スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
クッパ姫を書くためなら、天上の神々も騙してみせましょうぞ。
・ギーヴ(アルスラーン戦記)
・
カートを準備しようとするピーチ姫を止め、4人は一先ず城門へと向かう。
歩くにしても、何かに乗るにしても城門に行かなければキノコランドには行けないだろう。
「ちょっと久しぶりに乗りたかったのに・・・・・・」
「それはまたの機会にしような」
「今日はキノコランドに行くのがメインなのだろう・・・・・・」
「早く行こう」
まだ後ろ髪を引かれているのか、ピーチ姫はチラチラとカートが置いてある場所を見ている。
そんなピーチ姫をクッパが手を引いて城門の方へとつれていく。
「おお、皆さま」
「キノじい?」
城門に4人が辿り着くと、そこにはキノじいがいた。
キノじいは4人に気づくと、少しだけ早足でに近づいてくる。
なぜキノじいがここにいるのか分からず、4人は首をかしげた。
「これからキノコランドに向かおうかと思っているんだけど・・・・・・、何かあったのかい?」
「いえいえ、余計なことかと思いましたが、こちらの方で車の方を用意させていただきました。どうぞこちらへ」
キノじいになにか問題でもあったのかと尋ねると、キノじいは首を横に振って答える。
キノじいの言葉に4人は用意してもらったのならば乗せてもらおうと頷き、城門の外へとついていく。
城門の外、ピーチ城の前に出ると、そこには小型車だが高そうな車があった。
どうやら城に置いてある乗り物の内の一台のようで、ピーチ姫だけはそこまで驚いていない。
「そういえば色々と乗り物もあるんだったな・・・・・・」
「完全にさっきのカート発言で抜けてしまっていたのだ・・・・・・」
「それではマリオどの。運転は任せてもよろしいですかな?」
少しだけポカンとしながら車を見るマリオに、キノじいは車の鍵を渡す。
マリオからしても車の運転をすることに問題はないため、特に断る理由もなく車の鍵を受け取った。
そして、マリオが鍵を受け取ったことを理解した瞬間、クッパ、ピーチ姫、ナハトの3人の目の色が変わる。
「それじゃあ、私が助手席に座るわね」
「いやいやいや、キノコランドでの意見はそちらを優先するのだから、ここはワガハイが助手席に座るべきであろう?」
「私が助手席に座る」
笑顔を浮かべつつ、バチバチと火花が散る。
こうなることを見越していたのか、キノじいはマリオに車の鍵を渡すと同時に城の中へと戻ってしまっていた。
「いやいや、この車はうちの車なのよ?それなら私が助手席に座るのが当然でしょ?」
「いやいやいや、助手席は運転手のサポートもしなければならないのだ。ピーチ姫がそんなことをしなくても良いだろう?」
「・・・・・・マリオ、私が助手席にすわ───」
「「抜け駆けはさせない!」」
クッパとピーチ姫が熱くなり始めている隙に助手席に座ろうとしたナハトを捕まえ、3人はさらに火花を散らす。
3人のそんな光景にマリオは頬を掻いて、見ていることしかできなかった。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
う~ん
ケーキがあまりきれいに巻けないや。
くるくるって巻くだけなのに・・・・・・
「うーん、焼いたケーキがちょっと厚いね。もう少し薄く焼いてごらん」
もっと薄く?
焦げたりしないか心配だけど、やってみよう!