スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
クッパ姫が可愛くないとでも?
・ラム(Re:ゼロから始める異世界生活)
・
頬を膨らませ、不満げな表情でピーチ姫は3人を睨み付ける。
自分の言おうとした言葉を他の人に掠め取られれば誰でも不満を抱いてしまうのは当然のことだ。
「むぅ・・・・・・」
「まぁ、当然であったな」
「あははは・・・・・・」
「キノコランドで1番叫んでた」
ピーチ姫に睨まれながら、マリオは苦笑し、クッパは腕を組んで頷く。
ナハトもウルトラキノコースターに乗っていたので、ピーチ姫の楽しんでいる声を間近で聞いていたために推測は容易かったのだろう。
「合ってるけど・・・・・・合ってるんだけど・・・・・・!!」
「あ、やっぱり」
「であろうなー」
「想像通り」
悔しそうにピーチ姫は言う。
マリオは即答をしてはいたが少しだけ自信はなかったのだろう。
ピーチ姫の様子を見ながらマリオは頷き、クッパはどこか棒読み気味に言った。
そしてナハトはどこぞのノートに人の名前を書いて色々とやる学生のようなトーンでニヤリと笑っている。
「もう!私が自分で発表したかったのよ!」
「でもピーチ姫って絶叫系のものしか乗らないし」
「基本的に印象に残っているのは絶叫系しかないのであろう?」
「ピーチ姫=絶叫系の方程式」
ぷんすことピーチ姫の怒りはおさまらない。
それだけ自分の言おうとした言葉を掠め取られたことが腹に据えかねているのだろう。
しかしピーチ姫が不機嫌になるのを見るのも何回かあるので、3人に慌てた様子は特にはない。
「それに理由って、1番速かったからじゃないかい?」
「たしかキノコタウンでは1番速かったはずだからな」
「あれが1番速くて高低差があったから」
「うぐぅ・・・・・・」
理由まで当てられ、ピーチ姫はぐうの音も出なくなってしまった。
言えることがなくなり、ピーチ姫はべしゃりとテーブルに潰れてしまった。
3人の言った通り、ピーチ姫がウルトラキノコースターを選んだ理由は1番速かったからである。
1番速くてインパクトがあったために、1番印象に残ったのだろう。
「だってあれが1番楽しかったんだもん・・・・・・」
「俺とクッパは気絶したけどね・・・・・・」
「ワガハイたちは耐えられなかったのだ・・・・・・」
「楽しかったから分かる」
マリオとクッパはウルトラキノコースターに乗って気絶したのであまり良い印象はないのだ。
まぁ、そもそもとしてマリオとクッパが気絶するレベルのジェットコースターというのもどんなレベルなのかと思わなくもないだろう。
普段から運動や、カート、空を飛んだりしているはずの2人が気絶するのだ。
むしろ耐えられるピーチ姫とナハトが不思議なのだが。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
ルイージはなにをしてるかな?
とりあえずインターフォンを鳴らしてみよう。
ルイージ?
「ま、ままま、マシロ?!」
・・・・・・なんの音なんだろ?
けっこうドタバタ音がしてるけど・・・・・・
「ちょ、ちょっと待っててね?!」
う、うん。
分かった。