転生するなら提督ではなく、あえて艦娘になりたい。   作:しらぬり

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第二十ニ話 切断

「今お主は"元居た世界"と"今居る世界"で繋がりを持っておる。」

 

神崎「ほぉ~...。そんなものあるんだな。」

 

「...お主今消えそうっていう自覚ある?」

 

全く、これっぽっちも。いきなり言われても正直理解が出来ない。ていうか繋がりって何?(馬鹿)

 

「まぁいいわい。その繋がりはお主が暴れるまでは平穏を保っておった。しかしお主が暴れたことによって今居る世界の方で歪みが生じた。まぁ元々異物を放り込むようなことをした時点で消えてもおかしくなかったんじゃが。」

 

神崎「おいコラ。」

 

それってつまり『俺がこの世界に送り込まれた際に消えていた可能性』があるってことだろ?...俺良く生きてられたな。

 

「このままじゃとお主はともかく消える。そのためには繋がりを切るんじゃ!」

 

神崎「じゃあ切ってくれ。」

 

「しかし、お主もさすがに元居た世界との...っては?」

 

神崎「だからさっさと切ってくれ。」

 

「...もう少し悩むとかはしないんじゃな。まぁこの方が儂もやり易いから良いのじゃが...。」

 

ロr...神様はそういうとパンっと手をたたいた。

 

「よし、これでいいはずじゃ。お主は完全に今いる世界の方の住人になった。」

 

神崎「...特に変わった感じもしないな。」

 

「まぁ繋がりを切っただけじゃからの。それじゃあ向こうに返すぞい。」

 

神崎「はぁ!?またy「じゃあの!」だから話をきけぇぇぇぇぇぇ...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目を覚ますと見慣れない天井が視界に入ってくる。だが、それよりも先に気づいたことがあった。

 

神崎「左目が...見えない?」

 

試しに右手で触れてみるとそこには包帯がまかれていた。どうやら誰かが巻いてくれたようだ。体を起こし周りを見る。部屋には誰もいない。窓から外を見てみると一面闇ばかりだった。

 

神崎「いつの間にか夜まで眠ってしまっていたか。」

 

俺はベットから立ち上がり扉を開けて廊下に出る。廊下はすでに消灯されておりかなり遅い時間だということがうかがえる。

 

神崎「さてと、ここから俺の部屋まではどう行くんだっけな...。」

 

いつもと違い廊下が暗いためここがどこだかわからない。

 

神崎「取り敢えず進むだけ進んでみるか。」

 

出来れば誰かと会えればいいんだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し歩くと見覚えのある扉の前に来た。

 

神崎「ここは...食堂か。」

 

暗いため見えにくいが、この扉の横には『お食事処』と書かれている。

 

神崎「流石に中には誰もいないか。」

 

中を少し覗いてみたが真っ暗で誰もいる気配はしなかった。

 

神崎「しかし、ここからなら俺の部屋にも戻れるな。」

 

体中痛いがおそらくこの時間帯はお風呂場とかも閉まっているので朝早くに行くことにした。

 

翌日部屋から俺が消えていたためにちょっとした(大きな)騒ぎになり、その後提督に『病人は絶対安静』等の説教を受けた。解せん←元凶

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