スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
ストーリーとしての進行はないですね。
可愛さとカッコよさの萌えがある。
優秀なクッパ姫だ。
・アシリパ(ゴールデンカムイ)
・
暗い部屋の中。
投影機から照射された光が目の前のスクリーンにあてられる。
映画を見る際の注意点、禁止事項などをスクリーンに映し出す。
やがて、スクリーンに映像を映し出していた光は徐々に光を弱めていく。
そして、光が完全に消え、ブザーの音が鳴り響いた。
映画の始まりの合図だ。
いつか、どこか遠い世界の片田舎。
そこは様々な生き物や道具を召喚して使役する“召喚術”が発展している世界。
そして、1人の青年が“召喚術”を使おうとしていた。
「我が
青年の言葉と同時に目の前に魔方陣が出現する。
魔方陣は光を放ちながら回転し、何かを形作っていく。
やがて光が収まると、青年の目の前には一匹の美しい獣の姿があった。
「これが・・・・・・俺の召喚した物?」
【私を呼び出したのはお前か】
まじまじと獣を見ていると、頭の中に誰かの声が響いてきた。
慌てて周囲を見渡してみても誰もおらず、いるのは目の前のこちらを見ている獣だけ。
もしや、と思いながら青年は獣に話しかけた。
「お前が話しかけたのか?」
【ふん、他に誰がいるというのだ。よもやこんなにも間の抜けた男に呼ばれるとはな】
フン、と鼻から息を吐き、獣は頭を振る。
バカにしたような仕草なのだが、どこか様になっており、そこまで不快感は感じなかった。
【それで、私を呼び出した理由はなんだ】
「俺はこの世界を旅したいんだ。だから俺と一緒に旅をしてほしい」
獣の問いに青年ははっきりと答える。
まさか素直に答えるとは思っていなかったために獣は一緒呆け、笑いだした。
【ふはっ、ははははは!まさか、まさか私を呼び出して旅についてきてほしいとは!】
「な、なにかおかしいかよ・・・・・・」
笑いだした獣に青年は不満そうに尋ねる。
しかし呼び出された獣からすれば拍子抜けしたのも事実。
なぜなら獣は・・・・・・
【この私を、“強欲の獣”と呼ばれたこの私をそんな理由で呼ぶとは!】
「お前のことなんて知らねえよ。それに、そんな二つ名みたいなものがあるってことは強いんだろ。なら、一緒に来てもらった方が助かる」
そう。
獣には“強欲の獣”という二つ名があった。
欲したものは全て手に入れ、
その姿からついた呼び名だ。
【いいだろう。退屈をしていたところだ。貴様の旅に私もついていくとしよう】
「よし、決まりだな」
自身の呼ばれていた“強欲の獣”という名前を聞いても怯えもしない。
そんな青年に興味が湧いたのか、獣は少しだけ気分良さげに青年の旅についていくことを決める。
いま、ここから彼らの旅は始まるのだった。
読了ありがとうございます。
明日は映画の続きになりそうです。
・ルイージ邸観察日誌
おばあちゃん、こんにちは。
「おや、いらっしゃい。遊びに来たのかい?」
ううん。
実は私にお化粧を教えてほしいの。
「おやおや、あなたもそう言ったことを気にし始めたのですね。なら、もう少し待っているといいですよ」
待ってると良いの?
よく分かんないけど分かった。
なら、私がお茶を淹れてあげるね。
「ええ、ありがとうございます」