スーパーマリオ イフストーリー (完結)   作:竜音(ドラオン)

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ちょっとだけ難産・・・・・・


クッパ姫だ・・・・・・
この萌えに落ちたら最後だな
2度ともとの萌えには戻れないだろう


・白血球(はたらく細胞)




第96話

 

 

 ナハトが離れ、名残惜しそうにしながら掃除に戻る。

 その姿を見てからマリオはピーチ姫の部屋へと向かって移動を再開した。

 

 

「ナハト、頑張ってくれ」

「うん!」

 

 

 マリオの言葉にナハトは嬉しそうに掃除のスピードを上げた。

 そこまで素早く動くとホコリがたって余計に掃除の時間がかかるのではないかと心配になるが、その心配に反してホコリなどはまったくたっておらず、どんどんとゴミを集めていく。

 そんなナハトの姿を見て、マリオはクスリと笑って歩いていくのだった。

 

 

「ピーチ姫、今は大丈夫かい?」

「ま、マリオ?!ちょ、ちょっとだけ───きゃっ?!待ってちょうだい!」

 

 

 ピーチ姫の部屋の扉を軽く叩き、マリオは部屋の中に声をかける。

 すると部屋の中からドタンっという音とピーチ姫の慌てた声が聞こえてきた。

 それからしばらくしてガチャリと部屋の扉が開く。

 扉の隙間からピーチ姫が顔をそろっと出し、何故か顔を赤くしながらマリオを見つめた。

 

 

「え、えっと・・・・・・少しだけ待ってくれるかしら?」

「あ、ああ。それは構わないけど、転んだような音がしたけど大丈夫?」

 

 

 どこかオロオロとした雰囲気でピーチ姫はぎこちなく笑みを浮かべる。

 よく見れば髪の毛も少しだけはね散らかっており、ところどころでピヨンとはねていた。

 普段とは違う雰囲気のピーチ姫に、マリオは少しだけ面食らってぎこちなく返事をする。

 

 

「あ、あははは・・・・・・。ちょっと驚いて椅子が倒れちゃったのよ。大丈夫だから少し待っててちょうだい?」

「それならいいけど・・・・・・」

 

 

 そう言ってピーチ姫は素早く扉の中に引っ込んでいく。

 そんなピーチ姫の姿を見ながら、そういえばクッパも似たようなことがあったなぁとマリオはボンヤリと考えていた。

 それからしばらくして、ピーチ姫の部屋の扉が再び開かれる。

 

 

「よし・・・・・・、待たせちゃったわね」

「いや、そんなに待ってないから大丈夫だよ」

 

 

 自身の髪の毛を整えながらピーチ姫はマリオを部屋へと招き入れる。

 ピーチ姫の部屋は綺麗に掃除されており、“悪意”による異変の際に散らかっていたとは思えないほどだ。

 よく見ると机の上にある写真立てが下向きに倒されている。

 まるで、写真立てに入れられている写真を隠すかのように。

 

 

「あ、ああああ!そ、それよりもお茶でも飲むかしら?!」

「え、あ、ならルイージの作ってくれたクッキーも食べようか」

 

 

 マリオが写真立てに目を向けていることに気づいたピーチ姫は、慌てた様子でマリオの視線を遮るように移動する。

 ピーチ姫の言葉にマリオは手に持っている包みを差し出した。

 ルイージが作ったクッキーだと聞いたピーチ姫は少しだけ複雑そうな表情を浮かべる。

 マリオは城に来る前にルイージの家でもお茶をしてきていたのだが、まぁ良いかとピーチ姫がお茶の準備をするのを見ていた。

 

 

 

 

 




読了ありがとうございます。


・ルイージ邸観察日誌


「今日はもう予定はないかしら?」


 え?

 あ、特には予定はないです。


「そう、それならよかったわ。いろいろ聞いてみたいと思ったのよ」


 な、なんでそんなにワクワクしてるの・・・・・・?


「大丈夫。怖くない、怖くないから・・・・・・。うふふ」


 か、肩に置かれた手からなにか圧力が?!









 だ、誰か助けてぇぇえええ~~?!


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