スーパーマリオ イフストーリー (完結)   作:竜音(ドラオン)

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告ラジオで読まれなかった・・・・・・
送って読まれないのは仕方がないのだけど、辛いなぁ・・・・・・


知ってるか?
萌えとは、神と同じものだというぜ。


・結城新十郎(UN-GO)




第230話

 

 

 扉の方を向かずにモゴモゴとしているマリオをクッパは見る。

 マリオが呼び止めたのだが、なかなかマリオは明確な言葉を発しない。

 聞こえてくるのは「あー・・・・・・」や「うー・・・・・・」といった言葉とは言えないものばかりだ。

 

 

「どうしたのだ?」

「う、うう・・・・・・。うぁあああああッ!!」

 

 

 呼び止めておいてなにも言わないマリオにクッパはやや焦れてきた。

 クッパも言葉にマリオは自身の頭をガシガシと掻き回しながら声をあげる。

 マリオがいきなり大きな声をあげたことにクッパは体をびくりと震わせた。

 

 

「クッパ。俺はピーチ城でみんなでお茶をしながら話すのも楽しいと思ったけど、お前と一緒にゲームをするのも楽しいと思ってるから」

「ふふ・・・・・・。そうか」

 

 

 ヘタレであるマリオの精一杯の言葉を受け、クッパは嬉しそうに微笑む。

 ピーチ城でのお茶会は全員でやっていることだが、クッパ城でのゲームはクッパとマリオだけでやっていること。

 自分とマリオの2人だけでのことを楽しいと思ってくれていることを嬉しく感じながらクッパは部屋を出るのだった。

 

 クッパのいなくなった部屋の中。

 マリオは顔を赤く染めながら頭を抱えてしゃがみこむ。

 

 マリオの頭の中は恥ずかしさで埋め尽くされている。

 しかし、クッパに自分の思っていることを伝えたことに後悔はない。

 顔を赤くしながらマリオは立ち上がり、自分の荷物を手に取って部屋を後にする。

 

 荷物を持ったマリオはピーチ城の入り口へと到着した。

 どうやらクッパは一足先に帰ったようで、窓から見えた少し遠くの空にクラウンが飛んでいるのが見える。

 

 

「あ、マリオさんもお帰りですか?」

「うん。短かったけど世話になったよ」

 

 

 マリオの姿に気づいた門番のキノピオが声をかけてくる。

 キノピオの言葉にマリオは頷いて答える。

 

 

「快適に過ごしていただけたならよかったです。それでは」

「こちらこそ。過ごしやすくて助かったよ。それじゃ」

 

 

 キノピオに軽く手をあげてマリオは自宅へと向かって歩きだす。

 歩いて帰っていくマリオの後ろ姿にキノピオは手を振り続けるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「帰ったら・・・・・・まずは換気かな。そのあとに書類とかの整理か」

 

 

 自宅へと続く道を歩きながらマリオは帰ってからやるべきことを考えていく。

 数日とはいえ閉めっきりにしていた家だ。

 多くはないだろうが、ほこりが貯まってしまっているだろう。

 それに同じ空気が停滞し続けてしまっていることも考えるとあまりよい環境とは言えない。

 そう考えたマリオは、家に着いたら最初に換気をすることを決めるのだった。

 

 

 

 




読了ありがとうございます。


・ルイージ邸観察日誌


 ううん・・・・・・

 ルイージの家と往復をしたからちょっと遅い時間になっちゃった。

 いまから行ったら真っ暗になっちゃうよね。

 ルイージの家に行って写真を見せてもらうのは明日にしよう。

 と り あ え ず !

 あなたたちは晩御飯はなしです!


「えー!」
「ブーブー!」


 ブーイングしてもダメ!


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