スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
読者様。
クッパ姫は もっと萌えに生きるものです。
・ヘンリエッタ(ログ・ホライズン)
・
マリオの寝ている部屋で、クッパとピーチ姫は驚きながら固まる。
2人が固まっているなか、マリオの寝息が部屋の中でしている。
ちなみにナハトは寝息がとても静かなのでほとんど音は聞こえない。
「ピーチ姫!なぜここにいるのだ?!」
「あ、あなただって部屋で寝るって言ってたじゃない?!」
お互いに自分たちの言っていたことを棚にあげて言い合う。
ネマッシュルームによって深い眠りについているとはいえ、大きな声を出してしまえば起きてしまうかもしれないのでそこまで大きな声を出してはいない。
「ね、寝起きドッキリを仕掛けようと思ったのよ!悪いかしら?!」
「わ、ワガハイは隣で寝ようと思ってきたのだ!」
互いにぶちまけるのはそれぞれのやろうとしていたこと。
どちらもやろうとしていることがやろうとしていることなため、お互いに相手を責めることができない。
短く息を吐き、クッパは寝ているマリオを見る。
そこでようやくクッパはマリオの横でナハトが寝ていることに気づいた。
「ワガハイが最後だったのか・・・・・・」
「私が来たときにはもう寝てたわ」
静かな寝息をたてているナハトの姿にクッパは少しだけ落ち込む。
いったいナハトはいつから部屋にいたのか。
自分が来たときにはすでに寝ていたナハトの姿を思い出しながらピーチ姫は呟く。
「んー・・・・・・、じゃあ、順番的に私にもマリオの隣で寝る権利があるわよね?」
「ぐぬぬぬ・・・・・・」
ナハトが最初に来てマリオの隣で寝ている。
で、あるならばナハトの寝ている反対側で寝る権利は自分にある。
ピーチ姫の言葉にクッパは悔しそうに歯軋りをする。
そんなクッパを尻目にピーチ姫はマリオの隣へと移動した。
「だ・・・・・・だめなのだぁっ!」
「きゃっ?!」
マリオの隣に横になろうとするピーチ姫の姿を見て、クッパは思わずピーチ姫の事を強く押してしまう。
クッパに押されたことにより、ピーチ姫は近くに置いてあった道具に体を軽くぶつけてしまう。
ピーチ姫がぶつかったことによって道具たちは跳ね上げられてしまった。
「いたたた・・・・・・。もうっ、なにするの・・・・・・よ?」
「す、すまぬの・・・・・・だ?」
ピーチ姫は押されたことを不機嫌そうにクッパの方を見、ポカンとした様子でクッパの頭上を見た。
ピーチ姫の声にクッパはすまなさそうに謝るが、自身の頭の上にポフンとなにかが落ちてきたことによって、言葉が途切れる。
そしてクッパは自分の目の前になにか粉のようなものが降ってきていることに気づいた。
「ちょっ、クッパ?!息を止め─────」
「ふぇ・・・・・・?!・・・・・・すぅ」
クッパの頭の上に落ちたものを確認したピーチ姫はとっさにクッパに息を止めるように言うが、時すでに遅く、クッパは頭の上に落ちてきたキノコ、ネマッシュルームの胞子を吸い込んでしまった。
胞子を吸い込んでしまったクッパは気の抜けた声をあげると、眠っているマリオの上の辺りに倒れこんで眠ってしまった。
倒れこんで眠ってしまったクッパの姿にピーチ姫は思わず頭を抱える。
「もう、めちゃくちゃじゃない・・・・・・」
散らかってしまった道具を片付けながらピーチ姫はぼやく。
あわよくば程度にマリオの隣で寝ようかとは思ったが、クッパに押されるとは思いもしなかったのだ。
床に散らばってしまった道具を片付け、ベッドの近くにある小さなテーブルの上に置く。
「さてさて、改めて寝起きドッキリの準備を・・・・・・」
不意にピーチ姫の頭がくらりと揺れる。
先ほどまではなんともなかったはずなのに急な眠気がピーチ姫を襲う。
抗いがたい眠気にピーチ姫は思わずマリオの隣に倒れこむ。
「も、もしかして・・・・・・、知らないうちに私も胞子を吸っちゃっていた・・・・・・?」
そして、ピーチ姫の意識は夢の中へと旅立っていった。
これが、マリオの部屋でクッパ、ピーチ姫、ナハトの3人が寝ていた理由である。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
と、とりあえずルイージになんで写真を持っているのかを聞かないと・・・・・・
「マシロ、おまたせ」
あ、ルイージ!
「え、ど、どうしたの・・・・・・?」
さっきそこに落ちていた写真を見つけたんだけど・・・・・・
なんでルイージが私の写真を持ってるの・・・・・・?
「写真・・・・・・?あ”?!」
しかも今日着た服の写真・・・・・・
「いや、ちが、その・・・・・・て、テレサたちが勝手に・・・・・・?!」
え、あの子たちが?