スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
読まなければ、見えない萌えがある。
だったら諦めずに読むだけだ。
・羽島伊月(妹さえいればいい)
・
ルイージの淹れてくれたお茶を飲み、マリオとルイージはホッと一息をつく。
ルイージが新しく手に入れたお茶は今までに飲んでいたものとは風味が違っており、今までとは違った美味しさがあった。
「そういえば話したいことがあるって言ってたよね。なにを話したかったの?」
「ああ・・・・・・、えっとだな・・・・・・」
お茶を飲んで落ち着いた空気になり、ルイージは先ほどマリオが言っていた話について尋ねる。
ルイージの言葉にマリオはモゴモゴと口を動かし、お茶を口に運んだ。
お茶を口に運んで喋るのを遅らせようとするマリオにルイージは首をかしげる。
「兄さん・・・・・・?」
「その・・・・・・なんだ・・・・・・人生相談・・・・・・的な?」
ジッと不思議そうに自分を見てくるルイージの言葉にマリオは顔を逸らしながら答える。
人生相談とはどう言うことなのか。
ルイージは顔を逸らしているマリオの言葉の続きを待つ。
「えっとな・・・・・・、し、知り合いの話なんだがな・・・・・・?」
「うん」
その話の切り出し方で本当に知り合いの話だとはルイージも思っていないが、特に話を遮ることはしない。
そんなルイージの様子に気づかぬままにマリオは話を続ける。
「その知り合いはな、自分が好きな女性のことを自覚したんだが、どんな風にして自分の思いを伝えたらいいか分からないんだ」
「そうなんだ」
マリオはお茶で舌を濡らしながら話す。
ルイージはそんなマリオの様子からマリオが緊張していることを察した。
ルイージ自身も理解はしているが、マリオとルイージは土壇場になると気後れすることが多々ある。
まぁ、土壇場に気後れすると言っても恋愛関連のみのことであり、こと戦闘に関しては抜群の決断力を見せるのだが。
「でも、思いを伝えるって言っても、普通に告白するしかないんじゃないかな?」
「そりゃあ・・・・・・、それは分かっているんだが・・・・・・」
ルイージの言葉にマリオは顔を逸らしてカップに口をつける。
マリオ自身もそれは頭では理解しているのだが、それを実際に行えるかと聞かれたらためらってしまうのだ。
とはいえ、提案しているルイージ自身もそのときが来たらちゃんと告白をできるかと聞かれたらソッと顔を逸らすのだろうが。
「あとは・・・・・・、なにか贈り物をするとか・・・・・・、デートに誘うとか?」
「ん・・・・・・、デートはできるか分からないけど、贈り物とかならできるかな・・・・・・?」
ルイージはさらに思い付いたことをマリオに教えていく。
マリオの好きな人が誰なのかは分かっていないので、具体的な案は出せないが、それでもマリオにとっては十分だろう。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
えっと、ルイージが渡された写真はこれで全部?
「うん。いきなりテレサたちが来て驚いたよ」
なるべくルイージは驚かせないように言っておいたんだけどね。
んっと、この写真は大丈夫。
これも・・・・・・一応、大丈夫。
あ”・・・・・・パンツが見えちゃってるやつ・・・・・・
「うん?なにか言った?」
ううん。
何でもないよ。
とりあえずこの写真は返してもらうね。