スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
あなたはクッパ姫を追い求めているのですね。
だったらキュン死するのはクッパ姫を見つけてからにしなさい。
・ブギーポップ(ブギーポップは笑わない)
・
夕食も食べ終わり、入浴も終えたピーチ姫は城の廊下を歩く。
普段のドレスとは違うパジャマ姿に、とてもギャップを感じてドキリとすること間違いなしだろう。
「うん、寝る前にやっぱりマリオと話をしたいし」
そう呟きながらピーチ姫はマリオの泊まる部屋へと足を勧める。
マリオが来てからお茶をしつつ話したりもしていたけど、後半はほとんどクッパとナハトとしか話していなかったからもっと話したいのよね・・・・・・
あと、効果があるかは分からないけど、普段は見せないパジャマ姿に反応をしてくれれば嬉しいかな。
「あら?クッパ?」
「む、ピーチ姫か」
マリオの泊まる部屋の前に着くと、ピーチ姫と同じようにパジャマ姿のクッパが部屋の扉に耳を当てている姿が目に入った。
クッパはピーチ姫に気づくと扉から耳を離して口の前で指を立てる。
どうやら静かにしてほしいようだ。
ピーチ姫はなるべく音をたてないようにクッパの近くへと移動する。
「どうしたの?」
「耳をすましてみれば分かるのだ」
ピーチ姫の問いにクッパは扉をクイと指差して答える。
クッパの言葉と動作に首をかしげながら、ピーチ姫は扉に耳を当ててみた。
どうやら中にはマリオの他にナハトもいるようで2人の声が聞こえてくる。
『んぅっ・・・・・・痛い・・・・・・』
『強かった?』
『ううん、大丈夫』
『そっか。慣れれば痛くなくなるから、もう少しやっていこう』
部屋の中から聞こえてきた声に、ピーチ姫はゆっくりとクッパの顔を見る。
痛みを伴う行為で、慣れれば痛くなくなるもの・・・・・・
盗み聞いたマリオとナハトの会話からクッパとピーチ姫はある行為を頭に思い浮かべる。
『次は私がやる』
『それならお願いしようかな』
『ん、マリオの・・・・・・ガチガチで固い』
『あはは、鍛えてるからね』
ガチガチで固いマリオのものとはなんなのか。
というかナハトが自分から動いている?
頭の中をぐるぐると混乱させながらピーチ姫とクッパは互いに顔を見合わせる。
見つめ合っていた時間は数秒ほど。
それでも互いに思っていることは理解したのだろう。
2人はどちらからともなく頷くと、部屋の扉に手をかけた。
「「なにをしている(のよ)(か)!!!!」」
「うわっ?!」
そう叫びながら2人は扉を思い切り開ける。
いきなり叫びながら扉を勢いよく開けられ、マリオは驚き声をあげた。
「な、どうしたんだい?!」
「勢いよく開けるのは迷惑」
「へ?」
「ぬ、ぬう?」
部屋の中のマリオとナハトの姿を見たピーチ姫とクッパはポカンと呆けた表情を浮かべる。
そんな2人にマリオは驚きつつも何があったかを尋ね、ナハトは迷惑そうに2人に文句を言う。
だが、ナハト自身もピーチ姫の部屋の扉を勢いよく開けているので、完全にブーメランだった。
「え、えっと・・・・・・?」
「これは・・・・・・」
呆けた2人の視線の先。
その視線の先では、足を開いた状態で座るマリオの背中に手を当てるナハトの姿があった。
そう、ピーチ姫とクッパが勘違いして突撃した部屋の中から聞こえてきた声。
その正体は、ただのストレッチだったのだ。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
昨日はデイジーと友達になれました。
ピーチ姫の協力?も、あったおかげかな。
・・・・・・ピーチ姫は暴露しただけとか言っちゃダメなんだからね?
まぁ、そのせいで友達になった後でデイジーが顔を真っ赤にしていなくなっちゃったんだけど・・・・・・
あれ?
家に誰か来た?
はーい。
って、デイジー?!
どうやって私の家が?!
「ピーチからレサレサって言うテレサを紹介してもらって聞いたわ。遊びに来たのよ。と・・・・・・友達、だから」