサ頭の少年(爆豪からはデクと呼ばれていた)に襲いかかろうとして捕縛されると言った問題は起きたものなテストは終わった

 

相澤「ちなみに除籍は嘘ね」

『!?』

相澤「君らの最大限を引き出す合理的虚偽」

『はーー!?』

???「あんなの嘘に決まってるじゃない…ちょっと考えれば分かりますわ」

真弥「ほんとにそうかな?目は本気だったよ?」

???「では何故緑谷さんは除籍処分にならなかったのです?」

真弥「先生は見込み無しならって言ったよね?つまりそれは1か0かって事、つまり僕らは1だったのさ全員ね、確かにえっと緑谷くん?は全体のステータスは低いけど最後まで諦めなかった、それに最後は自分の個性をコントロールして見せた、それならあるじゃないか限りなくゼロに近いけどなんミクロ単位かの1がさ?」

???「つまり先生は可能性を感じたから除籍にしなかったと?」

真弥「多分ね?そう言えば君は?」

八百万「私は八百万百と申しますわ、早乙女さん」

真弥「真弥でいいよ?八百万さん!これから宜しく!」

 

 

時間は流れ下校時間

真弥「ねぇ響香そろそろ機嫌直してよ?」

響香「別に怒ってなんかないよ」

真弥「(怒ってる…)今度なにか奢るからさ!ね?」

響香「モンブランね」

真弥「わ、分かったよ…うん?あれって飯田君に緑谷くんに誰?まぁいいやおーい!」

真弥は3人に声をかけ近づいていく

飯田「おぉ、早乙女君に耳郎さんじゃないか!」

真弥「うん、こっちからも帰れるから皆と話したかったしさ?そういえば君の名前は?」

麗日「うちは麗日お茶子!よろしくね!」

真弥「うん!よろしく麗日さん!そうだ、緑谷君、ちょっと聞いていい?」

緑谷「な、何かな?」

真弥「君って個性に目覚めたのつい最近だよね?」

その言葉を聞き全員が驚く

緑谷「ど、どどどどうしてそう思うの?」

真弥「コントロール出来てないからってのが一番の理由、2番目が似てたからかな?」

緑谷「似てた?」

真弥「うん、僕も昔個性がうまく扱えない時期があったんだ、その時と状態は真逆だけど似てるからそうじゃないかなって」

飯田「つまり君も個性がコントロール出来てない時があったのかい?」

真弥「うん、それで色々やってやっと使えるようになったんだ」

響香「あんたがコントロール出来るようになった時は驚いたよ鉄パイプへし折るんだもの」

麗日「へし折る!?」

真弥「昔の事だよ、今はちゃんとコントロール出来てるよ、それより緑谷君の個性の扱いからして多分まだ100か0かって感じかな?まぁ無理せず頑張ろそのうち上手くいくって!」

緑谷「うん、ありがとう」

真弥「?まぁいいや僕らこっちだからここまでだね、バイバイ3人ともまた明日!」

3人に手を振り真弥と響香は帰路についた




という訳で今回はここまで!真弥君バケモノか?まぁこれでも負ける時は負けるよてかネタバレするとusjで負けます…どう負けるかは乞うご期待?
それではまた次回お会いしましょう!
『待て次回!!』

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