スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
目覚めろ、その萌え心
・キャッチコピー(仮面ライダーアギト)
・
足の先から頭部まで全身を
頭部には恐らくは髪の毛が変化したであろう黒い硬質的な物体もつけられている。
そして、赤と青のオッドアイとなったその瞳。
口のあった場所まで被われているのは食事の必要が無くなったからなのか。
「どうだぁ、素晴らしいぃぃ、だろぉう?」
姿が変化したことにより気分が高揚しているのだろう。
男は───いや、もはや男かすら分からない見た目の化け物はマリオたちを見る。
化け物となった男の鋭い眼光にマリオたちは思わず身を強張らせる。
人とはここまで変貌することができるのか。
身を強張らせつつも、マリオたちは銃を離すことはなかった。
「人の姿すら捨てたのか・・・・・・」
「なにが起きたというのだ・・・・・・」
「あの体、銃は効くのかしら・・・・・・」
「効かなくても撃つ」
人の姿を捨てた化け物。
ウイルスを取り込んでいるからといってこのような変化があり得るのか。
硬質的に見えるその体はもはや銃程度では傷一つつかなさそうに見える。
「とにかく、俺が前に出る!3人は援護してくれ!」
「分かったのだ!」
「任せて!」
「お願い」
自身の攻撃が効くのかはまったく分からない。
それでもマリオは自身を鼓舞し、走り出した。
「はあっ!」
先ほどと同じように、化け物となった男の体に蹴りを放つ。
しかし先ほどと異なる点が
1つは男の姿が完全に変わってしまっていること。
そして、もう1つは
なぜマリオの足に魔力の炎が集束していないのか。
一言で言ってしまえば魔力切れだ。
マリオは先ほど激情に任せて左手の拳で1発、右足の蹴りで1発の計2発分の魔力を消費している。
平静の状態であれば使う魔力量をコントロールして残しておくこともできただろう。
だが、先ほどのマリオは激情に任せて魔力の炎を使ってしまっていた。
そんな状態でまともに魔力をコントロールできるのか。
当然ながらそれは否。
その結果、マリオはたった2発で魔力を使いきってしまったのだ。
魔力の炎が集束していない普通の蹴りで化け物の体へと変化した男に同じ結果が起こせるはずもなく。
ガツンッ、という音が聞こえただけで化け物となった男の体には少しだけ揺れる程度の衝撃しかいかなかった。
当たり前のことだがダメージも0。
「なんだぁ?いま、なにかしたかぁ?」
「な───があぁっ?!?!」
蹴りを受けた体勢のまま化け物は平然と尋ねる。
自身の今出せる渾身の蹴りを受けてもダメージのない化け物にマリオは驚愕する。
そして、化け物は驚愕しているマリオの足を素早く掴み、床へとマリオを叩きつけた。
「マリオ!!」
「くっ、マリオを離しなさい!」
下手に撃てばマリオに当たる。
それが分かっているがゆえにピーチ姫とナハトは銃を撃つことができなかった。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
今日はお家でお菓子作りをしようかな。
どのお菓子がいい?
「んー、クッキーかなー」
「えー、ビスケットがいい」
「ケーキー」
「ターキーみたいに言わないでよ」
「七面鳥ですって?!冗談じゃないわ!」
家には七面鳥はないよ?
んー。
じゃあ、ケーキを作ろっか。
材料の準備を手伝ってー。
上手にできたらルイージに私に行こっと。