スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
まぁ、書くかどうかすら未定ですけど。
クッパ姫を思う気持ちは我慢しなくていいんだよ?
・岡安浬(ピーチガール)
・
ふくらはぎを揉まれながらナハトはピクピクと体を動かす。
今日までに蓄積されてきた疲労がほぐされていっていることをナハトは感じていた。
「はぁ・・・はぁ・・・」
「とりあえず足の方はこれで大丈夫かな」
ナハトのふくらはぎから手を離し、マリオは一息をつく。
ひとまずはナハトのマッサージも終わったということなのだろう。
マッサージを受けていたナハトはマリオの言葉に反応できずに荒い息を吐いていた。
そして、マリオはピーチ姫と同じようにナハトを近くの椅子へと運んでいく。
ピーチ姫、そしてナハトの2人が終わった。この場に残っているマッサージを受けていない人物はクッパを残すのみ。
自分の番が回ってきたことを理解し、クッパは緊張で表情を固くしている。
「さ、クッパの番だ」
「う、うむ・・・・・・」
マリオは先ほどと同じようにベッドを拭き、クッパに横になるように促す。
マリオに促されて、クッパは緊張しながらベッドに横になった。
ベッドに横になったことによって先ほどのピーチ姫とナハトの姿が改めて頭の中によみがえってくる。
自分も2人のように声をあげてしまうのか。
ピーチ姫どころかナハトまであんな姿になってしまうものに自分が耐えられるのか。
そんな不安が胸の内から沸き上がってくる。
いっそのこと跳ね起きて逃げ出してしまおうか。
不安になってきたクッパがそんなことを思い始めたとき。
クッパが緊張していることに気づいたのか、マリオは優しくクッパの頭に手を置いた。
「初めてな訳だしやっぱり止めておくかい?」
「・・・・・・で、できるだけ・・・・・・優しくして、ほしいのだ・・・・・・」
優しく尋ねてくるマリオの言葉に、クッパは緊張と羞恥によって潤んだ瞳でマリオを上目使いに見ながら言う。
普段の強気そうな印象のクッパの上目使いに、マリオは思わず胸を押さえた。
クッパの弱々しい姿や、愛らしい姿は何度も見てはいる。
それでもその表情と言葉の組み合わせはとてつもない衝撃をマリオに与えた。
「マリオ・・・・・・?」
「な、なんでもないよ」
いきなり胸を押さえ出したマリオの姿にクッパは首をかしげる。
クッパの問いにマリオは首を横に振りながら答えた。
「えっと・・・・・・、それじゃあやっていくよ」
「頼むのだ・・・・・・」
改めて意識を切り替え、マリオはクッパの体にそっと触れていく。
マリオの手が自身の体に触れ、クッパは思わず体に力を入った。
まだマッサージが始まったわけではないので、その触り方はそこまで強くはなく、とても優しいものだった。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
テレサたちはお風呂に行ったし、食器を洗っちゃわないとね。
みんなで入ってるみたいだからここまで声が聞こえてくるよ。
・・・・・・合唱してる?
とりあえず、カレーはお皿にも色が付いちゃうから、早めに洗わないと。