スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
これがのちの「クッパ姫」である。
・ナレーター(日常)
・
ルイージに明日の仕事を頼み、朝御飯を作ってもらって食べ終えた後。
マリオは変わらずにルイージの家にいた。
別にマリオ自身がルイージの家に留まることを決めたわけではない。
会話をすることが好きなルイージが紅茶のお代わりやお茶菓子などを準備してマリオを引き留めたのだ。
「それでね。うっかり石に
「あいかわらず抜けてるところがあるなぁ」
頭を掻きながらルイージは自身のうっかり話をする。
そんなルイージをマリオは紅茶を飲みながら微笑ましそうに見ていた。
「あ、飲み終わっちゃった?じゃあ、次はこんな紅茶はどうかな?それとこの紅茶に合うお茶菓子も」
「ああ、ありがとう」
マリオのカップが空になったことに気づいたルイージは手早く次の紅茶を注ぐ。
そして注いだ紅茶に合うと自信のあるらしいお茶菓子も出してきた。
そんな光景を見ながらマリオはボンヤリと思う。
あ゛~・・・・・・
ルイージの世話焼きも変わらないなぁ・・・・・・
別々の家に住むのを決めた理由もこれだったけど・・・・・・
別々で暮らすようになってからは会ったときの世話焼き具合が格段に上がるな。
マリオとルイージはもともとは一緒の家に住んでおり、2人で暮らしていた。
それが何故、今は別々の家で暮らしているのか。
その理由はマリオが思っていたように、ルイージの世話焼きが理由だった。
ルイージの趣味は家事やガーデニング、料理であり、2人で暮らしていたときは家事のほとんどをルイージが先にやってしまっていたのだ。
一応、マリオも手伝おうとはしたのだが、気づけばルイージが終わらせており、いつの間にか2人でお茶をしていることがほとんどだった。
ルイージに言って家事をやろうともするのだが、そんなときに限って家事をする必要がない状態だったりもするのだ。
そんな日々が続いて、マリオもさすがにこのままではダメ人間になると危機感を抱いたのが2人が別々の家に暮らしているキッカケである。
もちろん、マリオの世話を焼くのが好きだったルイージは最初は拒否をした。
それをどうにか説得して、今の2人別々に暮らす形に落ち着いたのだ。
「兄さんはちゃんと家のこととかできてる?」
「・・・・・・毎回聞いてないか?」
新しく淹れた紅茶を飲み、ルイージはマリオに尋ねる。
ルイージのこの質問は毎回のことであり、少しでもできていないことがあればマリオの家に行って、できていないことをやってしまうのだ。
そのため、マリオは家事に関して手を抜けず、ルイージほどとはいかなくてもある程度のことはできるようになっていた。
「心配しなくてもちゃんとやってるさ」
「そう?何かあったら言ってね?僕も手伝うからさ」
そう言ってルイージとマリオは紅茶を口に運ぶ。
ちなみに、キノコタウンでもルイージはマリオの世話を焼こうとするので、ルイージには本人には知らない通り名がある。
それは────
────ダメ男製造機だ。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
ううぅ・・・・・・
もしかしたら今までにも見られてたのかなぁ・・・・・・
「それで、あなたはどのような用件で城に?」
あ、デイジーと仲良くなるためにピーチ姫に相談をしに来ました!
「ふむ、今の時間なら大丈夫ですな。では、姫様の部屋に案内しましょう」
良いんですか?
ありがとうございます。
おじいさんのキノピオはそう言ってピーチ姫のところまで案内してくれました。
・・・・・・私だけだと迷ってたかも?