スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
萌えるということは武器だ。
それに耐えられないやつから死ぬ。
・ゴブリンスレイヤー(ゴブリンスレイヤー)
・
キノコランドのアトラクションの1つ、“ワインリバー”。
船に乗り、ゆったりとした川の流れに任せて下っていき、周囲には様々な人形などが飾られている。
流れる音楽に合わせてライトが点滅しており、とても楽しげな雰囲気を醸し出していた。
『ご覧ください。ノコノコによる組体操とハンマーブロスによるジャグリングです』
「ジェットコースターも好きだけどこういうのんびりとしたものも良いわね」
「あ、あそこにノコノコ」
「ほう、ハンマーブロスがジャグリングをしているのだ」
「・・・・・・いや、これサーカスじゃね?」
船に取り付けられたスピーカーから聞こえてくる音声にマリオたちは周囲を見渡し、ノコノコやハンマーブロスを見つける。
マリオたちはスタッフであろうノコノコやハンマーブロスの動きに感心した。
が、その動きはどう見てもサーカスだったのでマリオは思わずツッコミをいれる。
まぁ、ツッコミをいれてはいるが凄いとも思っているのでそこまで強いものではないが。
「というかこの面子って・・・・・・」
『彼らはミドゥーリサーカスでスタッフをやっていた方たちで、ご覧のようにとても素晴らしい技を持っています』
どこかで見たことのあるノコノコとハンマーブロスの姿にマリオが首をかしげていると、スピーカーからノコノコたちの説明が聞こえてきた。
どうやら彼らはレストランのシェフと同じようにスカウトされてきたようだ。
「あいたっ?!」
「マリオ?」
「これは・・・・・・コイン?」
不意に頭になにかがぶつかってきてマリオは思わずぶつかってきたところを押さえる。
マリオがとつぜん声をあげたことにピーチ姫は不思議そうにマリオの方を見る。
どうやらコインが飛んできたようで、クッパは落ちているコインを拾って見ていた。
『“ワインリバー”ではコインが降ってくることがあります。もしも拾えたなら異性に渡してみては?最初に触れた人と異なる性別の方がコインに触れたら恋愛が叶うかも!』
「え」
「え」
「え」
クッパがコインを見ているとスピーカーからコインについての説明が聞こえてきた。
聞こえてきた情報にマリオたちは思わずコインを持っているクッパを見る。
クッパ自身も持っているコインを見ていた。
「・・・・・・えっと、これは俺が最初に触った扱いになるのか?」
「え、えっと、でもぶつかっただけだし・・・・・・」
「これは・・・・・・どうなるのだ?」
「分からないなら私にちょうだい」
このコインがどのような扱いになるのか。
ぶつかっただけで触れた扱いになるのならば次に触ったのはクッパになるのだが。
3人が固まっているとナハトがクッパの手からコインを取ろうと手を伸ばした。
「だ、ダメなのだ!」
「むぅ・・・・・・」
このコインがどのような扱いになるのかは分からないが、もしものために自分が持っていたい。
そう思ったクッパはナハトの手から逃げるように手を動かし、素早くコインをしまうのだった。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
「ふむふむ、とりあえず今日は口紅とチークの扱いだけで良いでしょう。あまり詰め込んでも混乱してしまいますからな」
それもそうなのかな。
じゃあ、帰ったら口紅とチークの練習をしておこうかな。
忘れちゃうといけないから復習をしないとね。
「うむ。おばば、ありがとうなのだ」
そういえば、化粧品ってどこで買えば良いのかな。
おばあちゃんはどこで買ってるの?
「私は自分で作っておりますよ。では、次に来るときまでに作っておきましょう」
やった。
ありがとう、おばあちゃん!