転生するなら提督ではなく、あえて艦娘になりたい。 作:しらぬり
俺は神崎。俺は今目の前で繰り広げられていることに疲れています。
「勇也さんは保護対象です。」
「本人の意思が無かったらダメなんでしょ!」
神崎「もうやだ疲れた。」
―時は少しさかのぼり...
神崎「え、政府の人が訪問に来る?」
提督「えぇ、大本営から漏れちゃったみたいで。
しかも政府の人だけでなくて違う鎮守府からも色々要請が来てるよ。」
...いやな予感しかしないんだが...
神崎「...例えば?」
提督「えぇーと...演習とか、異動とか、婚姻届けも入ってたような...」
マジかい。異動は無理。まして結婚とか...俺は一応艦息子なんだけどな。
神崎「演習以外全部お断りでお願いします...」
提督「だろうと思って既に出しといたよ~」
あぁ...今は提督が天使に見える。
神崎「...それより政府のお方はいつ来るんだい?」
提督「あぁと確か一三○○だから...あと三時間後だね。」
あと三時間か...そうだな、暇だから少し歩くか...
歩いて港で休んでいたら遠征終わりの吹雪たちと出会った。
吹雪「勇也さん何してるんですか?」
神崎「ん?あぁ吹雪ちゃんか。今は一時までやることがないからここで海を眺めてたんだよ。」
吹雪たちは隣失礼済ますといった後2人が座り、一人が膝に、もう一人が後ろから抱き着いている。
神崎「...隣りに座っている吹雪と初雪はいいんだが、何故深雪は膝に座って白雪は後ろから抱き着いているんだい?」
深雪はまぁなんとなくやりそうだからいいとして、無表情でクールな印象だった白雪が後ろからあすなろ抱きしてきているのは意外でしかない。
深雪「二ヒヒっ別に良いだろ~」
白雪「...何か問題でも?」
神崎「いや、別に特には...この後は何か予定とかないのか?」
初雪「...後は部屋に引きこもるだけ。」
引きこもるのか...俺はそんな暇がなく政府の人と会わないといけないからな...
吹雪「勇也さんは一時から何か用事はあるんですか?」
神崎「あぁ、政府の人と保護に関して話し合うんだ。」
吹雪「えっ...」
何故か保護の話をしたら深雪は抱き着いてきてるし吹雪と初雪はそれぞれの俺の腕に抱き着いてきている。白雪ちゃん?首に地味に腕がかかってるから。もっと力込めたら首締まっちゃうから。ちょっ白雪さん?痛いから。痛い痛い痛たたたたたた!
~間をおきまして~
吹雪「勇也さんは保護には賛成なんですか?」
深雪「...離れたくない。」
神崎「俺はここからは離れないよ。...ただ政府の人だから強引に連れていかれるかもしれないけどね。」
白雪「問題ありません。そのような人は私が処分しますので。」
神崎「待って白雪ちゃん。女の子がそんな処分とか物騒な言葉使っちゃだめだから。」
白雪「?そうですか。」
そう言えばこの世界あべこべだったな...たまに頭から抜けるから気を付けないとな。それでも処分って言葉を使っちゃだめだと思うんだが...
吹雪「勇也さん、大丈夫ですよ。もしも連れていかれそうになっても私が守りますから。」
どっかの紅茶戦艦と違う純粋な笑顔を俺に向けてくれた。
あぁ...何故か吹雪ちゃんの背中から清い白い翼が生えているように見える...天使フブキが降臨なさったか...
最近冷えてきましたね...
そのせいでお腹が...
ハゥ!は、腹が...(ジョニー風)