スーパーマリオ イフストーリー (完結)   作:竜音(ドラオン)

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いつの間にやら本編が100話目です。


このクッパ姫がいれば
世界のどこだろうと退屈しないね~


・園崎魅音(ひぐらしのなく頃に)




第100話

 

 

 紅茶を飲み、話をしているといつの間にやら時刻は夕方。

 窓から差し込む光がオレンジ色になってきている事に気づいたマリオはそっと紅茶を飲むペースを落とす。

 

 

「なぁ、そろそろお茶を飲むのを控えた方が良いんじゃないか?」

「え?やだ、もうこんな時間なの?」

「時間が流れるのは早いものだな」

「なかなか楽しい話が聞けた。満足」

 

 

 マリオの言葉に3人は三者三様の反応を示す。

 ピーチ姫はマリオの言葉に窓を見て、やや焦った様子で片付けられるものを片付けていった。

 

 片付けていくピーチ姫の姿を見ながら、クッパは頷いており、ナハトは満足そうに笑みを浮かべていた。

 

 

「姫様、もう少しで夕食ですので何かを食べたりしないでくださいね?」

「わ、分かってるわよ!」

 

 

 不意に部屋の扉の向こう側からキノじいの声が聞こえてくる。

 どうやら夕食の時間が近づいてきていることを伝えに来たようだ。

 キノじいの言葉にピーチ姫は片付けをしながら答えた。

 ピーチ姫の片付けを手伝うために、マリオもテーブルの上に置かれた皿からクッキーを包みへと移動していく。

 4人でそこそこに食べたはずなのにクッキーが残っているのだが、誰も気づいた様子はない。

 

 

「クッパ、ナハトはクッキーのこぼれかすとかが落ちてないか確認してといてくれ」

「分かったのだ」

「ん、分かった」

 

 

 マリオの言葉にクッパとナハトは椅子から立ち上がり軽く辺りを見渡す。

 確認するといっても探すのはクッキーのこぼれかす。

 よっぽど大きい欠片でない限り見つけることは困難だろう。

 少しの間、辺りを見渡していたクッパだったが、途中で何かを思いついたのか部屋の外へと出ていってしまった。

 クッパが部屋を出ていってからしばらくして、クッパはどこかから借りてきたのか箒とちり取りを持って部屋に戻ってきた。

 

 そして、それぞれの作業がほとんど終わった頃。

 部屋の扉がノックされた。

 

 

「姫様、夕食の準備が整いましたので皆様と食堂まで来て下さい」

「分かったわ。それじゃあ行きましょうか」

 

 

 ピーチ姫の言葉に3人は頷き部屋から食堂へと移動する。

 

 ピーチ城、食堂。

 この部屋に入るのは異変の時以来で、異変の時にはこの部屋の椅子を使って調理場への扉を塞いだのだった。

 さすがにその時の名残などはなく、とても綺麗に掃除がされている。

 4人はピーチ姫が上座、いわゆるお誕生日席に座り、3人もそれぞれ椅子に座っていった。

 

 4人が椅子に座ると、キノピオたちが料理を持って調理場から出てくる。

 運ばれてきた料理はとても美味しそうで、先ほどまで紅茶を飲んでいたと言うのにとても食欲を刺激する。

 

 

「それじゃあ、食べましょう」

「「「「いただきます」」」」

 

 

 ピーチ姫の言葉を合図に、4人は夕食を食べ始めた。

 

 

 

 

 

 

 




読了ありがとうございます。


・ルイージ邸観察日誌


「それで?ピーチだって知ってるはずじゃない。私とこの子はライバルなのよ?」
「そうね」


 ら、ライバルだけど仲良くなりたいんです。

 ・・・・・・ダメですか?


「だ、ダメってことはないけど・・・・・・」
「いいじゃない。あなただって仲良くなる方法を私に相談してたんだから」
「なんで言っちゃうのぉぉおおお?!?!」


 さらりと言ったピーチ姫の言葉にデイジーは頭を抱えてのけ反りました。

 え、本当に?



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