スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
・・・・・・ボカロ学園とか面白いかなぁ。
萌えは過去と他人は変えられないが、未来と嗜好は変えられるんだ。
・火鳥真斗(あまんちゅ!)
・
マリオの腕にしがみつきながらナハトは目をぱちぱちとする。
どうやらナハト自身も予想外の状態だったようで、動揺している様子がうかがえた。
「・・・・・・マリオ?」
「ああ・・・・・・。とりあえず離してくれないか・・・・・・?」
ややぎこちなくマリオの名前をナハトは呼ぶ。
ナハトの言葉にマリオはなるべく腕に感じている感触を意識しないようにしながら腕を話すように頼んだ。
自分がマリオの腕にしがみついていることに気づいたナハトはマリオの言葉に従って腕から離れた。
「ふぅ・・・・・・。クッパは先に顔を洗いに行っているからナハトも行っておいで」
「分かった・・・・・・」
ナハトが腕から離れたことで精神的な余裕をある程度は取り戻せたマリオはクッパが先に洗面所に行っていることをナハトに伝える。
マリオに促され、ナハトはベッドから下りて洗面所へと向かって歩きだした。
これで寝ているのはピーチ姫だけとなった。
「・・・・・・まぁ、別に身構える必要はないよな?」
眠っているピーチ姫を見ながらマリオは呟く。
クッパとナハト、どちらも起こす際にちょっとしたことが起きたためにマリオは少しだけ警戒していた。
そしてマリオはピーチ姫の肩を揺する。
「ピーチ姫、朝だよ。起きてくれ」
「ん、もう・・・・・・あさ?」
マリオに揺すられ、ピーチ姫はゆっくりと目を開ける。
前日のキノコランドでの告白を受けたこともあり、ピーチ姫に対してマリオは少しだけ気まずく感じていた。
目を開けたピーチ姫はしばらくの間、目をぱちぱちとさせていたが、じょじょに頭がハッキリとしてきたのか、目を見開いて驚愕の表情を浮かべていく。
「朝?!」
「え、あ、ああ・・・・・・」
ガバリ、と身を起こし、ピーチ姫は大きく声をあげた。
いきなり体を跳ね起こしたピーチ姫に驚き、マリオは体を仰け反らせながら答える。
「嘘・・・・・・。しかも私が最後?!私の計画がぁ・・・・・・」
「やっぱりか・・・・・・」
頭を抱えて悔しそうにするピーチ姫の姿にマリオは頭が痛いとばかりに頭に手を当てて呟いた。
ピーチ姫の言葉からマリオはピーチ姫が何かしらのドッキリをするつもりだったことを確信し、呆れている。
「はぁ・・・・・・。クッパとナハトは洗面所にいるから、ピーチ姫も早く顔を洗ってきなよ?」
「ううぅ・・・・・・。はぁい・・・・・・」
呆れた様子のマリオにピーチ姫はじゃっかん凹みながら洗面所へと向かって歩いていった。
と、不意にマリオはあることに気づいた。
「・・・・・・あれ、3人とも着替えとか持ってきてないよな?」
そう。
ピーチ姫たちはマリオの部屋に来る際に着替えなどを持ってきてはいない。
とは言ってもここはピーチ城なので問題はないのだが。
マリオもそのこと思いだし、問題がなかったことに気がつくのだった。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
まったくもう。
勝手に私の写真を撮っちゃって・・・・・・
「お菓子返してー!」
「僕たちのー!」
ダメです!
ルイージ以外には渡してないよね?
「当たり前ー!」
「お菓子は正当な報酬ー!」
正当じゃありません!!