スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
クッパ姫とは作者の作者による作者の為の自身がイメージする物語だ。
・三日月夜空(僕は友達が少ない)
・
マリオは床に正座をしてクッパに怒られる。
マリオのそんな姿をナハトはキョトンとしながら見ており、その後ろでピーチ姫は顔を赤くして胸を隠すようにしていた。
「寝ぼけていたのは分かるのだ。だが、それでもなんと言うかダメなことはあると思うのだ」
「あ、ああ・・・・・・」
こんこんと静かに腕を組みながらクッパはマリオの前に立って言う。
クッパの言葉にマリオはうつむきながら静かに頷いた。
マリオ自身も悪いと思っているので特に反論はなく、ただただ聞いている。
「まぁ、ピーチ姫が足を引っかけて転んでしまったのも原因の1つだからあまりぐちぐちとは言わぬが。可能な限り気をつけてほしいのだ」
「ああ、分かったよ」
マリオのことを自分が好きなことをちゃんと分かっていてほしい。
自分の前で他の女と触れあっている姿はあまり見たくない。
そんな思いがクッパの中では渦巻いていたのだが、それをなんとか感情的にならないように抑え込みながらクッパはマリオを怒るのをやめる。
クッパの言葉に頷きマリオは立ち上がってピーチ姫の前に移動する。
その際に少しだけふらついてはいたのだが、正座をしていたことによって足が痺れたのだろう。
「その、寝ぼけていたとはいえごめん」
「う、ううん。私も転んじゃってごめんなさい」
お互いに先ほどの状態を思いだし、顔を赤くしながら謝罪をする。
正直に言ってしまえば先ほどの柔らかい感触を忘れたくはないのだが、忘れていないとクッパにあとあと怒られそうなので、マリオはちゃんと忘れることにした。
そして、マリオ以外の3人は着替えをするために部屋から出ていくのだった。
ピーチ城、クッパの借りている部屋
マリオの泊まっている部屋から戻ったクッパは少しだけモヤモヤとしつつも自身の荷物に手をつけていく。
キノコランドへ遊びに行くために準備した化粧品や、服などを取り出し、化粧品を鏡の前に、服をベッドの上に置いた。
「・・・・・・ふぅ、落ち着け。落ち着くのだ、ワガハイ。落ち着いてやらなければちゃんとできぬのだ・・・・・・」
目を閉じ、自身の胸に手を当ててクッパは気持ちを落ち着かせていく。
クッパのメイクの腕はまだまだ初心者か初心者から1歩ほど足を踏み出している程度。
乱れた心のままでちゃんとしたメイクができるはずもない。
それが分かっているからこそクッパは深呼吸をして気持ちを落ち着かせるのだ。
「・・・・・・よし。ちゃんとしたメイクをして絶対にマリオの心に強く印象を残すのだ」
ムンと小さく気合いを入れてクッパは化粧品に手を伸ばす。
まぁ、強く印象を残すといっても明らかに山姥メイクのような威嚇をするようなものではなく。
ちゃんとカメックおばばから習ったナチュラルメイクで、マリオの心にメイクによって綺麗になった姿を焼き付けたいということなのだが。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
「え、テレサってお腹とか空くの?」
生きてるんだからお腹だって空くよ!
もしかして何も食べたりしないと思ってたの?
「ええ、テレサは本当にお化けだと思ってたもの」
へぇ、でもそれはそれで嬉しいかも。
それくらいお化けらしいってことだもんね。
「でも、テレサがお化けとは違うって知ってる人は少ないんじゃない?」
そうなのかな?
あ、それならあまり広めないでほしいかな。
お化けだって思われてるなら他のテレサも嬉しいと思うんだ。
「そう?まぁ、良いなら別に広めはしないけど」