スーパーマリオ イフストーリー (完結)   作:竜音(ドラオン)

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紅閻魔(でち紅)をお姫様抱っこして周回に行く。
この気持ちが分かる人はどれくらいいるかな。


読んだかすべての読者よ!
速やかにキュン死を受け入れよ!


・ゼロ(コードギアス)





第134話

 

 

 キノコランドオリジナル映画館、キノコシアター。

 ここではキノコランドの映画制作部が作成した映画が公開されており、日によって異なる映画が公開される・・・・・・らしい。

 まだ今日が初開園日なため、その辺りは案内図に書いてある情報しかないので確証はない。

 

 

「着いた」

「へぇ、シアターはキノコの形をしているのね」

「今やっているのは・・・・・・“少年と強欲の獣”?ふむ、ファンタジー系なのか?」

「始まるのは、あと10分後みたいだな」

 

 

 キノコシアターの入り口に貼られているポスターを確認し、4人は口々に言う。

 どうやら映画が始まるのはもう少ししてかららしい。

 4人は始まるまで近くのベンチで休憩をすることにした。

 

 

「短いけどちょっとした休憩ね」

「まぁ、メリーゴーランドでも休憩にはなっていたかもしれぬがな」

「シアター、待ち遠しい」

「どんな内容の映画なんだろうな?」

 

 

 マリオを中心とし、右側にピーチ姫、左側にナハトが座り、マリオの後ろのベンチの背にクッパは寄りかかる。

 そんな4人の光景にキノコランドのスタッフや、男友達と遊びに来ていた独身男性たちは揃って舌打ちをする。

 当然ながら舌打ちはマリオ以外にも聞こえており、舌打ちが耳に届いた瞬間に3人は周囲を鋭く睨み付けた。

 

 

「・・・・・・ピーチ姫、処す?処す?」

「いやいや、ワガハイの軍団を使った方が楽なのではないか?」

「いえ、給与を8割カットで良いんじゃないかしら?」

「いや、恐ろしいことを言わないでくれないか?!」

 

 

 あまりにも物騒な3人の言葉にマリオは思わずツッコミを入れる。

 まさか自分に舌打ちをしただけでそこまで発展するとは思わなかったため、マリオは慌てて3人を止めた。

 ちなみにマリオは知らぬことだが、ピーチ城でのパーティーの際に舌打ちをしたキノピオたちの給与をは2割ほど減らされている。

 8割カットにならなかったのは一重(ひとえ)にキノじいの尽力のお陰とだけ言っておこう。

 

 ピーチ姫たちの言葉が聞こえたのか、近くにいた男性たちは蜘蛛の子を散らすように離れていく。

 男性たちのそんな姿を見たマリオは心の中で謝罪をした。

 

 

「まぁ、良いわ。とりあえずキノコシアターで映画を見ながら食べたりするものを買っちゃわない?」

「む、売店があったのか。ならワガハイも行こう」

「何が売っているのか気になる」

 

 

 そう言って3人はキノコシアターの中にある売店へと向かっていった。

 女性陣が離れたためか、刺々しい雰囲気を出していた男性陣の雰囲気も少しだけ弱まったように感じる。

 

 

「ん、そろそろ時間か。なら、俺も何が売ってるか見てこようかな」

 

 

 キノコシアターの中の売店へと向かった3人を見、時計を確認すると、映画が始まるまであと3分ほど。

 それくらいなら売店で何かを買ってから椅子に座ればちょうど良いくらいだろう。

 そう考えたマリオは、ベンチから立ち上がると3人の後を追うようにキノコシアターの中へと入っていった。

 

 

 

 

 

 




読了ありがとうございます。


・ルイージ邸観察日誌


 そういえば、デイジーやピーチ姫ってお化粧してるよね。

 私もお化粧を覚えた方が良いのかな?


「んー、もともと美人ですし。覚えなくても良いんじゃないんですか?」
「覚えるまでが大変じゃないですか?」


 そうかな。

 でも、ピーチ姫たちもお化粧してとっても綺麗に見えるし・・・・・・


「それなら誰か、お化粧の得意な方に聞いてみては?」


 それもそっか。

 じゃあ、とりあえずおばあちゃんのところに行って聞いてくるね!

 いってきます!


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