転生するなら提督ではなく、あえて艦娘になりたい。 作:しらぬり
PM7:30
神崎「ん~...。」
朝太陽の光を浴びながら伸びをする。そしてそのまま流れで髪の毛を整える。
髪の毛を整えていると勢い良く部屋のドアが開けられた。
金剛「Hey!勇也!グッドモーニング!」
俺は無言で近くにあった目覚まし時計を金剛に向けて全力で投げる。
神崎「ふんっ!」
金剛「Oh!」
目覚まし時計が額に当たった金剛は額を摩りながら部屋に入ってい来る。最初は少し引いていたが最近は(朝部屋に入ってくるが)色々と抑えるようになってきたので部屋にあげたりしている。
金剛「勇也~ちょっとは手加減しなヨ~...。」
神崎「いきなり入ってくるお前が悪い。いつも言ってるだろ、ノックをしろって。」
金剛と話していると今度は武蔵と吹雪が入ってきた。
武蔵「勇也、邪魔するぞ。」
吹雪「お邪魔します、勇也さん!」
武蔵はいつも通り本を持っており、吹雪は将棋盤を持ってきている。吹雪とはいつも将棋をして勝負している。確かに吹雪は将棋は強いが、まだまだ俺には勝てないレベルだ。とは言え、正直最近負けそうになっているから手を抜いたりはしていない。
神崎「吹雪、今日もやるのか?」
吹雪「はい!今日は負けませんから!」
その後は金剛と吹雪と三人でしゃべりながら吹雪と将棋をした。やはり吹雪はいつも通り強い。武蔵は時折こっちを見ては微笑んだりしている。保護者かな?
将棋をしばらくしていると突然周りがブラックアウトし、気が付くと白い空間とロリ神がいた。
神崎「...何の用だ?」
「いや、もう間もなくお主を送ってから一年が経つ。」
神崎「...もうそんなに経ったのか。」
思い返してみればいろんなことがあった。様々な海の仲間に会ったりアクシデントが起きたり...。
俺は視線を左手の薬指に向ける。そこには“銀色の指輪”がはめられていた。
「...お主は良かったのか?この世界で。」
神崎「文句がつけようがないくらいに良い世界だよ。」
俺はこの世界に来れてよかったと思っている。この世界のおかげで俺は充実した毎日を過ごせている。
神崎「神様。」
「...なんじゃ。」
神崎「おれをこの世界に転生させてくれてありがとう。」
「...そうか。」
この世界に来た男、『神崎 勇也』は元の世界で持っていた愛情を注ぐことが出来た。
「これはいくつもある世界の中にあるほんの一つの物語。他にもまだ物語はたくさんある。」
「中には語られていない物語もたくさんある。」
「だから、たった一つの物語。」