スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
読者様・・・美しいクッパ姫でございますね・・・
・黒麒麟(封神演義)
・
ビクンッ、ビクンッ、と体を震わせながらクッパがベッドに横になっている。
その顔はとても人に見せられるようなものではなく、口は半開きになり、焦点の合っていない目は虚空を見つめていた。
「はぁ・・・はぁ・・・」
荒い息を吐くクッパの姿はどこか扇情的で、片付けをしているマリオはなるべくその姿を見ないようにしている。
すぐに肩こりが再発しないように徹底的にやったけど・・・・・・
やりすぎたかもしれない・・・・・・
ピーチ姫がぐったりとしているのはいつものことだし、ナハトに関してもそこまで全力でマッサージをしたわけではない。
ナハトに対して全力でマッサージをしていないのはなぜか。
それはナハトの疲労が肩よりも他の場所に集中していたからだ。
なのでマリオはナハトの肩を全力でマッサージするよりも全身をバランスよくマッサージしたのだ。
「・・・・・・部屋の中は温かいからこのままで大丈夫かな?」
くったりと脱力してはいるが穏やかな呼吸をしているピーチ姫とナハト、そして荒い呼吸をしてベッドに横になっているクッパ。
3人の姿を見てマリオは呟く。
一応、抱き抱えて運ぶこともできるのだが、3人とも汗をかいているので3人が嫌がるのではないかと思ったのでそれはやめておいた。
ちなみにクッパの横になっているベッドには汗以外のもので濡れたような跡もある。
「・・・・・・とりあえず、触れないことにしておこう」
そう言ってマリオは部屋を後にした。
部屋から出て、マリオは自分の格好を改めて見る。
マッサージが終わってから予備のタオルで体を拭きはしたが、着ている作務衣が汗を吸っているために気持ち悪く感じる。
「部屋の扉の前に立ち入り禁止の札を立てておけば良いかな」
今の自分たちの姿がキノピオたちに見られるのは3人とも望むものではないだろう。
そう考えてマリオは立て札を扉の前に置く。
そしてマリオは浴場へと移動した。
借りた作務衣を脱ぎ、マリオは浴室へと移動した。
3人のマッサージをする前にも入浴はしていたのだが、3人もマッサージをすればかなりの汗をかくだろう。
軽く体の汗を流してマリオは体を洗っていく。
「ふぅ・・・・・・。かいた汗が流れてさっぱりするなぁ」
体に着いている泡を流し、マリオはお湯に浸かる。
マッサージで疲れた疲労が湯に溶けていくように感じる。
お湯の中で体をゆらゆらと揺らし、マリオは体の疲れを癒していく。
3人の体の疲労が取れた代わりに自分の体に疲労が溜まったが、悪い気分ではなかった。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
次のお洋服はー・・・・・・これ!
んっと、さっきの服に似てるけど。
これを着たらこう言うんだっけ。
お帰りなさいませ、ご主人様!
・・・・・・なーんちゃって。
あ、でもルイージに言ってみたいかも。
驚いたりするかな?