スーパーマリオ イフストーリー (完結)   作:竜音(ドラオン)

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いろは坂はくねくね~

でも、ロードバイクだとかなり登りやすいと思います。


クッパって姫を拐って、マリオに踏まれて、冠をかぶって女体化した人でしたっけ?


・鬼灯(鬼灯の冷徹)





第106話

 

 

 どうにかナハトを引き剥がし、ピーチ姫は一息をつく。

 両手両足を解放されたマリオはスヤスヤと穏やかに眠っていた。

 むしろ、ナハトを引き剥がす際にナハトが抵抗していたのだが、それでも起きなかった辺りかなり眠りが深いのだろう。

 

 

「・・・・・・けっこう騒いだ気がするが、起きないな」

「まぁ、そこそこ遅くまで起きてたし仕方がないんじゃないかしら」

「剥がされた・・・・・・」

 

 

 眠るマリオの姿を見ながらクッパはグッと体を伸ばす。

 布団ではないところで寝ていたために少しだけ体に違和感を感じ、体を伸ばした際に軽くパキパキと音が鳴った気がした。

 

 

「んっ・・・・・・」

 

 

 伸びをした際にたゆんとクッパの胸が揺れる。

 パジャマ姿であるがゆえに下着は着けておらず、その暴力的なまでの存在感がそこにはあった。

 そんな揺れるクッパの胸にピーチ姫は光の消えた目を向ける。

 

 

「とりあえずマリオも起こすか?」

「・・・・・・ええ、そうね」

 

 

 クッパの問いにピーチ姫は顔を逸らしながら答える。

 なんとなく自分がその胸に対して嫉妬していることを知られるのが嫌だった。

 そんなピーチ姫の様子に、クッパは首をかしげる。

 

 

「それじゃあ、起こすわ────きゃっ?!」

「ぬ?」

「あ」

 

 

 クッパに顔を見られまいと慌てて移動したピーチ姫はうっかり自分の足に足を引っかけてしまう。

 ぐらりと体制を崩し、倒れていく体。

 目の前に迫ってくるのは穏やかに眠っているマリオの姿。

 ピーチ姫が倒れていく様子にクッパとナハトはポカンと呆けて見ていることしかできなかった。

 

 

「ふぎゅっ?!」

「むぎゅっ?!」

 

 

 突然の衝撃にマリオの意識は覚醒する。

 なにか柔らかいものが顔の上にあり、視界は真っ暗でなにも見えない。

 どうやらこの柔らかいものがぶつかった衝撃で目を覚ましたようだ。

 目の前の柔らかいものをどかそうと、マリオは手でそれを押す。

 ふにふにと柔らかい感触が手のひらに帰ってきた。

 

 

「ま、マリオ?!」

「ぷあっ?!」

 

 

 目の前の柔らかいものが離れ、ようやく視界が明るくなる。

 明るくなった視界の中、顔を赤くしたピーチ姫が胸を隠すようにしてこちらを見ている。

 もしやとは思うが、先ほどの柔らかかったものは・・・・・・

 

 

「ん、んん!」

「おはよう」

「お、おはよう?!」

 

 

 クッパの咳払いとナハトの言葉にマリオはビクリと体を震わせながら応える。

 もしかしなくても先ほどの状態を見ていたのだろう。

 マリオは恐る恐ると3人の姿を見た。

 

 

「お・・・・・・おはよう・・・・・・」

「良い夢は見れたか?」

「セクハラ?」

 

 

 顔を赤くして胸を隠すようにしているピーチ姫。

 笑顔ではあるのだがどことなく威圧感を発しているクッパ。

 キョトンと首をかしげながら的確に指摘するナハト。

 

 そんな3人の姿にマリオはなにも言わずに正座をするのだった。

 

 

 

 




読了ありがとうございます。

のんびりとしていたらこんな時間に・・・・・・


・ルイージ邸観察日誌


「そういえばなんでお化けが好きなわけ?」


 え?

 ハッキリとした理由はないんだけど・・・・・・

 強いて言うなら驚いた人の顔を見るのが好きだから、かな。

 それに私たちと似てるってことがとても親近感が湧くの。


「いや、まぁ、似てるっていうかお化けみたいなものじゃないの?」


 んぅ、私たちはぜんぜんお化けとは違うもん。

 お腹だって空いちゃうし、眠くもなるんだよ?



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