スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
それはクッパ姫よりも重いんですか!?
・下川嵓(海猿)
・
クッパ城の中に消えていったクリボーをルイージは待つ。
クリボーは自信満々に言っていたが、本当にクッパは協力をしてくれるのだろうか。
クッパがマリオたちとキノコランドに行ったのは知っているのだが、それでもルイージには不安があった。
「でも、クッパを頼るしかないんだよね・・・・・・」
届かなかった自分の言葉を悔しく思いながらルイージは呟く。
それからしばらくして、クリボーが嬉しそうな様子で戻ってきた。
「喜べ!クッパ様が会ってくれるってよ!」
「本当かい?!」
「おうよ。案内するからついてこいよ」
「うん」
クリボーの言葉にルイージは喜び半分、驚き半分に答える。
そしてクリボーの案内のもと、ルイージはクッパのいる所へと向かった。
クリボーに案内され、ルイージはクッパのいる玉座の間に到着した。
今までにも何度かマリオと一緒に来たことのあるこの部屋。
石造りのどこか重苦しさを感じる大部屋。
左右に石柱が立ち並ぶ部屋の奥。
今までであれば部屋の最奥にある豪華な作りの椅子にふんぞり返るようにクッパが座っていた。
しかし、いまルイージの目の前で椅子に座っているのは今までの記憶をすべて塗り替えてしまうような衝撃的な姿のクッパ。
「む、来たか」
「え・・・・・・?」
自分に対して話しかけてきたクッパの言葉にルイージはポカンとした表情で、間の抜けた返事を返した。
それほどまでに初めて見たクッパの姿に衝撃を受けていたのだ。
「なんだ、呆けて」
「あ、ご、ごめん。女性になったのは聞いていたけど初めて見たからビックリしてたんだ。本当にピーチ姫に似てるんだね・・・・・・」
呆けた表情のルイージにクッパは鼻を鳴らして尋ねる。
クッパの言葉にルイージは頭を下げ、初めてクッパのその姿を見たことを白状した。
ルイージの言葉にクッパは、そういえばこの姿になってからルイージには会っていなかったことを思い出した。
もしかしたら将来的には弟になるかもしれない相手に挨拶をしていなかったことに思い至り、クッパはしまったと言う表情を浮かべる。
「くぅ・・・・・・。それで?なんの用で来たのだ?マリオに関する悩みだとはクリボーから聞いたが」
「あ、うん。実は兄さんのことについてお願いしたいことがあるんだ」
ルイージへの挨拶を忘れていたことに対して悔しそうに小さく声を漏らしてから、クッパはルイージにクッパ城に来た理由を尋ねる。
大雑把な用件はクリボーから聞いてはいたのだが、それでも詳細な理由は分かっていない。
クッパの問いにルイージはクッパ城に来た理由を話し始めた。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
写真は暖炉で燃やしたし、これで問題はなくなったね。
う~ん・・・・・・
今日の予定がなくなっちゃった。
家の掃除も今のところ大丈夫だし。
お昼ご飯に手間をかける?
でも、晩御飯とかもあるんだから手間をかけすぎても大変だし。
なにか、趣味でも探してみようかな。