スーパーマリオ イフストーリー (完結)   作:竜音(ドラオン)

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なぜだろう。
難聴系男子が倒せないを何回も聞いてしまう。


読みたいでしょ?
クッパ姫の力を


・萩原なつき(あねどきっ)




第227話

 

 

 マリオに肩を揺すられたクッパはゆっくりと目を開ける。

 ぼんやりとしながら目だけを動かし、周囲を軽く見渡した。

 

 ううん・・・・・・

 昨日、ワガハイは────ッ?!

 

 体を起こしながらクッパは眠る前のことを思い出そうとする。

 が、体を起こしている途中でマリオの存在に気づき、思わず固まってしまった。

 

 

「えっと、おはよう」

「お、おはようなのだ・・・・・・」

 

 

 揺れていたクッパの胸を見ていたことに対する気まずさを隠しながらマリオは言う。

 マリオの言葉に固まりながら答え、クッパは思考する。

 

 自分がどうしてマリオの泊まっている部屋で寝ていたのか。

 マリオが寝てから侵入したのでマリオは自分がいつ入ってきたのか、そしてなぜ侵入したのかを知らないのだ。

 

 視線をマリオから逸らしながらクッパはベッドから降りる。

 

 

「っと、先に2人も起こしちゃおう。クッパは先に顔を洗ってくると良いよ」

「う、うむ・・・・・・。分かったのだ」

 

 

 マリオに促されて、クッパは洗面所へと向かっていった。

 クッパが洗面所に向かったことを確認し、マリオは眠っている2人に視線を向ける。

 

 次はどっちを起こすべきか・・・・・・

 

 眠っているピーチ姫とナハトを見ながらマリオは考える。

 おそらくではあるが、2人とも普通に起きてはくれるだろう。

 だが、起きたあとにピーチ姫は寝ている最後の1人にドッキリを仕掛けそうだし、ナハトは何をするか予想がつかない。

 

 どちらを先に起こすべきかに悩み。

 マリオは頭を抱える。

 

 

「・・・・・・ナハトにしておこう」

 

 

 何をするか予想がつかないが、ほぼ確実にドッキリをしようとするピーチ姫よりは大人しくしてくれると思いたい。

 そう考えてマリオはナハトを先に起こすことに決めた。

 

 

「ナハト、ナハト・・・・・・。朝だよ」

「んぅ・・・・・・。マリオ・・・・・・」

 

 

 先ほどのクッパと同じようにナハトの肩を揺する。

 肩を揺すられたナハトは短く声をあげ、肩を揺する手を捕まえた。

 ナハトの突然の行動にマリオは反応が遅れてしまう。

 

 

「ちょっ、こらっ、起きるんだよ?!」

「マリオの手~・・・・・・」

 

 

 捕まえられた手から感じるふにふにとした柔らかな感触から逃れようと手を引くが、ナハトはガッチリと掴んでいるようで引き抜くことができない。

 どうやらナハトは寝ぼけているらしく、マリオの手を巻き込むようにして丸くなってしまった。

 

 

「ナハトーーッ?!?!」

「ん・・・・・・、うるさい・・・・・・」

 

 

 ナハトが丸くなったことによってマリオの手がさらに柔らかいものに包まれ、マリオは思わず叫んだ。

 近くで大きな声が聞こえたことによってナハトはパチリと目を開ける。

 まだ朝なので大きな声を出すつもりはなかったのだが、ナハトが目を覚ましたのであれば結果オーライと言えるのではないだろうか。

 

 

 

 

 

 




読了ありがとうございます。


・ルイージ邸観察日誌


 この部屋にあの子たちがいるんだよね。

 絶対に逃げられないようにしなきゃ・・・・・・。

 突撃ーーッ!!


「わっ?!?!」
「なになにっ?!」


 のんびりしてたみたいだけど盗撮してたことは分かってるんだからね!


「やっばー?!」
「ばれたー?!」


 ルイージからもらったお菓子も没収だよ!


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