スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
こんにちは、私は作者です。
温かい萌えが好きなんです。
・オラフ(アナと雪の女王)
・
ゆらゆらとクッパの頭が揺れる。
視線の先にはピーチ姫の持ってきた3着の服。
一応はそれぞれの服と上に羽織るカーディガンを合わせて見たのだが、どれが良いのかキッパリとは決められなかった。
「ぐぬぬぬ・・・・・・」
拳を握り、悔しそうにクッパは唸る。
ひとまずカーディガンを羽織るということでワイシャツのような少し固そうな印象はやめておくべきなのかと悩むが、ジーパンに一番合いそうなのはワイシャツだ。
しかし、ワイシャツは袖の部分にしか柄がないため、カーディガンと組み合わせると完全に無地のワイシャツにしか見えない。
その事からクッパはワイシャツを候補から外す。
「となると残るは二択・・・・・・」
残っているのはピンク色のシャツとチューブトップ。
シャツであればピンク色と若草色で桜のような雰囲気になるだろう。
しかし、チューブトップで肩を出すことでさりげなくアピールもできるのではないだろうか。
手堅くシャツにすれば一番良いのだろうが、それでもマリオに対してアピールも考えてしまうのは恋をしているがゆえなのだろう。
「ぬぅ・・・・・・・・・・・・決めた!」
「そっちにするのね?」
クッパが選択肢から外したワイシャツをたたみながら、ピーチ姫はクッパの選んだ服を見る。
悩んだ末に選んだもの。
それは他を諦めることではあるが、自分の手で宝を得たような達成感も生まれるだろう。
「なら、あとはメイクをしないとね」
「う、うむ」
ピーチ姫の言葉にクッパは少しだけ緊張しながら答える。
先ほどは上手くメイクをできたのだが、今度は上手くできるか分からない。
そんな不安がクッパにのしかかる。
「落ち着いて。まずはちゃんと選んだ服を着なきゃ」
「そ、そうだな・・・・・・」
危うく先ほどの二の舞を踏んでしまうところをピーチ姫の言葉でメイクの前に気づくことができた。
服をまだ着ていないことに気づいたクッパは、化粧品から手を離していそいそと服を着ていく。
「これで大丈夫ね。ちなみにメイクはどれくらいの時間でできる?」
「う・・・・・・、だいたい30分ほどなのだ・・・・・・」
現在の時刻はおおよそ8時になるかならないか辺り。
キノコランドの開園時刻は10時だが、入園の際にスムーズに入るために可能なら30分ほど前にはキノコランドに着いていたい。
その事から逆算してだいたい9時辺りには城を出たいところだ。
「時間としてはギリギリね。分かったわ、今回は私がやってあげる。悪いけどさすがに30分はかけてられないわ。朝食の時間とかもあるし」
「迷惑をかけるのだ・・・・・・」
ピーチ姫の言葉にクッパは納得し、頭を下げる。
自分がやったのでは朝食の時間は取れてもおおよそ30分あるかどうか。
であるならば自身の未熟を認め、ピーチ姫に
ピーチ姫ならば間違いないメイクをしてくれると信じて。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
話してたらいつの間にかレサレサちゃんが寝ちゃいました。
じゃあ、セバスチャンに・・・・・・
「ま、マシロ様、今日は料理教室の方はよろしいので?」
え?
あ、そういえばもうすぐ時間かも!
教えてくれてありがとう!
いってきまーす!
「・・・・・・ほっ、お疲れ様です。レサレサお嬢様」