スーパーマリオ イフストーリー (完結)   作:竜音(ドラオン)

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今日も今日とて残業・・・・・・


みんなの萌えで!
宇宙を掴む!


・如月弦太朗(仮面ライダーフォーゼ)








第163話

 

 

 買ったジュースを手にマリオは“ビッグサンダーマッシュルーム”の前に着く。

 “ビッグサンダーマッシュルーム”はキノコランドでもかなり人気があるようで、オープンした初日だと言うのにたくさんの人が並んでいた。

 

 ピーチ姫、クッパ、ナハトの3人はどこにいるのだろうか。

 マリオはジュースを手に持ちながらキョロキョロと周囲を見渡す。

 

 

「お兄さん、1人?」

「ちょっと私たちと遊ばない?」

「・・・・・・え?」

 

 

 不意にかけられた声にマリオは一瞬だけ呆け、ポカンとした表情を浮かべる。

 声のした方を見るとそこにはやや派手目な格好の女性が2人いた。

 どうやらマリオは逆ナンをされているようだ。

 予想外の事態にマリオはどうしたらいいのか分からず、オロオロと狼狽(うろた)えている。

 

 

「えっと、連れがいるから悪いけど・・・・・・」

「えー、ノリが悪いよー?」

「いーじゃん、私たちと遊ぼうよ」

 

 

 マリオはやんわりと断ろうとするが、女性たちは気にせずにグイグイと押してくる。

 逆ナンをされた経験がないためにマリオはうまく断ることができない。

 

 

「・・・・・・なにをしているのだ」

「く、クッパか?!」

 

 

 背後から名前を呼ばれ、マリオは助かったといった様子でクッパの方を向く。

 振り向いた先にいたクッパの顔に表情はなく、少しだけマリオは気圧された。

 

 

「ちょっとー、私たちが話しかけてたんだけど?」

「急に割り込んでこないでよー」

 

 

 話しかけてきたクッパに、女性たちは不満そうに言う。

 マリオはなるべく自然なようにクッパの近くに移動した。

 クッパは女性たちのことなど見向きもせずにマリオのことを無表情に見ている。

 

 

「そんな怖い顔の人より私たちと行こうよ!」

「そーそー、私たちの方が楽しいって」

「いや、その・・・・・・」

 

 

 女性たちもクッパを気にしないことにしたのか、再びマリオに対して話しかける。

 マリオは困った表情を浮かべながら後退る。

 マリオと女性たちの姿を見ながらクッパは静かに口を開く。

 

 

 

 

 

「 消 エ ロ 」

 

 

 

 

「「ッッッ?!?!」」

 

 

 ぞくり、と女性たちの背筋に冷たいものが落ちる。

 クッパの発した言葉はそこまで大きなものではなく、たった一言。

 その一言を聞いただけのはずなのにとてつもない寒気が起こった。

 直接言われていないマリオですらうすら寒いものを感じていた。

 

 

「ふ、ふん!別に本気で遊ぼうなんて思ってなかったしー!」

「怖くなんてないんだからー!」

 

 

 それだけ言い捨てて女性たちは走り去っていった。

 走り去っていく際に彼女たちの目もとから光る何かがこぼれていたのは気のせいではないだろう。

 

 

 

 

 




読了ありがとうございます。


・ルイージ邸観察日誌


 えっと、作ったケーキはみんなで食べちゃったから新しく作らないとね。

 材料はまだあったよね?


「えーっと・・・・・・」
「ちょっとだけー」
「小さいやつなら作れるかもー」


 小さいやつかぁ。

 大きさが変わると焼き時間とかもちょっと変わるんだよねぇ・・・・・・

 作れなくはないだろうから作ってみよう。

 美味しく作れたら良いなぁ。



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