スーパーマリオ イフストーリー (完結)   作:竜音(ドラオン)

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遅くなりました。


本当に萌えるかどうか。
書いてみないとわからないもんな。


・天沢聖司(耳をすませば)




第212話

 

 

 のぼせて意識を失ってしまったマリオを脱衣所に運び、クッパ、ピーチ姫、ナハトの3人はマリオを団扇で扇いだり、頭を冷まそうと濡れタオルを頭に置く。

 お風呂でのぼせたりするのはあまり良いことではないので、3人は不安そうにマリオを見ていた。

 なお、3人はさすがにタオルを体に巻いた状態ではいられないのですでにパジャマに着替えている。

 

 

「マリオの体のことを考えるのが抜けていたわね・・・・・・」

「焦りすぎてしまったな・・・・・・」

「マリオが倒れちゃった・・・・・・」

 

 

 自分たちが焦って浴場に入らなければマリオはのぼせて倒れてしまうこともなかったはずだ。

 3人はしょんぼりと肩を落とす。

 

 普通に考えて男性の入浴中に女性が入ってくるのは普通に考えて痴女的な行為と言えるだろう。

 ピーチ姫たちがマリオに好意を持っていて、マリオに好意を伝えているからこそこれくらいで済んでいるとも言える。

 仮になんの関係もない人に同じことをしていたら男性に襲われてしまうことは間違いないはずだ。

 まぁ、3人も入っているのがマリオだけだからこそできたのだが。

 

 

「マリオが起きたら謝らないと・・・・・・」

「そう・・・・・・だな。マリオへのアピールは他の方法で考えることにしよう・・・・・・」

 

 

 3人は自分たちの迫り方が悪かったと反省する。

 とはいってもこうなった要因の1つにマリオが優柔不断なことも含まれているので、一概に3人が悪いとも言えないのだが。

 3人はその事に思い至らずにマリオが早く起きるようにマリオの体温を冷ましていくのだった。

 

 

「う、ううん・・・・・・」

 

 

 小さく呻き声をあげてマリオの体が軽く動く。

 どうやら体温が下がったことによって体調も良くなってきたらしい。

 マリオが呻き声をあげたことに気づき、3人はビクリと体を震わせる。

 

 自分たちが浴場に入ったことによってマリオは意識を失ったのだ。

 責められても仕方がないだろう。

 責められるだけならばまだ・・・・・・いや、それだけでも辛いのだが、もっと辛いのはマリオに嫌われてしまうこと。

 マリオに嫌われてしまうのではないかと言う恐怖が今更ながらに3人に襲いかかってきていた。

 

 

「ここは・・・・・・脱衣所・・・・・・?」

 

 

 ゆっくりと目を開け、マリオは首を動かして周囲を見渡す。

 目に入ったのは脱いだ服を入れる籠や、髪の毛を乾かすためのドライヤーなどが置かれた鏡。

 それらの光景からマリオは自分が脱衣所の椅子の上に寝かされているのだと気づいた。

 

 

 

 

 

 




読了ありがとうございます。


・ルイージ邸観察日誌


 この服はここに。

 これはこっちにー。

 で、これは畳んでこっち。

 これで片付けは大丈夫かな?

 ・・・・・・よし。

 片付けおーわりっ!





「ルイージー」
「お土産を渡しに来たよー」
「開けてー」
「ひゃあぁぁああッ?!?!お、オバケぇええぇぇええ?!?!」
「・・・・・・まだ、僕たちには驚くんだねー」

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