スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
この竜音様のクッパ姫でキュン死させちゃる!
・菊丸英二(テニスの王子様)
・
クッパ城、ピーチ城、ルイージへのお土産をそれぞれ選び終え、マリオたちは売店から出てきた。
「ふう、とりあえずはこれでオッケーね」
「・・・・・・キノじいへのお土産は本当にそれでよかったのか?」
ピーチ姫の足元にある物を指差しながらクッパは尋ねる。
ピーチ姫の足元にある物。
それは赤や青に光を発しており、とても目に悪そうだ。
「ええ!だってキノじいったらいっつもあんなに地味な色なのよ?だったら私が違う色の物を用意するしかないじゃない!」
「え~・・・・・・」
「でもその色は・・・・・・なぁ?」
「目がチカチカしそう」
クッパの言葉にピーチ姫はフンスと鼻を鳴らし、自身の足元に置いてある物を誇らしげに指差す。
ピーチ姫の言葉にマリオたちは顔を見合わせて言葉を濁す。
ピーチ姫がキノじいへのお土産として選んだ物。
それは、カラフルに光を発するキノコの形をした帽子だった。
忘れている人もいるかもしれないが、キノピオたちの頭の上にある色とりどりのキノコの房のような物は帽子で、着脱が可能だ。
なお、帽子をはずした頭には髪の毛がちゃんと生えている。
「いいじゃない。お城の中が明るくなるのよ?」
「いや、明るすぎだろ」
「常時キノじいだけパレードになっておるではないか・・・・・・」
「タンタカタンタン、タンタカタカタカ、タンタカタンタン、タンタカター」
キノじいがその帽子をかぶっている姿を想像し、クッパは呆れた顔をする。
その隣ではパレードと言う言葉に反応したのか、ナハトがリズムを口ずさんでいた。
というか、かなり危ないのでナハトは口ずさむのを止めて欲しい。
「そういうクッパだってカメックおばばに何を選んだのよ?」
「ふふん。ワガハイはそこまで奇抜ではないのだ。見よ!」
ピーチ姫の言葉にクッパは自慢気に選んだものを見せる。
それは様々な色に変化する布で、服のようにも見える。
「・・・・・・それは?」
「おばばはあまり明るい色の服を持っておらぬからな。だからこの色が変化する服にしたのだ」
はっきり言ってどっちもどっちだった。
なぜこうも変なものを選んでしまうのか。
自身の服のセンスなどが壊滅的でないこともそれを裏付ける理由になるはずだ。
「マリオは何を買ったの?」
「ん、俺は普通にキーホルダーにしたよ。ルイージだけだしね」
ピーチ姫やクッパと違い、お土産を買う人物が1人しかいないマリオは無難なものを選んでいた。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
「さ、デイジー姫様のおられる部屋につきましたぞ」
ありがとうございます。
「なにか飲み物などは必要ですかな?必要であればキノピオに用意をさせますが」
えっと、じゃあお願いします。
「ええ、承りました。では」
はい。
ありがとうございます。
さて、デイジー、入ってもいい?
「あら、マシロ?入ってもいいわよ」
じゃあ、お邪魔します。