スーパーマリオ イフストーリー (完結)   作:竜音(ドラオン)

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今年最後の仕事の日・・・・・・
今までなら掃除だけで終わるんですけどねぇ・・・・・・


・・・樺倉さん
あんなところに「可愛いんだけど上手い表現ができなくてそのままの表現になっちゃったクッパ姫」ありましたっけ?


・二藤宏嵩(ヲタクに恋は難しい)




第121話

 

 

 キノコランドの門が開き、中へと入る。

 聞こえてくるのはキノコランドを楽しみにしていた人たちの声。

 

 

「ぽよ~☆」

「いきなりレストランに行くのか?」

 

 

 ピンクのボールのような生き物は跳び跳ねながらレストランエリアに向かい。

 それを仮面をつけた似たような生き物が追いかけていく。

 

 

「村長、穴は掘らないでくださいね?」

 

 

 スコップを持っていた少年を犬の女性が止める。

 どうやらキノコランドの敷地内に穴を掘ろうとしていたらしい。

 少年は持っていたスコップをどこかにしまい、アトラクションへと向かっていった。

 

 

「・・・・・・色々な人がいるな」

「なにを黄昏てるのよ!早く行くわよ!」

「マリオ、行くぞ!」

「行こう?」

 

 

 目に見えるだけでも多種多様な人間がいる。

 先ほど見かけた人物以外にも段ボールの中に入って移動している人や、超能力で飛んでいる人、果てにはオレンジ色のドラゴンのような生き物に乗っている人までいた。

 あまりにも多種多様な人間がいるためにマリオはどこか呆然としていた。

 そんなマリオを急かすようにピーチ姫は背中を押す。

 ピーチ姫に背中を押され、やや転びそうになりながらもマリオは歩き始めた。

 最初に向かうのは当然ながらキノコースターだ。

 

 キノコースター、それはキノコの形をしたコースターのジェットコースターだ。

 キノコ、スーパーキノコ、ウルトラキノコの順で速さも坂の角度も強化されていく。

 ちなみに子供が乗れるのはスーパーキノコースターまでであり、ウルトラキノコースターには年齢が18歳を越えなければ乗ることはできない。

 むしろ、そのレベルのジェットコースターがあることにマリオとクッパは恐怖を抱いていたが。

 

 

「それじゃあまずは、キノ───」

「ウルトラキノコースターに行くわよ!」

「何故に?!」

 

 

 キノコランドに着いてから最初のアトラクション。

 まずはキノコースターで肩慣らしでもと思っていたのだが、ピーチ姫はマリオの言葉をぶった切る。

 最初から飛ばし気味なピーチ姫の言葉にクッパは驚き、思わず叫んだ。

 

 なぜ、最初から一番ハードなジェットコースターに挑むのか。

 ナハトは遊園地が初めてなのだからその辺りも考慮するべきではないのだろうか?

 そんなクッパの考えにも気づかず、ナハトはコテンと首をかしげていた。

 

 

「ぴ、ピーチ姫?ナハトはジェットコースター自体が初めてな訳だから・・・・・・」

「そういえばそうだったわね。じゃあ仕方がないからキノコースターから行きましょう」

「どんな乗り物なのか楽しみ」

「まぁ、楽しいと思えれば良いのだが・・・・・・」

 

 

 マリオの言葉にピーチ姫はチラリとナハトを見、向かう先を変える。

 それでもジェットコースターに行くのを止めない辺りはなんとも言えないが。

 ジェットコースターがどんな乗り物なのか分からないナハトは、周りから聞こえてくる音楽に楽しそうにしながらピーチ姫の後に続くのだった。

 

 

 

 




読了ありがとうございます。


・ルイージ邸観察日誌


 チェーンってどこにあったかなぁ?

 誰か知ってる?


「普通の鎖なら知ってるー」
「プロレスラーかな?」
「僕は知らないよー」
「僕もー」
「私もー」
「おいどんもー」
「拙者もー」


 ・・・・・・なんか、変な一人称の子がいなかった?

 まぁ、いいけど。

 見つからないし買いに行ってこようかな。

 そのついでにネックレスに加工できないかも聞いてみよう。

 いってきまーす!


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