スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
腕だろうが、足だろうが、心臓だろうが、全部くれてやる!
だから書いていけよ・・・・・・
たった1つでも感想をよ!
・エドワード・エルリック(鋼の錬金術師)
再三、言っておきますがネタで書いているだけなので、無理に感想は書かないで大丈夫です。
・
顔を洗い、少しばかり落ち着いたマリオは、家の中が綺麗になっていることに気がつく。
薄く溜まってきていた窓枠の埃や、ベッドの下の埃、更には少し前にテーブルに溢してしまった食べ物の汚れまでもが見当たらないのだ。
もしや、と思いながらマリオはクッパの寝ていた方を見る。
家の中にいるため、クッパの姿は見えないが、マリオはクッパが家の掃除をしてくれたのだろうと思った。
「・・・・・・あれ?クッパって掃除とか家事ってできるのか?」
不意にマリオは元の姿の時のクッパを思い出す。
元の姿の時、クッパは自身の軍団のトップとして君臨していた。
故に、おそらくは家事などは部下たちに任せていたのではないか。
「そう言えば、洗濯物や布団も干してあったな・・・・・・」
今までのクッパとの違いにマリオは首をかしげる。
どうにも元の姿のクッパが家事をできたとは思えないのだ。
もしかしたら、女性の姿へとなったことで何か内面にも変化が起きているのではないか。
少し心配になりながらマリオは思った。
それから少し経ち、クッパは心地よい風に目を覚ます。
「くぁ・・・・・・。つい、眠ってしまったのだ・・・・・・」
のっそりと体を起こし、クッパは背筋を伸ばす。
少しだけトロンとした目をしながらクッパは辺りを見回す。
太陽は寝る前に見た位置とは違うところにずれており、そこそこに時間が経っていることが分かる。
「と、そう言えばマリオが帰ってきたときに浴室に行かないように塞いでおかねばな」
そう呟くと、クッパは寝ていたシートをたたみ、玄関の扉を開ける。
「お、起きた・・・かぁっっ?!?!」
「む?」
家の中に入ってきたクッパに、マリオは視線を向け、すぐさま首を正反対の方向に捻る。
そんなマリオの様子にクッパは不思議そうに首をかしげた。
「なんだ、もう帰ってきていたのだな。ああ、浴室はしばらく入るなよ」
「あ、ああ・・・・・・」
マリオが帰ってきていたことに、少しだけ驚きはしたが、クッパはマリオに浴室へ入らないように伝える。
クッパの言葉にマリオは耳まで赤くしながら答えた。
「どうしたのだ。何か変なものでも付いていたか?」
「違う・・・・・・。クッパ・・・・・・」
「なんだ?」
クッパの問いに、マリオは決してそちらを見ずに首を振る。
マリオは少し言いづらそうに口を開いた。
「その格好を何とかしてくれ・・・・・・」
「うん?格好がどうか・・・・・・し・・・・・・、なぁっっ?!?!」
マリオの指摘に、クッパは自分の体を見下ろす。
その結果、目に入ってきたのはめくれて胸のギリギリまで上がってしまっている上着と、少しだけずり落ちてしまっているズボンだった。
どちらもズレてはいるが、下着は見えていない。
いや、むしろ見えていないことの方が不味いだろう。
先ほど目が覚めたときに、自身の格好に気づかずに家の中に入ってきたことによって、起きてしまった事態だった。
「ま・・・・・・、マ~~リ~~オ~~ッッ!!」
「お、俺は悪くないだろう?!」
恥ずかしさのあまり、クッパは八つ当たり気味にマリオの名を叫ぶ。
マリオからすれば堪ったものではないのかもしれないが、世界と女性は理不尽に満ち溢れているのだ。
自分は悪くない、などと言った言い分は全く効果はない。
それから、マリオは服装を直したクッパにドタバタと家の中を追い回されるのだった。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
いつもみたいにルイージを見てたら、配下のテレサが何かを持ってきた。
昨日、ルイージが書いていた紙と似ている?
『いつも僕を見ている方へ。自意識過剰でなければ最近、いつも僕のことを見ていますよね?いつも、いつの間にか現れていたりして驚いてしまってごめんなさい。そちらさえ良ければお友達から始めませんか?ルイージより』
読み終わってから、見ているのがバレていたのに恥ずかしくなって、顔を隠してしゃがみこんじゃった・・・・・・