スーパーマリオ イフストーリー (完結)   作:竜音(ドラオン)

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ついに仕事が始まる・・・・・・
と、思いきや診察のために今日は有給ー


クッパ姫がみんなに萌えをもたらしますように


・チャイコフスキー(クラシカロイド)




第130話

 

 

 メリーゴーランドを乗り終え、マリオはトイレに行くために1人で行動していた。

 メリーゴーランドに乗る前にピーチ姫に言われた言葉がマリオの心の中でしこりのように残っている。

 

 “私たちは、いつかあなたに自分を選んでもらいたいと思っているのよ”

 

 これはマリオ自身が自分で心から決めないといけないこと。

 それが分かっているがゆえにマリオは誰にも相談できずに今まできてしまったのだ。

 

 

「はぁ・・・・・・」

 

 

 トイレから出て、近くにあった自販機からジュースを買う。

 買ったジュースを軽く飲み、マリオはため息を吐く。

 マリオ自身も自分がヘタレであることは自覚している。

 自覚をしているのだが、どうにも変えることができないのだ。

 

 

「あら?マリオ、クッパはどうしたの?」

「え?」

 

 

 ジュースを飲んでいると、ピーチ姫がナハトを連れてメリーゴーランドから戻ってきた。

 ピーチ姫は不思議そうにマリオに尋ねる。

 なぜかクッパの姿はなく、どこかに行っているようだ。

 

 

「クッパがどうかしたのかい?」

「えっと、あなたがトイレに行ったあとにクッパも向かったのよ。だから、てっきり合流しているのかと・・・・・・」

 

 

 どうやらマリオがトイレに向かったあとにクッパもトイレに向かっていたらしい。

 しかし、マリオはトイレから出てしばらくここにいたがクッパの姿を見ていない。

 仮にトイレに入っているときにクッパが来たのだとしても出てくる姿がないのはおかしいのではないだろうか。

 

 

「・・・・・・ちょっと探してくるよ」

「そうね、合流できていないのも心配だし。お願いするわね」

 

 

 ピーチ姫の言葉からクッパが心配になり、マリオはクッパを探しに行くことにした。

 そこまで長い時間トイレに行っていたわけではないので、合流できていないのはさすがにおかしいだろう。

 マリオの言葉に、ピーチ姫も心配になったのか頷いてマリオを見送る。

 

 

「クッパはどこに行ったんだ?」

 

 

 トイレからメリーゴーランドまでの道を歩きながらマリオはクッパを探す。

 まっすぐにトイレに向かったのであればこの道の途中にいるはずなのだが、どこにもその姿は見当たらない。

 

 

「いっそ、迷子案内をしてもらうか・・・・・・ん?」

「いい加減、しつこいのだ!」

 

 

 遊園地ではぐれた場合の最終手段、迷子案内を使おうかとマリオが悩んでいると聞きなれた声が聞こえてきた。

 どこから声が聞こえてきているのか。

 マリオはキョロキョロと周囲を見渡して声の主、クッパを探す。

 そして、マリオはクッパの姿を見つけた。

 

 何人かの男に絡まれている状態で。

 

 

 

 

 




読了ありがとうございます。


・ルイージ邸観察日誌


 ルイージの懐中時計の鎖を使ったネックレス。

 どうかな?

 変じゃない?


「大丈夫だよ。とても似合ってる」


 それなら嬉しいな。

 お礼に何かできることはないかな?


「別にお礼なんていいんだよ?」


 ダメだよ!

 受けた恩はちゃんと返すの!


「そう?それなら・・・・・・これから一緒にお茶でもどうかな。ちょっと退屈していたんだ」


 それでいいの?

 分かった。




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