スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
これが私の全力全開!
・高町なのは(魔法少女リリカルなのは)
それでは物語をどうぞ。
・
いろいろとゴタつきながらも朝食を終え、2人は食後のコーヒーを飲んでいた。
「さて、と」
「む?どこかへ出かけるのか?」
飲み終えたコップを台所で水に浸けてから、マリオはトレードマークである赤い帽子をかぶった。
その姿を見たクッパは自分もついていこうかと思って立ち上がる。
しかし、自分が今マリオから借りたサイズの合わないジャージ姿であることを思いだし、すぐさま椅子へと座りなおした。
流石にこんなジャージ姿では出かけられないと考えたらしい。
「まぁな。お前の靴とか替えの服とかも必要だろ。サイズは分からないからちょっと危ないかもしれないけど・・・・・・」
「ふむ・・・・・・。少し待つのだ・・・・・・」
クッパは顎に手を当て、少し考えると立ち上がって浴室の方へと歩いていく。
そして数分後、1枚の折り畳まれた紙を持ってクッパは戻ってきた。
「これは?」
「気にするな!この紙を店のやつに見せれば済むのだ!」
マリオの言葉に、クッパは少し顔を赤くしながら答える。
語気は少し荒く、どこか恥ずかしそうに感じる。
「よいか?!絶対に貴様はその紙を見るなよ?!」
「わ、分かったよ・・・・・・」
あまりの剣幕に圧され、マリオは冷や汗を流す。
しかし、それと同時に紙に何が書いてあるのか気になってしまう。
「もしも・・・・・・」
マリオが紙の中身に興味が湧いたことに気づいたのか、クッパはやや低めの声音で呟く。
「もしも、紙の中身を見たら・・・・・・。ワガハイはボロボロの服を着て、ピーチ姫の前で「マリオに襲われた!」と大声で叫ぶからな・・・・・・」
「分かった!絶対に見ない!」
クッパの雰囲気から、その言葉が冗談ではないと理解し、マリオは叫ぶように返事をする。
マリオも一時の興味で社会的に死にたくはないのだから当たり前だが。
「じゃあ、ちょっと出かけてくるな。家の中の物は好きにして構わないから」
「分かったのだ。ああ、冷蔵庫の中があまり入っておらぬからな、食料も頼む」
どこか夫婦のようなやり取りをしているが、2人にそのような意識は全くない。
そして、マリオは軽く手を振りながら買い物に向かった。
笑みを浮かべながらそれを見守るクッパ。
もしも、ここにルイージなりヨッシーなりがいれば、夫婦みたいだと言っていただろう。
「さて、とりあえずは食器でも洗っておくか。住まわせてもらっているのだからこれくらいはせねばな」
そう呟きながらクッパは台所へと移動する。
先程のやり取りに何かを感じたのか、無意識に尻尾を揺らしながら。
読了ありがとうございました。
・ルイージ邸観察日誌
ルイージがお城の方へ出かけてしまった。
これは私がルイージの留守を守らないといけない。
私なら壁をすり抜けることが出来るから、ちゃんと留守番ができる。
あれ?
腰の部分が何かに引っ掛かっちゃった?