スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
スーパークラウンをかぶって生まれたクッパ姫デース!
・金剛(艦隊これくしょん)
・
お化け屋敷から出て少し移動したところにあるベンチ。
そこに2人の座り込んでいる姿があった。
先ほどのジェットコースターを乗り終えたときと似たような状況。
しかし違う点が1つだけある。
それは座り込んでいる2人のうち1人がピーチ姫だということだ。
「1年分くらいの悲鳴をあげた気がするわ・・・・・・」
「今ならウルトラキノコースターでも悲鳴をあげないのではないか・・・・・・?」
座り込みながらピーチ姫とクッパはポツリと呟く。
はいそこ、ピーチ姫はジェットコースター系のアトラクションに乗ったら、結局また叫ぶだろうとか言わない。
もしも、それが真実だとしても今現在のピーチ姫は本当にそう思っているので、触れないことが優しさなのだ。
弱っている2人の姿にマリオはジュースを買ってきて手渡す。
「はい。急いで買ってきたからなにを買ってきたか見てないけど」
「いえ、ありが───ぶふぅっ?!」
「助か───ごふぁっ?!」
マリオから受け取ったジュースを口に含み、2人はほぼ同時に吹き出した。
突然ジュースを吹き出した2人にマリオは驚き、目を白黒させる。
どうやら2人は飲んだジュースに何かあったらしい。
「げほっ、げほっ、げほっ・・・・・・」
「えふっ、えふっ、えふっ・・・・・・」
「「マリオ!なにを買ってきたのよ!/のだ!」」
2人は思い切り咳き込みながら、口の中のジュースを人目も気にせずに吐き出す。
口の中に残ったジュースを全て無くすと、2人はマリオに掴みかかりそうな勢いで問い詰めた。
その際にマリオに飲んだジュースの缶を突きつけるのを忘れずに。
「いや、だから買ったものを見ないで持ってきたんだって・・・・・・」
「だとしてもこの味は酷いわよ!“ストロングヴェリー味・プロテイン配合”ってなんなのよ?!」
「ワガハイの方もなのだ!“青汁さいだぁ”とはどういうことなのだ?!」
2人の突きつけるジュースの缶。
その缶を見てマリオは驚きの表情を浮かべる。
片方はイチゴからムキムキの両手両足が生えているイラスト。
もう片方は緑色の缶に小さな白い丸がいくつも描かれていた。
「・・・・・・なにこれ?」
「こっちが聞きたいのだけど?!」
「あっちは似たようなジュースばっかりだったよ」
唖然としてマリオは思わず言葉を漏らす。
自分がこんな変なジュースを買ってきていたとは思ってもみてなかったのだろう。
そんなマリオを見ながら、ナハトはマリオがジュースを買ってきた一角を指差しながら言うのだった。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
森の中の緑の屋根の家。
言わなくても分かるだろうけどルイージの家に着きました。
おばあちゃんの占いでも言ってたし、ルイージの家の屋根も緑だから間違いない、よね?
ルイージ、いるかな?
「あれ、マシロ?」
あ、ルイージ!