スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
クッパ姫のイラストは見たか?
絵師への感謝は?
あどけなく眠るクッパ姫のイメージをして頭を抱えて悶える準備はOK?
・ウォルター・C・ドルネーズ(HELLSING)
では、本編をどうぞ。
・
買い物を終え、家に帰ろうとしたマリオの耳に主婦たちの話し声が届く。
「聞いた?昨日の夕方からお城の方で変なものが現れるんですって」
「あ~、私も聞いたわ。なんでも、それを見かけた人は口や態度が悪くなっちゃうんだっけ」
「へぇ、そんなものがあるのねぇ」
怖いわねー、なんて言いながら主婦たちは歩いていく。
主婦たちの会話で気になったことのあるマリオは少しだけ考える。
お城の方で現れる変なものとはいったい何なのか。
遭遇すると口や態度が悪くなるとはどういうことなのか。
調べに行ってみようかと考えたが、今のマリオは大量の荷物を持っている状態。
調査をするにしてもあまりにも大荷物過ぎる。
後日ちゃんと調べようと心に決め、マリオは帰路についた。
一方その頃、クッパはマリオの家でできる一通りのことが終わり、シートを地面に敷いて太陽の光を浴びていた。
「暖かい・・・・・・。ふわぁ~・・・・・・」
元の姿からは想像のできないほどに可愛らしいあくびをしながら、クッパは暖かな気温に目を細める。
今までこのようなゆっくりとした時間はあまり経験がなく。
仮にゆっくりできるとしてもピーチ姫を拐う計画を考えていた。
だからこそ、今のこんな平穏な時間がクッパにはとても楽しく感じ取れたのだ。
「むにゅ・・・・・・」
目を閉じ、体は軽く揺れ、口からは言葉にならない音が漏れる。
もはやクッパの意識は半ば眠ってしまっていた。
やがて、ゆっくりとシートの上で体を横にしていく。
「すぅ・・・すぅ・・・」
小さな寝息をたて、クッパは夢の世界へと旅立っていった。
そのあまりに無防備な姿は、もしも男が見たら襲いたくなるほどに可愛らしく。
サイズの合わないジャージも捲れてしまって、背中やお尻などが少しだけ見えてしまっていた。
「ただい・・・ま”ッ・・・!」
そして、それをちょうど帰宅したマリオは見てしまう。
あまりにも無防備、あまりにも可愛らしい。
そんなクッパの姿をいつまでも見ていたい、そんな欲求がマリオの中で生まれる。
しかし、マリオは全力で理性を総動員してクッパから目を逸らす。
それでもチラチラと目が行ってしまうのはマリオも男だから、と言うことで勘弁をしてほしい。
「とりあえず、荷物を中に入れよう・・・・・・」
後ろ髪を引かれながらマリオは荷物を家の中へと運ぶ。
肉や魚と言った生物は冷蔵庫に、野菜は野菜室に、そして食器類は洗うために流しへと置いていく。
クッパの服などはどこへ置いたら良いかが分からなかったので、玄関横に置いておくことにした。
「・・・・・・落ち着くために顔でも洗うか」
先程のクッパの姿が頭から離れず、どうにも落ち着かない。
ここでうっかりとシャワーを浴びに行こうものなら更なる衝撃でマリオの理性は危なかったに違いない。
ある意味では素晴らしい回避なのだが、マリオからするとなんとも惜しいことをしたとでも言っておくべきなのだろうか・・・・・・
読了ありがとうございました。
・ルイージ邸観察日誌
ルイージが女の人に手紙を書いていた。
すごく悲しい。
でも手紙を邪魔して嫌われたくない・・・・・・
どうしたら良いか分からなくなっちゃったから、寝ているルイージの上に乗ってしがみついちゃった。
寝苦しくさせてごめんなさい。
でも、私に気づいてほしい・・・・・・