転生するなら提督ではなく、あえて艦娘になりたい。 作:しらぬり
あけおめ!ことよろ!
提督「さぁやってまいりました!お正月!」
提督は今日も。いや、いつもよりも一段と騒がしいです。しかも羽根つきの準備とか凧揚げの凧とか持ってるし。満喫する気満々じゃん。
夕立「あけおめっぽい!」
夕立が挨拶しながら突っ込んでくる。俺は反応できずにもろに食らった。
神崎「ぐはぁ!」
夕立さん、いきなりタックルすんのやめてもらえないかな...結構きつい。お腹響く。
時雨「勇也大丈夫だった?」
神崎「あぁ...大丈夫だ...問題ない。」
時雨もすごく飛びつきたそうにしてるんだが...時雨は流石に強くは来ないか。(フラグ)
神崎「それよりも...ほら、時雨もどうだ?」
時雨「!じゃあ、えいっ!」
時雨は夕立の時と同じくらいの速度で突っ込んでくる。おかしくないですかね?
神崎「うはぁ!」
ロリ神は言っている。『これ位でへこたれんじゃ無いぞい』と。いきなりロリ神が脳内に言葉送ってきたんだが。お前は現世に出てくんなよ。色々ヤバいことになるから。
そんな事を考えていると倒れている俺に提督がいきなり顔を近づけてきた。
提督「勇也!一緒に羽根つきしよ!」
提督さん。顔をもう少し離してくれませんかねぇ。俺は別にいいんだけど周りが...
神崎「わかりましたよ...やるなら早くやっちゃいましょう。」
俺は夕立たちに退くように言い提督から羽子板を渡される。
提督「よっしゃ!それじゃあ行くよー!えいっ!」
放物線を描いて飛んでくる。提督には結構最近色々されているからちゃんとお返しいないとな。この羽根あるテニスアニメの物理法則を無視したショットで返してやろうか。構えて、そして、
神崎「ブーメラ○○ネーク!」
提督「ちょ、」
容赦ない軌道で提督の横腹に直撃する。提督は痛がっているが、周りは気にしない。だって、『艦息子』VS『人間』だぜ?んなもん勝負はすでに決まっとりますがな。
神崎「よし。勝ったしさっさと食堂に行ってお餅食べますか。」
間宮「あら勇也さん。今日は何にしますか?」
俺はメニューを見る。様々な餅料理があるがその中であるものが目にとまった。
神崎「じゃあきな粉餅で。」
間宮「はぁ~い。ちょっと待っててね~。」
間宮さんが作るきな粉餅。絶対うまいに違いない。ちなみに前世でも俺はきな粉餅大好きだったんだよなぁ。
神崎「うますぎる!」
もっと食わせろ!俺の予想は間違っていなかった!きな粉餅サイコー!
「あれ、勇也さんじゃないですか。どうしたんですかこんなところで。」
声がした方を向くと青葉がカメラをもってこっちを見ていた。しかも一枚取られた。
神崎「青葉か...お前こそどうしたんだ?」
青葉「いやぁ実はいろんなところの写真を撮っていてですね...」
写真...あ、そうだ。すっかり忘れてたけどクリスマスの時の件がまだ終わってないな。
神崎「青葉、ちょっとこっちに来い。」
青葉「?はい、わかりました。」
射程内に入った瞬間にすぐさまアイアンクローをかける。
青葉「あだだだだだだ!痛いです!痛いですからぁ!放してくださぁい!」
数秒後に放してやる。青葉は涙目でこちらを見ていた。上目遣いで。結構かわいいな。
青葉「痛いじゃないですかぁ...」
神崎「お前思い当たるところあるだろ。」
青葉の体が一瞬わずかだが跳ねる。こいつぁ確信犯だな。
青葉「サ、サテナンノコトデショウカ?」
神崎「しらばっくれったって無駄なんだよ!」
青葉「お許しを!」
神崎「問答無用!」
その日、鎮守府内にもう一つの悲鳴がこだましたという。
ちなみに勇也の写真は後日も販売されていたらしい。
青葉はまだ懲りていない様だった。
今年も頑張っていきましょー!